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ただ沈みたくて



人は許されて。


自分は許されない。


そんな場面が僕の人生では

度々訪れる。




「その言い方冷たいね」

「なんでそんな攻撃的なの?」



たまに奥さんにそんな事を言われるのだが



端的に言えば怒っているから。


悲しいから。



なんて返事をしていいか分からなくて出た言葉だから。


色々あるけど。

それを口にすれば言い訳だと言われる。



これが逆なら何のお咎めもない。

むしろ冷たいなどと言った僕の方が悪くなる。


僕が考えてる時に奥さんは

「何?」

と言葉をかけてくる。


例えば「どうした?」や「なーに?」

と変えるだけでも印象は違うだろう。


声のトーンは低め、顔は笑っているが

怒っていて急かしてるような印象な言い方。


これに焦ってしどろもどろしていると

大体次のパターンは

「はぁ?」だ。


日常的にこんな感じの人から

何故冷たいとか攻撃的だとか言われるのだろう。


これについて話した時、奥さんは

「私はあなたが思っているほど優しくないよ」

と言った。


優しくなかったらそれを人にしていい理由に

なるとは思えないが。

どうやら彼女の中ではそうらしい。


加えて僕は優しい人間だと言う。

つまり優しい人間の僕が

そんな言い方をするとは嫌なんだと。


優しい人間だと定義しているのはいつだって

まわりの人だ。


勝手に括っておいてそれはないだろう。

そもそも相手が嫌な気持ちになる

そんな言い方をしてはいけないなんて

保育園で先生に教えてもらってる事である。



学校で人生は平等だと習った。

そんな言葉は一切当てにならない。


例えパートナーでも。

対等になれるなんて事は絶対ないのだろう。


眠れない布団の中でいつも

眠る前に想像する。


暗くて温かい水

その水底で漂っている

水に沈んだ時に聞こえる

自分の脈打つ音や水のコポコポとした音

その全てに包まれてる事を想像して

ようやく眠りにつける。



この世の中で



僕が探しているものは



決して見つからないみたいだ。

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― 新着の感想 ―
平等というものは難しいものですよね。例えば普段やんちゃな子が普通のことをしてもすごいと言われたりするのはやはりしょうがないこともあるのでしょうが、理不尽ですよね。普段真面目に自分はやっているのに
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