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第3話・さらなる苦悩―ハーケンダイバー登場―

アンドロイド少女・マリオネットライター    第3話・さらなる苦悩


暗殺ジャンボロイド・ハーケン・ダイバー登場


DEATS・NIGHTはジャンボ・ロイドを使い破壊工作を行う組織だ。


だが、なぜ彼らがこのような行いをするのかなど、全て謎に包まれていたのだ。


ジェノサイド・シーザー「我々の秘密を知ったものは生かしてはおけない。


もし、秘密がばれた場合、大変な事が起きるに違いない。」


ハーケン・ダイバー「でも、


サンダー・フェイズたちが巨大化して暴れてるからもうばれてるんじゃない?」


少し背が小さいジャンボ・ロイド、ハーケン・ダイバーの言葉に、


ジェノサイド・シーザーは怒った。


ジェノサイド・シーザー「何を言うか!貴様、それでもジャンボ・ロイドか!?」


ハーケン・ダイバー「そうだよ。特に最強の。」


ハーケン・ダイバーは平気な表情であった。そこへ、包帯の男と佐野山が来た。


佐野山「おやおや、2人とも仲良しだな。別に君たちが巨大化して暴れても悪くないさ。


巨人が単に暴れている。人類はそれだけだと思っているさ。組織自身を知っちゃいないよ!」


包帯の男「SSP以外な・・・・。」


ハーケン・ダイバー「SSPだけじゃないよ。」


包帯の男「何?」


ハーケン・ダイバー「確か・・・秋田学園に通っている少年と・・・少女。」


包帯の男「・・・・・ふん。相変わらず鋭い・・・・・。」


ジェノサイド・シーザー「まるで・・・・・奇人だな・・・。」


その時、壁に付けている巨大なランプが輝いた。そこから総裁の声が発した。


DEATS・NIGHT総裁の声『諸君・・・・・。マリオネット・ライターについてはどうだ?』


佐野山「は。未だに我々に従わず、二人も我がジャンボ・ロイドを滅ぼしました。」


ジェノサイド・シーザー「それに、ハーケン・ダイバーより秋田学園の少年と少女が、


我々のブラック・アタッカーと遭遇しました。本来なら死亡ですが、奴らは今でも生きています。」


ハーケン・ダイバー「マリオネット・ライターが救出したと思われます。


彼女は、秋田町に潜んでいます。」


DEATS・NIGHT総裁の声『そうか。では、秋田町を徹底的に検索せよ。


そこに裏切り者がいるはずだ。』


秋田学園


光次郎は部活で、弓矢の練習をしていた。


梶「光次郎。」


光次郎「ん?何ですか。」


梶「こないだに事だけどさ。さぼってなかったか?」


光次郎「え?」


光次郎は梶が何を言ってるのかわからない感じである。


梶「え?じゃねーって!忘れたろ?」


光次郎「な・・・・なんの事?」


梶「11月29日。東京でジャンボ・ロイドが暴れた日。その日に部活がありました!」


梶は怒ってるように言っていた。


光次郎「でも・・・・その日は休みだって・・・!?」


そこへ、コーチの日向が来て・・・・。


日向「確かに休みだった。だが、それが中学生のみだった。梶、もう少し後輩に優しくしたまえ。」


日向はそう言い残し、他のところへ行った。


梶「お前のせいで俺が怒れたんだぞ?どうしてくれるんだよ・・・・!」


光次郎「だって・・・・。」


梶「だってじゃねぇよ!いつまでもそうやって赤ちゃん気取りすんのか?


俺は許さないからな・・・・・!!」


そして、下校時間・・・・光次郎は表情を強張りながら町を歩いてた・・・・・。


光次郎「くっそ!あのイケメン気取りめ・・・・!」


光次郎は前に捨てられている空き缶を蹴った。


しかし、その空き缶は誰かがキャッチした。


誰か「そりゃ!」


光次郎「あ、真奈美ちゃんか。」


空き缶を取ったのは真奈美だった。


真奈美「えへ。どう?私のキャッチは。もし、


私が男の子だったら野球のキャッチャーになれたなぁ。」


光次郎「そ・・・・そう・・・・。ごめん・・・・・。」


真奈美「謝る必要ないよ。そういえば今日は12月11日だったね。」


光次郎「12月か・・・・・もうこんなに過ぎたのか・・・・・・。」


真奈美「寒いよねぇ・・・・。もうすぐクリスマスだね。」


光次郎「うん。でも・・・・・。」


真奈美「そっか・・・・・光次郎くんは両親が失ってからパーティ誘ってもらってなかったね。」


光次郎「うん。でも、いいんだ。僕はその時、パソコンでチャットした事あるから。」



SSP第6分隊・司令室


SSP隊員の間にも、クリスマスで話題になっていた。


野沢「いよいよクリスマスの季節ねぇ。」


桜「はい。もし、よかったらパーティしたいですね!」


野沢「いいわね!やりましょうよ、みんなで。」


野沢と桜はクリスマスに浮かれるのに対し、清水は真剣にこう言う。


清水「しかし、もし組織が暗躍していたらどうする?他の分隊もそう考えていると思うぞ。」


野沢「もう、清水さんったらたまには明るくしましょうよ。パーティしたいし♪」


桜「そうですよ。戦いこそが我々の生きがいではないのですよ。」


清水「・・・・そうだな。」


春日「どうした?やけににぎやかじゃないか?」


清水「ええ。せっかくのクリスマスだからパーティがしたい・・・・・と。」


清水は少し笑った。春日もうれしそうだ。


春日「そうね。じゃあ、イブの日にパーティしましょうか。」


野沢「ほんとですか?わーいw」


野沢は喜んでいた。


桜「そうだ!理子ちゃんにも誘っておこっと♪」


清水「理子?ああ、第4分隊の隊員の花園理子か。」


桜「はい。理子ちゃんとは違う分隊でも、普段はとっても仲良しなんです。」


そこで、通信のサイレンが鳴った。


通信隊員「大変です!4-23市に謎の殺人事件が起こりました。」


野沢「えっ!?!?!?!?」


野沢は驚いた。そして、他の隊員たちも。


清水「クリスマスの前にとんでもない事が起きるとは・・・・・!」


通信隊員「警視庁の情報によると、犯人は中学生ぐらいの少女で、


手に異形な凶器が生えていると・・・・申しています。」


春日「そう・・・・・。諸君。再び事件が起きたわ!桜、清水、他5人は現場で行動。


野沢は通信隊員たちと一緒に連絡を担当。出動!!」


隊員たち「了解!!!」


清水「桜、アクターシックスに乗るわよ。」


桜「はい・・・・・!!」


アクター・シックスとはSSP第6分隊が使用する、輸送車である。


隊員たちを乗せることができるのはもちろん、武器だって多く収納できるのだ。


そして、SSP第6分隊、7人の隊員を乗せたアクター・シックスは現場へ向かった。



一方、光次郎は真奈美と別れて、家に帰っていた。


光次郎「ただいま。」


光次郎が玄関で靴を脱ぎ、廊下へあがると、前にあかりが笑顔でお迎えした。


あかり「おかえりなさいませ。ご主人様。」


光次郎「ご主人様?」


あかり「一度やってみたかったんです。メイドらしい・・・・ですか?」


光次郎「まあ・・・・そうだけど・・・・。」


あかり「はは。そうですか。ご飯は8時ごろにできるので、それまでお待ちください。」


光次郎「わかった。じゃあ、自分の部屋にいくよ。」


あかり「はい。」


光次郎は二階の自分の部屋に来て、パソコンをしていた。


光次郎「・・・・・・あの時、真奈美ちゃんは・・・・・。」


光次郎は帰りの途中の真奈美との会話を思い出していた。


真奈美(でも・・・一人だと寂しいよ・・・・。)


光次郎(でも、僕にはあかりっていうメイドがいるんだ。でも・・・・・。)


真奈美(そうだね。あかりさんがいるんだものね。・・・今度、2人で・・・・。)


光次郎(え?)


真奈美(あ、なんでもないよ!じゃあ、明日・・・・・いい事、話してあげる・・・・。


両親が失ったのは・・・・私と一緒だね・・・・そして、あの人も・・・・。)


光次郎(あ!待って・・・・!)


光次郎「・・・・真奈美ちゃん・・・なんか切なそうだった・・・・な・・・。


それより今、


ニコ動で話題の「ドナルドのカオスMAD集」を見てみよう。面白そうかも知れないし。」



真奈美の家


真奈美は自分の部屋にいた。しかし、彼女はベッドで横になりながら涙を流していた。


いつも明るい真奈美が悲しみの涙を・・・。一体、何があったのか。


真奈美「う・・・・ぐすっ・・・・・ううっ・・・・。父さん・・・・母さん・・・・・。」


真奈美の家はどの部屋でも普通とは変わりないが、両親はいない。


真奈美には両親がいなかったのだ。なぜって?答えは彼女の過去へ・・・・。



真奈美の過去


真奈美はまだ中学1年生の頃であった。その日は、父、母と一緒に遊園地に来た。


真奈美「ねえ、父さん。次、あそこに乗りたい!」


真奈美の父「ああ。ジェット・コースターか。でも、いいのか?


小学生の頃、怖くて乗るのがいやで泣いてたじゃないか?」


真奈美の母「いいですわよ。真奈美はもう中学生なのですよ。


さあ、真奈美、遠慮なくお乗り。ほら、父さんも。」


真奈美「うん!あの頃のトラウマを乗り越えにいってきま~す。」


真奈美の父「はは。随分と元気だな。」


真奈美は父と一緒にジェットコースターに乗っていた。とても楽しかったそうだ。


他にも様々なアトラクションを家族で楽しんだ。そんな楽しい出来事が過ぎ去り・・・・・。


真奈美の父「・・・もうすぐ夜だな・・・・。」


真奈美の母「他の人たちが帰っていくわ。そろそろ私たちも。」


真奈美「あー・・・面白かった。またいこうね!」


真奈美たちは遊園地から帰るべく駐車場へ歩いた。そして、その先に悲劇が・・・・・。


真奈美「・・・・・ん?」


真奈美は左の方向を見てみると、怪しい人たちが遊園地内を歩いている事を見かけた。


真奈美の母「どうしたの?真奈美?」


真奈美「怪しい人がいたの・・・・。」


真奈美の父「そうか・・・・。何かされぬように早く帰らねば・・・・。」


「うわぁぁぁぁぁ!!!!」


真奈美たち「・・・・!!?」


真奈美たちは後ろから男の悲鳴が聞こえた。真奈美は後ろの方に向いて走った。


その先には悲鳴をあげた男が倒れていた。それも胴体が切断された無残な姿で・・・・・。


真奈美「どうしたんですか!?」


男「うう・・・・・きを・・・つけろ・・・・・。


デ・・・・デス・・・・・ナイ・・ト・・・・デスナイト・・・・――――。」


男はそう言って、息を引き取った。男は死んでしまった・・・・・。


真奈美「デス・・・・ナイト・・・?くっ・・・・・!!」


真奈美は走った。


真奈美の母「どこいくの?真奈美!」


真奈美の父「そこは駐車場じゃないぞ!!」


真奈美「あの怪しい人たちが・・・・・・!!」


真奈美は怪しい人たちを追っていた。そして、彼女の前に怪しい人が!


真奈美「!!あなたたちは・・・・!!」


怪しい人「貴様・・・・何者だ・・・!?」


真奈美「まさか・・・・あなたたちがデスナイト!?」


怪しい人「ナニィ!?貴様・・・なぜ知っている?」


真奈美「知るわけないでしょ!!?あなたたちが殺した人がそう言って・・・・!」


怪しい人「ふん・・・・では、お前も死んでもらうとしよう・・・・!」


そう言うと、怪しい人は全身を包んでいる布状のベールを脱いだ。


すると、怪しい人は忍者のような服を着た少女になった。


真奈美「・・・!?忍者!?それに女の子・・・・?」


忍者のような少女「この遊園地を舞台に私の力を試そうとしたが・・・・・・。


貴様はそれを見た・・・・死ね。」


そういって少女は刀を出し、真奈美に斬りかかる。


真奈美(・・・・・!速い!間に合わない・・・・・!!!)


その時!   ズバババアァァァッ


真奈美「・・・・・・・・!!!!」


真奈美の前には自分を庇った父と母が切り落とされたという恐るべし場面だった。


真奈美「とうさん・・・・・かあさん・・・・・?」


それを見た真奈美は物凄い表情で驚く。両親は口から血を吐いた。


真奈美の父「ま・・・・・まなみ・・・・だい・・・じょうぶ・・か。」


真奈美の母「よかっ・・・た・・・・ぶじ・・・で・・・・・・。」


忍者のような少女「ちっ・・・・・・!邪魔が入ったか・・・・・。」


真奈美「父さん・・・母さん・・・・・まさか・・・・・私に付いてきて・・・・・。


私が襲われる時に・・・・・守ってくれたの・・・・・・こんな・・・・私を・・・・・・。」


真奈美の目には涙が溢れた。真奈美の両親は真奈美に笑みを見せ、倒れた。


真奈美「!!父さん!母さん!起きて!起きてってば!!!」


忍者のような少女「無駄だ・・・・・。私はソニック・キャリバー。


お前の親は私の刀によって死んでしまったよ・・・・・。」


真奈美「死んだ・・・・・・・う・・・・うわああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


真奈美は泣き叫んだ。真奈美の両親はもう死んでいるからだ・・・・・。


ソニック・キャリバー「さて・・・・・・・。」


ソニック・キャリバーは真奈美に刀を向ける。


真奈美「・・・・・!!」


真奈美はソニック・キャリバーを睨んだ。


ソニック・キャリバー「両親を殺したのが憎いか。だが、お前は無力。」


真奈美はそれを聞いてカッとなりソニック・キャリバーを殴ろうとするが、


ソニック・キャリバーがその前に真奈美を首を思いっきり掴む。


真奈美「きゃっ!」


ソニック・キャリバーは真奈美の首を掴んでるまま走り、彼女を自販機にぶつけた。


ソニック・キャリバー「お前にチャンスをやろう・・・・・。」


ソニック・キャリバーはそう言いながら、真奈美の胸に刀を寄せた。


真奈美「うう・・・・・。私をどうする気なの・・・・?」


ソニック・キャリバー「我々はDEATS・NIGHT。この世界の裏で暗躍する組織だ。」


真奈美「なんで・・・・・そんな事するの・・・・?」


ソニック・キャリバー「ふん!話してもいいが、その後どうするのだ・・・・?


どうせ、世間に知らせるんだろう!!」


ソニック・キャリバーは真奈美の首を絞めた。


真奈美「うっ!うあぁっ!!」


ソニック・キャリバー「苦しいか?死にたくないか?」


真奈美「し・・・・死にたくない・・・・・・・。」


ソニック・キャリバー「では、条件だ。私が組織の事を離すのでそれを秘密にして欲しい。


いいね?もし、誰一人にもばらした場合。貴様を殺す!」



そして、現在・・・・・真奈美はそれを思い出し、泣き崩れていた。


真奈美「・・・・光次郎くん・・・・・。」



4-23市。深夜の町並みを桜と清水たちが偵察していた。


桜「・・・・!!」


桜たちの前にハーケン・ダイバーと包帯の男が現れた。


ハーケン・ダイバー「ごきげんよう。SSP諸君。確か、第6分隊だって?」


桜「この事件を起こしたのはあなたたち!?」


包帯の男「そうだ。せっかくだ。相手をしてやろうかね?」


ハーケン・ダイバー「あ、この包帯のおじさんは獄道っていうの。」


そう。包帯の男の名は極道で、ハーケンダイバーのマスタだったのだ。


獄道「ハーケン・ダイバーは俺のジャンボ・ロイドだ。こいつは恐ろしい戦力をもってな。」


清水「おのれ!総員、構え!!ジャンボ・ロイドを撃て!!!」


桜たち「了解!!!」  ガチャ ガチャ


隊員たちはサイレント・ガンでハーケン・ダイバーを撃った。しかし、彼女は突然消えた。


桜「消えた!?」


清水「・・・・!みんな!後ろ!!」


ハーケン・ダイバーは隊員たちの後ろにいた。


桜「いつの間に!!」


ハーケン・ダイバー「一つ言うけど、ジャンプはしてないよ。」


清水「くっ・・・・・・!!」


獄道「と、いうわけで・・・・・いくぞぉ!!!」


獄道は包丁で隊員たちに襲い掛かる。


桜「あ!くっ・・・・・!!」  ガキィィン


桜は携帯ナイフで獄道の包丁を防いだ。


SSP隊員は接近戦で、携帯ナイフを使う時もあるのだ。


獄道「むん!ぬあぁぁぁっ!!」


桜「くっ!えぃっ!!」


キン キン  獄道と桜は自分の刃物同士で戦っていた。


清水「撃て!!」  ズギュンズギュン


隊員たちはハーケン・ダイバーを射撃。


しかし、ハーケン・ダイバーは右手でそれをはじき返している。


ハーケン・ダイバー「ふっ!えぃっ!はっ!」


清水「あいつ・・・・!右手を刃物に変えていたのか!?」


獄道「えぃやああぁぁぁぁぁ!!!!」   ガキィィィィン


桜「きゃああぁぁぁぁぁっ!!!」


獄道は包丁で桜のナイフを弾き飛ばした。桜はひるんだ。


獄道「うむ・・・・・もう、いいだろう。」


ハーケン・ダイバー「そうだね。」


ハーケン・ダイバーは突然、液体となって、どこかへ消えた。


獄道もどこかへ消えていった。


桜「つ・・・・・強い・・・・。」


清水「・・・基地に戻って、隊長に報告しよう・・・・・。」



翌日・・・・・・高町邸。


あかり「おはようございます。光次郎さん。食事が置いております。」


光次郎「ああ・・・・ありがとう・・・・・。」


光次郎はイスに座り、テーブルに置いてあるはしを取った。


光次郎「・・・いただきます。」


あかり「はい。」


光次郎は朝食を食べていた。


光次郎「・・・・ごちそうさまでした。」


あかり「はい。おいしかったですか?」


光次郎「ああ。特にパンがね。」


光次郎は学校へ行く準備をしていた。


光次郎「いってきます!」


あかり「いってらっしゃいませ。」



松村邸


真奈美はバスルームで顔を洗っていた。


真奈美「・・・ふう。」


洗い終わって制服に着替えた真奈美の前に獄道が現れた。


獄道「準備は済んだか。」


真奈美「・・・・はい・・・・。」


真奈美は表情を強張っていた。


獄道「あの時の約束、忘れてはなかろうな。」


真奈美「わ・・・・忘れてません!忘れては・・・・。」


獄道「もし、約束を破った場合。貴様を殺す。」


真奈美「はい・・・・・・。あれから毎日、あなたは身寄りのない私の面倒を見てくれました。


あなたの作った食事もいただいて・・・・そのせめてのお礼で・・・・。


では、いってきます。」


真奈美は自宅から出て、学校へ行った。



校舎の前で真奈美はさびしく歩いていた。周りには学生たちがいっぱいいるのに、


真奈美は一人のつもりで寂しい気持ちだった。その時・・・・桜の声が耳に入った。


桜「おはよーう!」


真奈美「あ。桜ちゃん、おはよう。」


真奈美はさっきまで暗い顔だったが、桜の前ではとびっきりの笑顔だった。


桜「今日は12日ね。クリスマス会が待ち遠しいなぁ。」


真奈美「ほんと。楽しみにしてるわ。」


そこへ、光次郎が2人に声をかけてきた。


光次郎「おはよう。みんな。」


真奈美「おはよう。光次郎くん。」


桜「おはよう。」


3人は仲良く校舎に入った。



一方、真奈美の家では・・・?


ハーケン・ダイバー「ねえ。マスター。」


獄道「なんだ?」


ハーケン・ダイバー「あの真奈美って子、いつ殺す?」


獄道「そうだな・・・・・。では、彼女が我々の秘密をあの少年に話したらな。」


ハーケン・ダイバー「ふーん。じゃあ、彼女がずっと話さなかったら?」


獄道「その事は支部長の決定に任せる。


もし、今すぐ殺せ!と命令されたらその場で命を喰いちぎるとしよう・・・・。」


ハーケン・ダイバー「へぇ。私は今すぐ殺したい気分だけど。体中をバラバラにしたいな。


あの娘の・・・・・!」


ハーケン・ダイバーはそう言いながら自分の右手の爪を鋭くした。



秋田学園


廊下では、光次郎と真奈美が一緒に歩いていた。


真奈美「ねえ。光次郎くん。」


光次郎「?なんだい。」


真奈美「あの・・・・・今日・・・・・・。2人で・・・・。」


光次郎「2人で・・・・?」


真奈美は光次郎の耳に自分の口を近づけて・・・・。」


真奈美「クリスマス・パーティ・・・しない?今日・・・・2人で・・・・・・。」


光次郎「え・・・・?」


真奈美は光次郎から離れた。


真奈美「場所は・・・・・私の家ね。」


光次郎「真奈美ちゃんの・・・家に・・・・・。」


真奈美「そっか・・・・・光次郎くんは私の家・・・行ってなかったんだね。


じゃぁ、地図あげるわ。」


真奈美は光次郎にメモを渡した。


真奈美「じゃぁ・・・・・。」


真奈美は光次郎から離れ、どこかへ行った。


光次郎はそれを見て、ポカンとした。そんな彼の後ろに聡子が声をかけてきた。


聡子「相変わらずにくいわね、真奈美ちゃんは。」


光次郎「!!さ・・・・聡子さん・・・・。」


光次郎は驚いて、後ろを向く。すると、聡子の仕業だったため、少し落ち着いた。


光次郎「な・・・・なんですか?」


聡子「あの娘・・・・・かわいそうね。」


光次郎「え?でも、真奈美ちゃん、元気に笑ってましたよ?」


聡子「表ではそうかもしれないわ。


でも、裏では、もっとも切なく寂しい気持ちで満ちているわ・・・・。」


光次郎「裏では・・・・?」


聡子「あの娘は・・・・あなたと似ていたわ・・・・。」


光次郎「・・・そうですか・・・・。でも・・・なんで?」


聡子「・・・・・・それは彼女自身に聞くべきね。もうすぐ体育の時間ね。


早くお行き。ただし、この事は、彼女に内緒ね。」


光次郎「・・・・・・はい。」


体育館では、クラスごとにチームが分けられ、それによるバレーの試合があった。


まず、光次郎たち1組と3組の戦いだ。


桜「はあああぁぁぁぁ!!」


桜はボールを叩く、それによって、ボールは3組側の方へ。


生徒「させるかぁ!!とぅ!」


3組の生徒がそのボールをはじき返す。ボールは1組の方へ。


光次郎「とああぁぁ!!」


光次郎がボールを弾き飛ばす。しかし、うまく飛ばせなかった。


光次郎「しまった!!ネットにぶつかる!?」


真奈美「せぃやああぁぁ!!」


真奈美がネットの前に急ぎ、ボールを叩き上げる。


ボールはネットにあたらず、空中に上がった。


真奈美「・・・ええぃっ!!!」


真奈美はジャンプし、ボールを叩き落す。


すると、ボールは3組側に落ちる。


生徒たち「しまった!!」  「なんて早いんだ!?」  「負けたか・・・・・・。」


そこへ、先生が笛を鳴った。


先生「試合終了。1組の勝ちだ!」


桜「やったぁぁぁぁ!!」


桜は喜んでいた。


真奈美「やった!やったよ、光次郎くん。」


ここでは普通喜ぶところが、光次郎だけ何故か暗かった。


光次郎「・・・・ごめん。」


真奈美「え?」


光次郎「僕がミスったせいで。」


真奈美「光次郎くんはミスってないよ。なかなか頑張ったよ。」


光次郎「そう・・・・・ありがとう・・・・・・。」


どうやら、光次郎は自分のミスで迷惑かけたと思っていたそうだ。


だが、真奈美はそれを許したために、少しだけ安心した。



そして、夕日に・・・・光次郎は部活を終えて、家に帰ろうとする。


光次郎「・・・・・そうだ。真奈美の地図を見てみよう。」


光次郎はポケットからメモを取り出した。


光次郎「・・・・・・・ん?」


光次郎が読んでいるメモに時間が書かれてあった。


光次郎「約束の時間か・・・・・確か、21時・・ちょうどか。


でも・・・・なんでこんな遅い時間に・・・。


でも、いっか。とりあえず午後9時にいくんだな。」



SSP・第6分隊基地


野沢「じゃぁぁぁ~んw」


野沢はみんなに多彩なクリスマスグッズを見せた。


清水「こんなに・・・・・。いいのか本当に。」


野沢「だって、パーティの準備してたんだも~ん。」


桜「その間に、あの包帯の男と、ハーケン・ダイバーとやらが・・・・。」


清水「うむ。そうだな・・・・。」


野沢「あの連中は、ほんとうに強かったんですか。」


清水「ええ。手が剣になったり、体中が液体となり消えていった・・・・。」


野沢「・・・・・そうだ!あの巨人の力を借りてはどうでしょう?」


桜「あの巨人?ああ、マリオネット・ライターですね。」


清水「だが、彼女はまだ、味方とは限らない。十分油断できないぞ。」



一方、光次郎は自分の家に帰った。


光次郎「ただいま。」


あかり「おかえりなさいませ。光次郎さん。」


光次郎は自分の部屋でパソコンをしていた。相変わらずニコ動を楽しんでいるらしい。


光次郎「・・・・ん?」


光次郎は時計を見た。今、20時30分である。


光次郎「あと・・・・・半か・・・・。そうだ!念のため、一応早くいくか。」


光次郎は部屋から出て、1階へ降りた。


光次郎(たしか・・・・地図では、何も持ってこなくていいって書いてあったよな・・・?)


そこへ、あかりが声をかけてきた。


あかり「お食事ができました。」


光次郎「え?ご飯!?」


あかり「・・・・?何か・・・ありました?」


光次郎(どうする・・・・・?あかりさん、ご飯つくったけど・・・・。時間、間に合うかな?


いや、あと30分だし・・・・・・。あかりさん・・・・怒るかな・・・・・?)


光次郎は迷っていた。


光次郎「あかりさん・・・・・・。」


あかり「?」


光次郎「悪いけど・・・・・これから真奈美ちゃんの家にいかなきゃいけないんだ。


理由は・・・・言えないけど・・・・・。」


あかり「・・・・・・良いですよ。」


あかりは笑顔で答えた。光次郎が嘘をついている事を気づかずに・・・。


光次郎「ご・・・・・ごめん・・・・。すぐに帰ってくるから!」


あかり「いってらっしゃいませ。ご飯は・・・・・そのままにしてあげますね。」


光次郎「・・・・・ありがとう。いってきます。」



松村邸


真奈美は自分の部屋にクリスマスツリーをはじめとする様々なクリスマスグッズを飾っていた。


真奈美「獄道さんに買ってもらった物だけど・・・・・勝手に使わせていただくわ。


光次郎くんと・・・一緒になりたいもん・・・・。」


真奈美が呟いているとこに、突然、ドアが開いた。


真奈美「・・・!?」


真奈美は開いたドアを見た。しかし、誰もいない?


真奈美「獄道さんじゃない・・・・?誰もいないのに・・・・ドアが開くなんて・・・。あ!」


真奈美は下の方を見た。そこに・・・・・青い液体があった。


真奈美「ま・・・まさか・・・・・!?」


青い液体はぬるぬると怪しくゆっくりと真奈美に迫ってゆく。


真奈美「あ・・・ああ・・・・・!!」


真奈美は怯えて、液体から遠ざかっていく。そして、液体は突然、姿を変えてゆく。


そして、除々にゆっくり変わっていき、色も変わり、少女の姿となった。


真奈美「ハ・・・・ハーケン・ダイバー。」


ハーケン・ダイバー「へぇ。覚えていたんだ。じゃあ、私が液体の時に怯えてたのは何故?」


真奈美「し・・・知らない!あなたこそ、何しに来たの?」


ハーケン・ダイバー「別に?ただあなたに会って質問しようと思って・・・・。」


ハーケン・ダイバーは真奈美に近づいた。


真奈美「し・・・・質問?」


ハーケン・ダイバー「光次郎って人、ここに来るでしょ?」


真奈美「え・・・・?きゃっ!?」


ハーケン・ダイバーは真奈美を押し倒した。


ハーケン・ダイバー「私、知ってるよ。あなた、彼をここに誘って、


私たちの真実、伝えようとしてるでしょう?」


真奈美「ち・・・・違う・・・・。私は・・・・・。」


ハーケン・ダイバー「ふぅん。本当は?」


真奈美「こ・・・・答えたくない!!」


ハーケン・ダイバー「じゃあ。ここはどうかな?」


ハーケン・ダイバーはそう言うと真奈美の胸の膨らみに触れた。


真奈美「ひゃっ!?」


ハーケン・ダイバー「触っただけで感じるんだ?それより、君、


もしかして彼の事、好きでしょ?」


真奈美「す・・・・好き・・・だけ・・・・ど・・・・・。」


真奈美は胸を触られて、頬が赤くなり、声に力が抜けている。


ハーケン・ダイバー「ふーん。それで・・・・・?」


真奈美「そ・・・・それだけ・・・・!」


ハーケン・ダイバー「でも、この胸からなんか聞こえてくるよ・・・・・。」


ハーケン・ダイバーが触れている胸からトクントクンと鼓動が聞こえてくる。


真奈美「う・・・ん・・・・・。」


真奈美はずっと胸に触れられているため、少しずつ気持ちよくなってくる。


ハーケン・ダイバー「私にはわかるんだよ。人の隠れた気持ちが。


ほら、あなたの胸の中から気持ちが・・・・。」


そう言うとハーケン・ダイバーは真奈美の胸を撫で回した。


真奈美「いっ!いやああぁぁぁ!!」


真奈美は胸を撫でられ、感じ始める。


ハーケン・ダイバー「ほら・・・・・あなた、光次郎が好きだよね。


でも、それは辛い気持ちを隠すために利用しただけ。


そして、パーティは真っ赤な嘘。あなたは・・・私たちの事を彼に・・・・・・。」


真奈美「やめて!やめ・・・ああっ!!!」


真奈美が叫んでる途中に、ハーケン・ダイバーが彼女の胸を強く握った。


ハーケン・ダイバー「静かになさい・・・・・。」


真奈美「い、いや・・・・!やめて・・・よ・・・・。」


ハーケン・ダイバー「もうすぐ彼が来るわ。その前に、私があなたと遊んであげる。」


ハーケン・ダイバーは真奈美の胸を嬲っていた手を放し、今度は服を脱がし始めた。


真奈美「い・・・・いやぁ・・・・・。」


一方、光次郎は真奈美の家の前に到着した。


光次郎「よし・・・・・。ちょうど9時になったな。」


光次郎は家のチャイムを押した。


ピンポ――――ン


部屋にチャイムが鳴った。それを聞いたハーケン・ダイバーは・・・・。


ハーケン・ダイバー「ちっ・・・・・!来たか・・・・・・。」


真奈美「こ・・・・光次郎・・・・くん・・・・・・。」


ハーケン・ダイバー「よかったわね。彼が来てくれて。じゃあ、私は基地に戻る。


このくらだないパーティを一緒に楽しむといいわ・・・・・。」


ハーケン・ダイバーは液体となり真奈美のもとから消えた。


光次郎「入るよぉ~。」


光次郎はドアを開けて、玄関に来た。そして、真奈美の部屋へ。


真奈美(こ・・・光次郎くん・・・・・。来てくれたんだ・・・・・・。)


光次郎「おじゃまします。」


光次郎は真奈美の部屋に入った。真奈美は笑顔で答える。


真奈美「こ・・・・こんばんわ。光次郎くん。」


光次郎「・・・!!真奈美ちゃん、その姿は!?」


真奈美はハーケン・ダイバーに服を脱がされていたため、胸部に白いブラが露出していた。


真奈美「あ・・・////」


真奈美は急いで服を着た。


光次郎「な・・・・何か・・・あったの・・・・?」


真奈美「あ・・あはははは。私ね、実は変態さんなの。だから自分で服脱いだのよ。」


光次郎「そ・・・・そう・・・・・・。」


真奈美「じゃ、せっかくだけど、早すぎたクリスマスパーティ、やろうか・・・・。」


光次郎「うん。・・・・・。」


一方、ハーケン・ダイバーは獄道と一緒に夜の道路を歩いていた。


獄道「なに?真奈美が高町光次郎と一緒にパーティだと。」


ハーケン・ダイバー「うん。最悪な場合、我々の秘密がバレるかもね。」


獄道「ぬうう・・・・!む!!」


真奈美が光次郎とパーティする事を気に入らない極道。


獄道たちの前にパトロールをしていたSSPの第5分隊員が来た。


隊員A「あ!DEATS・NIGHTの連中だ!!」


隊員B「撃て!撃ちまくれ!!!」


隊員たちは獄道たちを撃ち始めた。


ハーケン・ダイバー「ふん!!」


ハーケン・ダイバーは手を刃物に変え、弾をはじき返した。  ピピピピピピピ


獄道「む?通信機が鳴っている。こちら獄道!」


獄道は通信機を使った。そこから佐野山の声が。


佐野山『SSPの第5、6、3分隊が君たちを倒すために君たちのいる町にうろついている。


ハーケン・ダイバーにジャンボ・アップさせて、それらを一双したまえ。』


獄道「了解・・・・・・!!ハーケン・ダイバー!ジャンボ・アップしろ!!」


ハーケン・ダイバー「わかった。」


桜たち第6分隊は夜の町を歩いていた。他の分隊は別の場所で行動していた。


桜「随分と不気味ですね・・・!」


清水「油断できないわ・・・・。みんな!あの極道とジャンボ・ロイドを探すわよ!」


隊員たち「了解!!」


ドカアアアァァァァァァァン


町のどこかで突然、爆発が起こり、そこから


衣装も変えて、巨大な姿となったハーケン・ダイバーが出現した。


野沢「・・・・・!?向こうから爆発音が・・・!?」


野沢が向かった方向を隊員たちも向いた。そこには巨大な少女の姿があった。


清水「ハーケン・ダイバー!!!」


ハーケン・ダイバー「ハゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・。」


ハーケン・ダイバーはどこか可愛らしそうな声で鳴いていた。


桜「・・・・!?敵が民家を踏み潰しながら歩いている・・・・!」


一方、極道は巨大化して暴れているハーケン・ダイバーを見上げて・・・・。


極道「うむ・・・・・。では、俺様は戻るとしよう。」


桜「・・・・・・!?」


桜は後ろを向いた。そこには極道がいた。


桜「極道!?・・・・・・しかし、


ジャンボ・ロイドがいては・・・・・!よし、私がやっつけてやる!!」


桜は極道に気づかれぬように追跡した。



松村邸


真奈美と光次郎は一緒にコタツに入った。二人は台に置いてあるジュースを手に持った。


真ん中に置いてる小さなクリスマスツリーのあちこちにあるライトが輝いている。


光次郎&真奈美「乾杯!」


光次郎と真奈美は隣にいるので、そのままジュースとジュースを当てた。


二人はジュースを飲んだり、ケーキやチキンなどの食事も食べていた。


真奈美「おいしい?私が作ったの。」


光次郎「うん。ところで・・・・なんでクリスマスの日じゃないのにパーティするの?」


真奈美「だって・・・・・・。これが・・・・最後になりそうだから・・・・・。」


光次郎「最後・・・・・?」


真奈美「私ね・・・・・もう・・・光次郎くんと一緒にいられないの・・・。」


光次郎「え?」


真奈美は辛そうに笑った。光次郎はとてつもない辛そうな顔をした。


光次郎「あ・・・・。それにしても真奈美ちゃんの部屋、後でいってもいい?」


真奈美「うん。いいよ。・・・・・光次郎くん。」


光次郎「ん?」


真奈美「私も・・・・実は、家族もう死んだの。」


光次郎「え・・・・!?」


真奈美「あなたも・・・私も・・・・おそろいだよ。でも、私・・・・・わたし・・・・・。」


真奈美は光次郎を見つめて、涙が溢れた。


真奈美「う・・・うああああぁぁぁぁぁ!!!」


真奈美は泣き叫んで光次郎に抱きついた。


光次郎「ま・・・真奈美・・・・ちゃん・・・・・。」


真奈美「ごめんなさい!私、絶望したの・・・・でも、あなたがその仲間だったから・・・・。


でも、私、そんなあなたが好き・・・・・。」


光次郎「真奈美・・・ちゃん・・・・・・!」


光次郎も涙を流した。そして、泣きながら真奈美と抱き合った。


光次郎「ありがとう・・・・・・。でも、ごめん・・・・・。


僕も・・・・僕がずっと一人だったから・・・・・。」


真奈美「私も・・・・・・。ありがとう・・・・・・・。」



一方、SSPの分隊は各部隊、それぞれの武器でハーケン・ダイバーを攻撃した。


バババババ ビビィ ズギュッズギュ  ドカァァン ドドン


清水「奴を撃ちまくるのよ!!!」


ハーケン・ダイバー「ハゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・。」


ハーケン・ダイバーは左手を銃のような武器に変形した。


ズドドドドドドドド   ドカァァ ズガァァァァァァン


ハーケン・ダイバーは左手の銃から青白い火の玉を連射し、


SSP隊員や町を攻撃した。隊員はなんとか回避できたが、町の被害が大きくなりつつある。


ハーケン・ダイバー「おかしいなぁ・・・・・・。


裏切り者のマリオネット・ライターはどこにいるの?」


ハーケン・ダイバーはそう言って暴れまわった。


そこへ、あかりがそんなハーケン・ダイバーに向かって走った。


あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!」


あかりは光とともにマリオネット・ライターに巨大変身した。


マリオネット・ライター「むん!」


ハーケン・ダイバー「ハゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・。」


清水「まただ!マリオネット・ライターが・・・・・。」


野沢「来てくれたのね!」


マリオネット・ライター「てぃっ・・・・・!」


マリオネット・ライターはハーケン・ダイバーにチョップを打ち、次は膝打ちを決める。


ハーケン・ダイバー「・・・・・・!・・・・・・!!」


ハーケン・ダイバーはマリオネット・ライターの腹を蹴る。マリオネット・ライターはひるんだ。


マリオネット・ライター「うあ・・・・!」


ハーケン・ダイバー「ハゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・。」   ズバシュウゥゥッ


ハーケン・ダイバーは右手の刃物でマリオネット・ライターを素早く斬りつけた。


マリオネット・ライター「きゃああぁぁぁ!!!」


ハーケン・ダイバーは鳴き声をあげながら続いて、左手の銃で攻撃した。


マリオネット・ライター「く!やああああぁぁぁぁぁ!!!」


マリオネット・ライターは空高くジャンプした。銃から発射した火の玉は避けられた。


マリオネット・ライター「ライター・キック!!!」


ハーケン・ダイバー「ハゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・。」


ハーケン・ダイバーはいきなり青い液体となり、地面に消えた。


それによってマリオネット・ライターの飛び蹴りが避けられた。


マリオネット・ライター「む!敵は液体にもなれるなんて・・・・!一体どこへ・・・・?」



松村邸


光次郎と真奈美に案内され、彼女の部屋にいた。


光次郎は真奈美の部屋にあるパソコンを見ていた。


光次郎「へえ・・・・・擬人化カービィをはじめ、CCさくら、コードギアス、フルムーンまで・・・・・・。」


真奈美「私のサイト、面白いでしょ?」


光次郎「うん。いろんなイラストがあるなんて。真奈美ちゃんって絵がうまいね。」


真奈美「うん。一応・・・・・。」


家の入り口では、極道が歩いていた。その後ろのは桜がひそかに追跡していた。


桜「ここが・・・・・極道の家・・・・?普通の民家に見えるけど・・・・・。」


極道はそのまま家に入った。


桜「入ったわね・・・・・!よし、殴りこみだ!!」



マリオネット・ライターはハーケン・ダイバーを必死に探していた。


マリオネット・ライター「奴は一体どこへ・・・・!?」


そして、マリオネット・ライターの背後に青い液体が現れ、それがハーケン・ダイバーに変化した。


マリオネット・ライター「は!」


マリオネット・ライターは後ろを向いた。しかし、敵は左手の銃を撃った。


ズドドドドドドドド  ドカァァァン


反応の遅かったマリオネット・ライターは火の玉の連射をもろくらってしまった。


マリオネット・ライター「ああああ!うあああああああ!!」


マリオネット・ライターは体中を撃たれた痛みで倒れた。


野沢「あ!マリオネット・ライターが!!」


マリオネット・ライター「く・・・・・!」


マリオネット・ライターは必死で立とうとするが、ハーケン・ダイバーがじりじり迫る。


清水「ハーケン・ダイバーにマリオネット・ライターを近づかせないで!!」


ズギュンズギュンズギュンズギュン  ドカッドカァァズガァァァァァン


隊員たちは一斉にハーケン・ダイバーを射撃した。


ハーケン・ダイバー「ハゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・。」


ハーケン・ダイバーは第3分隊の方に目を向けた。


第3分隊員「あ!アンドロイドが我々を攻撃する気だ!!」


ハーケン・ダイバーは左手の銃で射撃。第3分隊員はその弾から避けつつ、逃げた。


マリオネット・ライター「つっ・・・・・・!!とおおぉぉっ!!」


マリオネット・ライターはハーケン・ダイバーに飛び掛り、押さえた。


ハーケン・ダイバー「・・・・・・・・・!!」


マリオネット・ライター「ふん!てぃっ!はっ!!」


マリオネット・ライターはハーケン・ダイバーに馬乗りにして殴り続けた。


ハーケン・ダイバー「・・・・・・!・・・・・・・・!!」  ドロドロドロドロドロ・・・・


しかし、ハーケン・ダイバーはまたも液体となった。


マリオネット・ライター「あ!!また液体となった。」


マリオネット・ライターは離れようとするが、


液体がマリオネット・ライターの両足を捕まえているのだ。


マリオネット・ライター「う!液体が私の両足を封じている!」



松村邸


真奈美「ねえ・・・・光次郎くん。」


光次郎「ん?どうしたんの?」


真奈美「DEATS・NIGHT・・・・・・って知ってる?」


光次郎「です・・・ないと?」


真奈美「私とあなたの両親を殺したのは・・・・張本人であり、


世界を制圧しようと暗躍する世界的犯罪結社よ。」


光次郎「そんな・・・・?・・・・まさか、


最近ジャンボ・ロイドという巨人たちが暴れているのは・・!?」


真奈美「そう。DEATS・NIGHTの手先よ。彼らは、私たちの幸せを奪った。


こないだ、私たちを襲った黒い武装服の男たちもその連中の部隊よ。


ちなみに彼らは・・・・・大二次世界大戦の時から既に結成していたわ。


なぜ、彼らが結成したのか・・・・・それは・・・・・・!」


光次郎「じゃあ・・・・その組織のせいで僕たちは・・・・・!!」


光次郎は泣いてるか怒ってるかのような声で呟いていた・・・・・。


そう。光次郎は始めて、憎むべき敵の名を知ったのだ。彼はその名を呟く。


光次郎「ですないと・・・・ですないと・・・ですないと・・・・・・!!」


真奈美「・・・・怖がらなくてもいいよ。」


真奈美は優しい声で笑った。


光次郎「でも・・・・・。」


真奈美「私が・・・・あなたを守るから・・・・・・。」


光次郎「・・・・・・うん。」


光次郎はその言葉を聞いて落ち着いた。その時・・・・・極道がこの部屋に入ってきた。


極道「真奈美・・・・・!」


真奈美&光次郎「・・・・!?」


極道「貴様・・・・・やはり裏切ったな・・・・!?」


真奈美「・・・・はい。」


極道「では・・・・・この少年とともに殺す・・・・・!」


極道は包丁を構えた。真奈美は怯える光次郎を守りながら、極道から離れていく。


極道「覚悟ぉぉっ!!」


真奈美「くっ・・・・・・・!!」


光次郎「う・・・・・うわ・・・・!!」  ドン


極道は後ろから何やらの弾丸に撃たれた。


極道「な・・・・・に・・・・・??」


真奈美&光次郎「・・・・・?」


極道は倒れた。そして、その背後には銃を持った桜の姿があった。


桜「・・・・・・・・・。」



マリオネット・ライター「ああ!いや!!」


マリオネット・ライターは液体に自分の足を蝕まれ、やがて腰にも届きそうであった。


マリオネット・ライター「くっ!奴の液体は私を蝕んで、エネルギーを吸収しようとしているんだわ!


なんとかしないと・・・・・!!」


その時、マリオネット・ライターの胸のクリスタルが点滅し始めた。


野沢「あとわずかでマリオネット・ライターのエネルギーが切れてしまいます!」


清水「くっ・・・・!そうだ!諸君、マリオネット・ライターの両足を覆う液体を撃つんだ!」


隊員たちはマリオネット・ライターの足を覆う液体を撃った。


すると、液体は撃たれた所が破裂した。


マリオネット・ライター「いまだ!えぇえいっ!!」


マリオネット・ライターはジャンプした。その勢いで、液体が飛び散った。


そして、液体から少し離れた場所に着地した。


液体は元のジャンボ・ロイドに戻った。


ハーケン・ダイバー「ハゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・・。」


怒ったハーケン・ダイバーはマリオネット・ライターに迫る。


マリオネット・ライター「はああああぁぁぁぁぁ!!とうっ!!」  バシッバシッ


マリオネット・ライターもハーケン・ダイバーに接近し、敵に両手に平手打ちを決めた。


ハーケン・ダイバー「・・。・・・・・・!?」    ボンッボオンッ


ハーケン・ダイバーの両手から火花が散った。敵の武器はショートしたのだ。


マリオネット・ライター「いまだ!!フラッシュ・ブレイカー!!」


マリオネット・ライターはフラッシュ・ブレイカーを繰り出し、


ハーケン・ダイバーの背中が大きく破裂をした、ハーケン・ダイバーは倒れた。


野沢「やったぁ!!」


ドカァァァァァン  ハーケン・ダイバーは再起不能となり爆発した。


清水「ハーケン・ダイバーは死んでしまったか・・・・。」


マリオネット・ライター「はぁ・・・はぁ・・・・・。ふん!」


マリオネット・ライターは空へ飛んだ。一方、真奈美の家では・・・・?



真奈美「桜ちゃん・・・・・桜ちゃんでしょ?」


光次郎「なぜ・・・・・こんな姿に・・・・・。」


桜「・・・・・・・。」


桜は返事もせず、辛そうな表情で、去った。


真奈美や光次郎はただ、それを見ているだけだった。



光次郎とあかりは自宅に戻った。


光次郎はベッドで、何かを考えていた・・・・。


光次郎(さっき、真奈美ちゃんの家で僕らを襲った男を倒したのは桜ちゃんだったのだろうか・・・。


そして、彼女の着ている服はSSPのものに似ていた・・・・。


そして・・・・DEATS・NIGHT!奴らは・・・なんで・・・・?)


そして、光次郎の脳裏に真奈美の言葉が・・・・。


真奈美『もう・・・・この家にはいられないわ・・・・。でも、大丈夫。


私、あなたのそばにいる。そばらく消えるけど、私、あなたを見守っているから・・・・。』


真奈美ちゃん・・・・・・・どこへいくんだろうか・・・・・?)


光次郎は真奈美によってDEATS・NIGHTの存在に気づいた。


そして、桜がSSP隊員であることも。


光次郎が齎した今は、さらなる苦悩か・・・・それとも・・・・・。


否、光次郎はこれより、過酷な運命を歩む事になるのです・・・・・。


次回につづく



次回予告


光次郎は今まで優しくしてくれた桜が人を殺すなんてありえないと信じた・・・・。


しかし、そんな光次郎を襲うさらなる現実!


忍者アンドロイド・ソニック・キャリバーが真奈美を襲い、


マリオネット・ライターに分身攻撃をしかける!


次回、「闇に潜む悲劇」   光次郎「いやだよ・・・・死なないでよ・・・・・・!」



登場ジャンボロイド


暗殺ジャンボロイド・ハーケン・ダイバー

身長・13メートル

CV・牧野由依氏

可愛い顔して冷たそうな性格のジャンボ・ロイド。自らを液体化させ、秘密行動を展開。

左手の機関銃や右手の刃物で戦い、残酷な戦いも見せた。

マスターは極道。



登場キャラ


マスター極道(CV・稲田徹氏)

ハーケン・ダイバーのマスター。気性の荒く、顔に包帯を巻いている青年。


真奈美の父(CV・遊佐浩二氏)

ソニックキャリバーから娘である真奈美を守るために、死亡してしまう。


真奈美の母(CV・増田ゆき氏)

真奈美を生んだ母親だが、夫と一緒にデスナイトに殺害される。

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