可笑しいことは神様に聞いてみよう
幕間と言うことで小話を一つ
ちなみに、サブタイトルは銀○風にしております
「あるぇ~?」
どうも、桜庭暮羽だ
昨日、戦争が終わったわけだが……
「核が爆発したのに何故こうも雑草と木が青々としてるんだ?」
都市跡地なんて、森になってるぞ?
どうして?何で?全く、訳が分からないよ
「それはワシが説明しよう」
後ろから男の声がする
おいおい、この声は……
「バ神!!?」
「こうして会うのは数ヵ月ぶりだな」
な、何でバ神が!!?
「いやぁ、お前が転生したこの世界が核に包まれただろう?」
「あぁ、何年かは引きこもる覚悟だったんだが」
「上の方で出来る限りはお主をサポートすることに決まったんだ」
バ神に上なんて居たんだな……って!
「何でお前のミスを上がサポートするんだ?」
「実はお主を殺してしまったのはワシではなく、ワシのさらに上の神だったんじゃ」
……なんじゃそれ…………
「ワシは汚れ役になっただけだ」
「さいですか……」
それで、そのサポートがこの自然復活か……
こんなに早く自然が復活して人類も復活したら……
「えーりん達が来るのはかなり遅くなるんじゃないか?」
「そこは神様パゥワーでちょちょいのちょいさ」
便利だな……神様パゥワー
だが、神様パゥワーに頼るのも今回だけだろう
「人間が次に生まれるのは数年後だ」
「そうなのか」
それまでは俺とソルとムーンとスイとフウとテンの六人だけか
「だが、一つだけ早めに人類を復活させる方法がある」
「どうやるんだ?」
出来れば早めに縄文時代までたどり着きたい
「お前と妖精が子供をつ「くたばれ。アームロック」いだだだだだだだだ!!!!」
俺はロリコンでは無い!!
それに、あいつらも俺と子供を作るなんて拒否するに決まってるだろうが!!
「川に落とされたときから夢だったんだよ。お前にアームロックを喰らわせるのがな」
「なになに!!?そのショボい夢!!」
ショボいとは何事だ。立派な復習という名の夢だ
このまま折ってやろうか?
「それ以上いけない!それ以上いけない!」
ふっ、それ以上いけないと言われるともっとやりたくなるな……
これがSの思考か?
ゆうかりんも人をいたぶるときはこんな気持ちなのか?
まぁ、このままやると変な場所に跳ばされそうだから離してやるか
「いたた……まぁ、ワシ達が今出来るのはここまでだ」
「ごくろうさん」
「ちなみに、伝え忘れてたが、転生させた時にお主を某不幸な高校生ヒーロー並みのフラグメイカーにしておいたぞ」
「なんだと!?」
フウがべったりしてたのはそのフラグのせいか!?
「くたばれ!アームロ「退散!!」あっ!貴様!!」
逃げやがった!!
次会ったときはチョークスリーパーを喰らわせてやる!!
そうなると、えーりんやソル達にもフラグが建ってるのか?
……駄目だ、暫く誰にも会いたくない
幽々子様に会ったら絶対に殺される……
永遠に冥界で住もうとか言われそう……
何人かヤンデレになりそう……
俺は幻想郷に住みたかっただけなんだよ!!!
……まぁいい。帰ろう
フラグなんて叩き折ってやるよ!!!
……憂鬱だ
暫く振りのバ神です
ちなみに、暮羽のアームロックは鬼の腕さえ折ることが出来ます
神と暮羽が普通に話せているのは暮羽の浮く程度の能力のお陰です