第13話・疲れた回路―シャーマニック・ツァルト登場―
アンドロイド少女・マリオネットライター 第13話・疲れた回路
怪異ジャンボ・ロイド・シャーマニック・ツァルト登場
3月11日。ついに、秋田学園に卒業式の日が来ました。
光次郎たち中学3年生たちはもちろん、小学6年生、高等部3年生たちも、
体育館のステージの前で集まっていた。卒業するのに相応しい衣装をそれぞれ着ている彼らの前に、
彼らの親に親戚たちがそれを見守っていた。その中にあかりが特に光次郎を見守っていた。
あかり(光次郎さん・・・・・・・。) さらに、あかりの他にも春日隊長がいた。
春日「・・・・・・・・・。」
光次郎(・・・・・・ついに、僕たち、卒業だね。)
桜(春休みが終わったら私たち・・・・・・高等部に入るよね。)
榊(・・・・・俺たち・・・・高等部に入ったら・・・・・・・。)
校長の前に一人ずつ立って、校長から卒業証書を受け取る卒業生たち。
校長「中学部・1組・高町光次郎。」
光次郎「はい!!」 校長に呼ばれた光次郎は校長の前に立つ。
校長「・・・・・・・卒業証書を授与する。」 校長は光次郎に卒業証書を渡した。
光次郎「ありがとうございました!」 光次郎は礼儀正しく感謝し、元の席に戻った。
校長「・・・・・中学部・1組・月野桜。」
桜「はい!!」 続いて、校長に呼ばれた桜は校長の前に立つ。
校長「・・・・・・卒業証書を授与する。」 校長は桜に卒業証書を渡した。
桜「あるがとうございました!」 桜は礼儀正しく感謝し、元の席に戻った。それを見た春日は感激した。
春日「桜・・・・・・・・・。」
そして、親戚の他にも、卒業生以外の学生たちも卒業生たちを見守っていた。
日向隊長「二人とも、素晴らしい礼儀でしたわ。」
聡子「うん。あの子たちなら、次もやっていけるね。」
梶「ちっ!・・・・・ムカツクやつ等が来るな・・・・・特に高町・・・・!」
桐原(・・・・・・・高町光次郎。そして・・・・・・・月野桜・・・・・・・!我らの・・・・!)
残りも高校生の卒業生たちも次々と一人ずつ、校長の前に立ち、卒業証書を受け取っていた。
あかり「よかった・・・・・光次郎さ・・・・うっ!!」
あかりはいきなり胸を押さえ、痛がった。
あかり(ま・・・・またこの苦痛・・・・・!もう後しか持てないの・・・・?でも・・・・・・。)
春日「・・・・・ん?」 春日は胸に触れながら光次郎たちを見ているあかりの横顔をちらっと見る。
彼女の表情は胸の苦痛のせいか息をして、苦しい表情であるもの必死に笑顔になりつつ、見守っていた。
春日(・・・・・あの娘は・・・・・・。それより・・・・・。) 春日も桜たちを見た。
校長「卒業生・・・・・退場!!」
校長の叫びに、卒業生たちがステージから降りて、パレードのように全員歩いていた。
親戚たちや他の学生たちに見送られながら、体育館から出た。
あかり「光次郎さ~ん!!」
聡子「光次郎く~ん!高校でまた会お~ぅ!!」
日向隊長「桜ちゃんたち、待ってますわ~!」
光次郎(ありがとう。あかりさん。聡子さんたち・・・・・。)
桜(ありがとう。皆さん・・・・そして、隊長・・・・・・いえ、智美さん・・・・・。)
桜の目線に、春日がいた。春日は桜に笑顔を見せて、手を振った。
小牧「光次郎さ~ん!私、あなたが高等に行っても、後で会いに来ますからねぇ~!」
光次郎(ん?あの娘。小牧千尋ちゃんか・・・・。なんで僕の名を・・・・ま、いっか。)
梶「・・・・・さあ来い・・・・!・・・・・高等部の恐ろしさを叩き込んでやるわ・・・・!!」
桐原「・・・・・・・ついに、卒業したか。今がチャンスだ・・・・・・。」
こうして卒業式は幕を閉じ、ついに、光次郎たちは中学部を卒業した。
式の後に、あかりさんを探そうとする光次郎に榊が来た。
榊「光次郎。」
光次郎「ん?榊・・・・・・。」
榊「・・・・・ちょっと・・・・・・話したい事があるけど、いいかな?」
光次郎「・・・・いいよ。」
榊「ありがとう・・・・。実は・・・・・・・。」
デス・ナイト日本支部アジト
佐野山とジェノサイド・シーザーのところに柴が来た。
柴「支部長。伝令を受け取りました。」
佐野山「ほう。来たか。伝えよ。」
柴「は!裏切り者の桜と光次郎が秋田学園中学部を卒業したとの報告です。
これはチャンス。ただちに抹殺せよとの事です。」
佐野山「わかった。ただちにかかるとしよう・・・・・!」
ジェノサイド・シーザー「しかし、SSPの奴らは未だに我らの行動を妨害しつつあります。」
佐野山「そんな事はわかっている・・・・・!だが、シャーマニック・ツァルトには、
とっても恐ろしい技がある!!」
中学を卒業した光次郎と桜。二人はあかりと一緒に、都会を歩いていた。
光次郎「ふぅ・・・・やっと卒業したぁ~!」
あかり「その記念にこの都会で何かをして遊ぶんですよね。ところで、桜さんの保護者は?」
桜「・・・・・・・・・・・・。」 桜はそれを聞くと急に悩んだ。そこに、3人の前に春日がいた。
春日「ここにいます。」
桜「智美さん!!!」 桜は喜んで春日の側にいた。
光次郎「あなたが・・・・・桜ちゃんの・・・・・。」
春日「ええ。春日智美。桜の現保護者でもあります。そこの水色の髪のあなたは?」
あかり「はい。私は光次郎さんの現保護者、あかりと言います。」 あかりは礼儀正しく頭を下げた。
あかりは普段のメイド服を着てなく、今時の女性らしい衣装を着ていた。
光次郎「これから、僕たちは都会で遊びに行こうと考えている途中です。」
春日「こちらも、桜と一緒に都会で遊びに行く途中です。まずは、どこか食べに行きましょうか。」
桜「あ!ハイキングでいいですか?智美さん。」
春日「それはいいわね!」
光次郎「僕も賛成です!!」
あかり「光次郎さんが喜ぶなら。」 4人は笑顔で歩いていた。しかし、春日は心で悩んでいた。
春日(・・・・・みんな・・・・ごめんなさい。でも、私は桜を・・・・・。)
その同じ頃、どこかの土管がいっぱい置いてあるところで、
野沢、清水、4人のSSP第6分隊のメンバーとブラック・アタッカー部隊の戦闘が行われていた。
ブラック・アタッカー「はあああぁぁぁ!!!」 「うぉりゃぁぁぁぁぁ!!!!」
ブラック・アタッカーたちが次々と土管の中から飛び出し、剣で隊員たちに斬りかかった。
清水「来るぞ!!」
野沢「はい!!!」 清水や野沢、4名の隊員たちも剣で次々と現れるブラックアタッカーと戦う。
野沢「ふん!!っ!ぬ?でぁ!!やあ!!」
野沢は最初の敵を一刀両断し、次の二人に剣を横に振って、斬りつけた。次の奴の剣とぶつかり合う。
清水「はっ!た!!てあぁ!!っ!!んん!!どあ!!」
清水は華麗な剣さばきで3人斬り捨てた。次の敵と剣をぶつけ合うが、なんとか敵の剣を弾き、切り倒した。
他の隊員たちも激しくブラックアタッカーたちと戦い、次々と斬っていった。
野沢「はあぁっ!!っ・・・・!!」 野沢は一人のアタッカーを斬り、銃を持ち出して、別の方向に撃つ。
ブラックアタッカー「うわ・・・・!!」
そこに、土管から現れたばかりのアタッカーがいて、その者は野沢の銃に撃たれて死んでしまった。
清水から逃げている4人のアタッカーが急に彼女の前に立ち、一斉に斬りかかるが、
清水もそれを見て止めるが、またも走り、素早く剣を振り、4人をまとめて斬り殺した。
そして、5人のアタッカーたちが野沢にマシンガンを撃ちだすが、野沢はその連射を走って避ける。
野沢「いけ!」 野沢は銃を構え、5発撃ち、アタッカーたちを倒した。
ブラックアタッカー「うわあああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」
「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 突然、一人の隊員の悲鳴が聞こえた。
清水「なに!?」
野沢「ああ・・・・!!」 隊員たちは見た、一人の隊員が謎の機械の刃に刺されたところを。
清水「な・・・なんだ!?この伸びてるような機械は!!?」
その機械は長く、土管から出てきたらしい。その機械は隊員を投げ捨てた。
野沢「ああ!堂本隊員!!!」 血まみれとなって倒れた隊員は堂本隊員であった。
清水「ちぃ・・・・・!む!!?」 清水は後ろの土管の方を向いた。
その土管からまたも伸びる機械が出てきた。その機械の先に銃口のような物があった。
その銃口は清水に向け、無数の火薬弾を連射し、彼女を襲った。 ガガガガガガガガガ
清水「っ!?くうううっ!!!」 清水は走って、その連射から避けた。無数の弾は地面にあたる。
そして、清水は急に足を止め、長い機械に向かう。そして、ポケットからグレネードを持ち出した。
清水「えぁ!!」 そして、清水はその爆弾を銃口を持つ機械に投げつけた。ドカァァァァァァァァン
グレネードにぶつかり、一部が爆発した機械は土管に引っ込めた。
しかし、別の土管より、先にハサミのような物が付いた機械も出てきて、野沢たちに迫る。
野沢「くっ!」 野沢と3名の隊員たちは一斉に銃を撃ち、ハサミの付いた機械を攻撃した。
その機械は攻撃を受けると、再び土管に引っ込めた。ちなみに刃の付いた機械はもうないらしい。
野沢「なんだったのかしら・・・・・。今の機械・・・・・!」
清水「うむ。あれも・・・・デスナイトが造りだしたのだろうか・・・・・。
それにしても、おかしすぎるわ。ブラックアタッカーたちも大勢に攻撃して来たし・・・・。」
野沢「まさか、デスナイトの日本支部・・・・これまでジャンボロイドが次々と破壊されて、
壊滅とか破産とかに追いやられそうなので動きだそうとしたんじゃ・・・・・!」
清水「可能性があるわ・・・・!一旦、支部に戻りましょう。」
野沢「はい。負傷した隊員を病室に運びます。」
清水「お願い・・・・・・。」
一方、光次郎、桜、あかり、春日の4人は【スタミナ野郎】という名前の外食店にいた。
4人はテーブルの前に座っていて、焼肉やらいろんな食べ物を食べていった。
桜「ところで、光次郎君はこの前、あかりさんにどこか外食に連れて行ってもらった事ある?」
光次郎「うーん・・・・・あったようななかったような・・・・・。」
桜「もしなかったら今日が始めてねw」
光次郎「うん!そうだねw」
あかり「うふふふふ。あ、この肉、焼けましたので。」 あかりは鉄板から橋で肉を取り、
その肉を光次郎の皿に乗せた。光次郎は喜んだ。
光次郎「ありがとう。あかりさん。でも、自分でも取れるから。」
あかり「そうですか。じゃあ、もし無理だったら言ってください。」
光次郎「わかった。」
春日「あ、こっちも焼けたわよ。」 春日も肉を取って、桜の皿に乗せた。
桜「ありがとうございます。でも、自分で取れますので。」
春日「うふふふ。わかったわ。でも、あまり無茶しちゃ駄目よ^^」
桜「はい。」
光次郎「桜ちゃん。春日さんには礼儀正しいんだね。」
桜「うん!よそ者の私を拾ってくれて、大切に育ててくれたもん・・・・。」
あかり「優しいんですね。春日さんは。」
春日「・・・・・あの人、可哀想だったから。私、一人でも不幸な子を助けたいと思って・・・・。」
あかり「そうですか。」
光次郎「・・・・・・ん?もうコーラないや。」
桜「あ、こっちもCCレモン全部飲んじゃった。」
二人のドリンクを飲んだため、コップは空で、飲み残しがちょびっとだけあった。
春日「ドリンクバーで自由におかわりができるわよ。それと好きな物も選べるから。」
光次郎&桜「はーい!」
桜「行きましょ。光次郎君。」
光次郎「うん。桜ちゃん。」 光次郎と桜はまるで子供のようにはしゃいで席から出た。
あかり「行ってらっしゃいませ。」 あかりと春日は子供を見守るかのように手を振った。
春日「ふふふ。私とあなた、まるでお母さんみたいね。」
あかり「いえ・・・・。私は光次郎さんのメイドでして、春日さんは桜さんの保護者でしょ?」
春日「そうかもね。でも、不思議ね。あなたは何故、光次郎君を保護しているの?」
あかり「・・・・・っ!・・・・・。」 あかりはそう言うと、いきなり驚き、切ない表情となる。
春日「・・・・・もし、彼とは関係のなかったら、あなたは私と同じようによそ者を保護していたわね。
よそ者でも、一人ぼっちの子供。親も友もいなければ誰だって悲しい。
もしかしたら私たち、その子たちを悲しみから救ったとしたら・・・・まるで、天使のようだね。」
あかり「・・・・・・はい。たぶん、私もそう思っています。」
春日「ほら、笑って。子供たちが戻ってくるわよ。」
あかり「・・・・・はい。」 あかりが春日に言われ、笑顔になった。そこに、春日の携帯電話が鳴り出した。
春日「・・・!?もしもし。」 春日は携帯を取り出して、電話をする。相手はSSPの通信隊員だ。
通信隊員の声『ブラック・アタッカー撃退完了しました。しかし、隊員が一人、犠牲と・・・・・。』
春日「わかったわ。後で戻る・・・・・・。」 春日は電話を切ると、急に切ない表情になる。
あかり「春日さん・・・・・。」 あかりは春日の切ない顔を見て、心配してまた切ない表情に。
春日「・・・?ああ、そうだったね。」 春日はあかりに心配され、笑顔になる。あかりもそれを見て笑う。
そして、やっと光次郎と桜が戻ってきた。光次郎はスプライトを、桜はファンタグレープを持っていた。
光次郎「戻ってきた。」 光次郎がそう言うと、桜と一緒に席に戻った。
あかり「・・・・・っ!」 あかりはまた何か苦痛を感じたように胸に触れる。そして、席から立った。
光次郎「あかりさん?」
あかり「すみません・・・・少し、トイレに行ってきます。」 あかりはそう言うと、光次郎たちから離れた。
光次郎「あかりさん・・・・・・。いや、まあいいだろ。」
春日「・・・・・・・・・。」 あかりは女子トイレの中にいた。しかし、彼女は倒れこんで苦しんでいた。
あかり「ひっ!いあ!あ・・・はぁっ!あう!うう・・・・!!」
あかりは胸に物凄い苦痛を感じるため、そこを押さえ込んで、息をしていた。
あかり(痛い・・・・!胸が・・・・・!胸の機械にいろいろ傷がついて、そこを修理してないせいだわ・・・・!
でも、まだ・・・・まだ光次郎さんを守らなきゃ・・・・・!!) あかりはそう言うと、必死に立つ。
しかし、激しい苦痛のせいかまた倒れてしまう。胸をさらに押さえ込んでいた。
あかり(くっ・・・・・!聞こえる・・・・・!ショートしてるんだ・・・・機能が・・・・・・!
今まで・・・・・・そこにあるマリオネット回路を、攻撃されすぎたから。
傷がいっぱいついているんだ・・・・!あの人さえいれば、・・・・・私の回路は・・・・!)
あかりはマリオネット・ライターとして戦い、彼女の胸を、ソニックダイバーに蹴られ、
アドゥスサイルドに鞭を打たれ、ブラッドアサルトに血をかけられ、
ウォーティイーターに水をかけらたなどと、いろいろ攻撃され、傷ついていたのだった。
あかり(痛い・・・・・!!でも・・・・・早く、光次郎さんたちの元へ戻らなきゃ・・・・・!
私のマリオネット回路の寿命が尽きる前に・・・・・!)
あかりは必死に立ち、歩いて、トイレから出た。そして、普通に歩いて光次郎の元へ。
光次郎「おかえり、あかりさん。」
あかり「ただいま戻りました。」 あかりは笑顔で答えた。
4人はしばらく話し合いながら、食事を楽しんでいた。そして、春日からこう言う発言が出た。
春日「ねえ、後で本屋さんとかゲーセンとかに寄らない?」
桜「はい。」
光次郎「はい。ありがとうございます。」
あかり「くすっ・・・・。」 3人は喜び、春日もその笑顔を見て、喜ぶ。
いつの間にか4人は外食を終え、ショッポングモールにいて、ゲームセンターにいた。
客たちが大いにゲームを楽しんでいた。
光次郎「・・・・ん?あ、大乱闘バトルだ!」
桜「あ、ホントだ!」 二人は大乱闘バトルの機種を見て、その機種のところに来た。
あかり「大乱闘バトル?」
春日「ええ。いろんなキャラクターが戦うクロスオーバーデータカードダスよ。」
あかり「そうですか。」 桜と光次郎はさっそくその大乱闘バトルをやってみた。
二人はお互い3枚のカードをスキャンした。大乱闘バトルは大怪獣バトルNEOを同じルールで、
怪獣はもちろん、他作品のキャラたちがカードから登場するらしい。
ちなみに、光次郎は、「ドナルド・マクドナルド」、「ガンダーギラス」、「フェイト・T・ハラオウン」で、
桜は「乙宮灰音」、「赤夜萌香(裏)」、「小狼」であった。さっそくゲームが始まった。
光次郎「行け!ドナルド!!」 ちなみにドナルドはマクドナルドのキャラです。
桜「頑張って!灰音!!」 ちなみに灰音は紳士同盟のキャラです。
アタックバトルで灰音が勝ち、コマンドバトルで3回アタックに成功した。メンバーチェンジが来た。
光次郎「頼んだよ!フェイト!!」 ちなみにフェイトはなのはのキャラです。
桜「お願いね!萌香!!」 ちなみに萌香はロザリオとバンパイアのキャラです。
他にガンダーギラスは流星人間ゾーンの怪獣、小狼はツバサのキャラです。
あかり「二人とも、楽しんでますね。」
春日「ええ。まだ・・・・・子供ですから・・・・。」
二人は光次郎と桜が一緒に遊んでいるところを見て微笑んだ。光次郎と桜は遊びながら笑っていた。
光次郎「やったぁぁぁ~!」 激しいゲームの結果、光次郎の逆転勝ち。光次郎は喜ぶ。
桜「負けた~!」 桜は負けたが、何故か笑っていた。
あかり「おめでとうございます。」
春日「お疲れね。」 あかりと春日は拍手した。光次郎と桜は二人の元に戻った。
桜「偶然、スーパーコンボカードを手に入れたんです!【セーラームーン】でした。」
光次郎「僕も前にスーパーコンボカードを手に入れました。【カービィ・ザ・バーバリアン】でした。」
あかり「よかったですねw」
一方、桐原もこのゲーセンに来ていた。彼はどうやらドンキーコングのアーケードをしていた。
桐原「・・・・・・・くだらん・・・・・・・。」
その頃、デス・ナイトの日本支部のアジトでは、佐野山とジェノサイドシーザーがいつも通りいた。
ジェノサイド・シーザー「柴の伝令によれば、シャーマニック・ツァルトはもうじき戻るそうです。」
佐野山「そうか・・・・・。では、呼びたまえ。」
ジェノサイド・シーザー「はっ。・・・シャーマニック・ツァルト!!!」
ジェノサイド・シーザーの呼び声に応え、シャーマニック・ツァルトがこのアジトに来た。
シャーマニック・ツァルト「ただいま戻ってきました。」
佐野山「どうだったかね?先ほどのSSP隊員との戦闘は?」
シャーマニック・ツァルト「・・・・我々は敗退しましたが、隊員一名抹殺しました。」
佐野山「そうか。一名でも構わないさ。お前の巨大形体の異形の力は、
今までのジャンボロイドより遥かに素晴らしい。」
ジェノサイド・シーザー「お前のその力でマリオネット・ライターを探せ。
ライターは今、奴が追跡しているはずだ・・・・!」
シャーマニック・ツァルト「わかりました。その時は私の手で大暴れしてくれましょう。」
一方、光次郎たちはマンガ喫茶に行って、テーブルで本を読んでいた。光次郎と桜は一緒にいる。
光次郎は【一騎当千】を、桜は【彼氏彼女の事情】を読んでいた。
光次郎「・・・・・・・・榊君・・・・・・。」
桜「ん?どうしたの?光次郎君。」
光次郎「え?いや・・・・その・・・・。ちょっと前に榊くんと話してね・・・。」
桜「へぇ・・・・。」
光次郎「・・・・そういえば、桜ちゃんは高校でどんな部活に出る?」
桜「・・・・・・悪いけど、SSPの仕事もあるから・・・・・。出るつもりはないわ・・・・。」
光次郎「そうか・・・・・。僕は・・・・・・。」
これは、卒業式の終わりごろ、光次郎と榊が話している頃である。
榊「ありがとう・・・・。実は・・・・・・俺、高校生後でもこのまま部活を続けようと思うんだ。」
光次郎「弓道部を続けるんだね。」
榊「ああ。君はどうする?高校での部活の事だけどよ・・・・。」
光次郎「・・・・・・悪いけど、もうやめるよ。」
榊「・・・・・そうか。」
光次郎「・・・・・前からそう思った。でも、今は違う。榊がやるなら・・・・僕もその部活に残る。」
榊「・・・・本当にありがとうな。光次郎。」
光次郎(それに・・・・・・デス・ナイトを滅ぼすのに、もっと弓矢の腕をあげなきゃ・・・・!)
榊「・・・・・・俺たちは中学生の先輩になるんだ。彼らの先輩としてしっかり頑張ろうぜ。」
光次郎「ああ。・・・・でも、ときどきサボるかも知れないけど、いいよね?」
榊「・・・もちろんだ。無理に行くことはない。」
光次郎「じゃ、高校でまた会おうぜ。」
榊「ああ!それまでに・・・・じゃあな。」 こうして、二人は離れて、別れていった。
光次郎「・・・・・榊君・・・・。」 あかりの元へ向かおうと歩く光次郎の前に聡子が来た。
聡子「ついに卒業できたのね、光次郎君。」
光次郎「・・・・・・はい。」
聡子「高校での部活は決まった?」
光次郎「はい。自分はそのまま弓道部に行きます。」
聡子「そう・・・・・。強くなったのね。」
光次郎「え?」
聡子「ほら、あなた、弓道部に奴らが怖くてやーやー泣いてたでしょ?
でも、高校でそんな部活に残ろうとするなんて、勇気を持てるようになったなと。」
光次郎「・・・・勇気・・・・か・・・・。ところで、聡子さんは?」
聡子「・・・・・私は・・・・日向と同じ音楽部に行こうと思ってるの。」
光次郎「・・・・そうですか。」
聡子「あ、光次郎君も弓道部と同時に参加してみたら?きっと面白くなるよ。」
光次郎「でも・・・・僕、演奏苦手だし・・・・。」
聡子「演奏だけじゃなくて歌詞とか歌とかもできるわよ。大丈夫。私が教えてあげるから。」
光次郎「・・・・・わかりました・・・・ちょっと・・・・考えて見ます。」
聡子「ふふ。別に無理しなくていいのよ。」
光次郎「・・・・・・はい。」 そして、現在・・・・。
桜「・・・・それで・・・・・。」
光次郎「うん・・・・・。もし、二つ同時に部活やるかも知れないけど、一日一回ずつはやると思う。」
桜「そう・・・・。頑張ってね^^」
光次郎「うん!」 一方、あかりと春日は別の場所で本を読んでいた。
あかりは「満月を探して」、春日は「悪魔なエロス」を読んでいた。
春日「・・・・・あかりさん。」
あかり「?・・・はい・・・・。」
春日「・・・・・いえ、なんでも・・・・・。それより、あなたはウルトラマンとか見てる?」
あかり「ウルトラマンですか。光次郎さんがよく見てますから、だいたいなら知ってます。」
春日「そう。実は私もだいたいなのよ。」 二人は笑いあっていた。その様子を密かに謎の男が見ていた。
アジトでは、柴が佐野山に報告に来ていた。
佐野山「そうか・・・・・・。やっと奴の居場所がわかったか・・・・・!」
柴「は。後はシャーマニック・ツァルトにお任せしますか?」
佐野山「当たり前だのクラッカー。シャーマニックツァルト!」
シャーマニック・ツァルト「はい。」
佐野山「ついにお前の出番が来たよ。思う存分に暴れてくれたまえ。」
シャーマニック・ツァルト「わかりました。」
その頃、SSP第6分隊支部の司令室では、隊員たちが暗いムードになっていた。
野沢「・・・・・また一人、仲間が減っちゃった。」
清水「堂本隊員は先ほどの戦闘で、謎の機械の刃に刺されて死んでしまっている・・・・。
彼女の死を無駄にしないためにも、我々は頑張らなければならない。」
野沢「・・・・そうだね。あの人の死をいつまでも悲しんじゃ・・・いけないよね。」
野沢は目から涙が出たそうなので、それを拭く。清水は切なくも微笑ましい表情でそれを見た。
その時、通信隊員が隊員たちに向かってこう叫んだ。
通信隊員「DR地区にて、ジャンボロイドが現れました!!」
野沢「なんですって!!??」
清水「くっ・・・・!こんな時に・・・・・・!!隊長に連絡しておいて!我々は出撃します!」
通信隊員「わかりました!」
一方、マンガ喫茶内で、春日の携帯電話が鳴り出した。春日は電話をした。
春日「もしもし?」
通信隊員の声『こちら、通信隊員!DR地区にてジャンボロイドが出現しました!
この都会に近い地区です。清水隊員たちが出撃しました!』
春日「わかったわ!なんとか倒すのよ!」 春日の声を聞いたあかりはこう思っていた。
あかり(・・・・・まさか・・・・ジャンボロイドが出現した!?それに、春日さん・・・・まさか・・・・・!)
春日は電話を切った。
春日「・・・・ん?どうしたの?」 春日に聞かれたあかりは笑顔でこう言った。
あかり「いえ。なんでもありませんよ。」
春日「・・・・・そう。」
そして、DR地区の街で異形のジャンボロイドが現れた。機械でできたような足が8本もあり、
手も機械のようで6本くらいあった。一本ずつに武器があった。右上の手に機関銃、右手に剣、
右下の手にスタンガンがあり、左上の手にビーム砲、左手にドリル、左下の手にハサミがあった。
ピンクの髪が長く伸びていて、目が赤く輝いていて、口の部分に銀色のマスクをしていた。
腹や胸には、大きな丸い銀色の部分があった。まるで、ゲートを閉じたような部分であった。
この異形の少女こそ、シャーマニックツァルトの巨大化した姿であった。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニック・ツァルトは蜘蛛のような8本の足を激しく動かして進攻していった。
人々はシャーマニックツァルトから逃げ惑っていた。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
そして、シャーマニックツァルトはドリルの付いた手を前に出し、ドリルを回し、
目の前のビルを貫いた後、体当たりをしてビルが崩れてさせた。
さらに、銃の付いた手を前に出し、そこから無数の弾を連射、周りの建物を次々と破壊していった。
そして、左手のハサミで大きな瓦礫を持ち上げ、それを投げつけ、一つのビルを壊していった。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
敵はまたも右上の手の機関銃で攻撃。無数の弾によって、建物が次々と爆発した。
そこに、二機の戦闘ヘリと、リボルバージャック部隊が駆けつけ、
さらに、地上から戦車部隊やランドバーナーも駆けつけた。
ちなみに、戦闘ヘリでは、一機ずつ、野沢と清水が乗っている。
清水は一号機、野沢は二号機に乗ってると言っていいだろう。
野沢「ジャンボロイド発見!!」
清水「みんな、一気にカタをつけるわよ!!」
阿相隊員「はい!・・・・街がどんどん破壊されていく・・・・!」
東雲隊員「なんとかしてこれ以上の被害を止めなきゃ!!」
花園「ランドバーナーも協力します!」
清水「よし・・・・・!発射!!」
野沢「発射!!!」 先攻に出た戦闘ヘリ&リボルバージャック部隊が一斉に機関砲を連射した。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
機関砲連射を浴びたシャーマニックツァルトだが、ひるんではいなかった。
野沢「あいつ・・・・余裕で前進している!!」
清水「くぅ・・・・!挟み撃ちにかかる!!」 戦闘ヘリは一旦、リボルバー部隊から離れた。
リボルバー部隊はシャーマニックツァルトを機関砲で攻撃している。しかし、ジャンボロイドも反撃に出た。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックツァルトは左上のビーム砲から白いビームを出して2機のリボルバーを撃墜した。
そして、複数の戦車も敵の前に止まり、一斉に砲撃した。シャーマニックはその攻撃を受け、
戦車部隊の方に向かい、前進した。戦車は後退しながら連続で砲撃をするが、敵はそのまま前進した。
逃げ遅れた戦車が2台くらい、シャーマニックツァルトの足に突き刺され爆発した。
野沢「戦車部隊が危ない!!」 二機の戦闘ヘリがシャーマニックツァルトの背後についた。
二機の戦闘ヘリはミサイルを連射し、敵の背中を撃つ。シャーマニックツァルトはこれにひるみ。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュ」 敵は怒って戦闘ヘリ二機に向けた。
そして、右上の機関銃で発砲、火薬弾を連射するが、戦闘ヘリ二機はこれを避けた。
続いて、ランドバーナーも機関砲でシャーマニックツァルトを攻撃した。
花園「ビーム砲発射!!」 ランドバーナーは大砲から青い光線を出した。 ビィィィィ ドカァァァァン
光線を受けて一部を爆破されたシャーマニックツァルトはランドバーナーに向かって走った。
しかし、戦車部隊が一斉砲撃をして、敵を止めた。 ドンドドン ドカァァァン チュドォォォォン
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュ」 シャーマニックツァルトは、
右上の機関銃で連射、ほとんどの戦車を破壊してしまう。さらに、近づいてきたリボルバー2機も、
右腕の剣で斬り捨て、撃墜した。残ったリボルバーは一斉にレーザーを連射し、攻撃していた。
一方。都会のマンガ喫茶内では・・・・。あかりがまた突然、胸を押さえ込んだ。
あかり「っ!!!・・・・・!」 あかりはまた胸に苦痛を感じて、苦しんでいる。
春日「あかりさん!??」
あかり「っ!い・・・いえ・・・。・・・・時々痛むんです。私の胸・・・・。(この痛み・・・・・・。
まさか・・・・・・ジャンボロイドがどこかで・・・・・!!私のマリオネット回路がそれを知らせて、
胸に感じさせるんだわ・・・・・。)」 あかりのマリオネット回路は敵の出現を知る事もできるのだ。
春日「・・・・・時々痛むんだ、胸・・・・・。何かあってそうなったの?」
あかり「・・・・それは言えません・・・・。・・・ちょっと本を探しに行って来ます。」
あかりがそう言うと、立ち上がって春日から離れてどこかへ行った。
春日「・・・・・・うふふふ。変わったお姉さんね。・・・・本当に・・・・・。」
春日はその語尾とともに、切ない表情となる。あかりはひそかに喫茶から外に出た。
あかり「ライトニングメタモルフォーゼ!!!!」 あかりはマリオネットライターに巨大変身した。
DR地区で破壊活動をやめないシャーマニックツァルトに戦闘ヘリが機関砲で攻撃した。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックツァルトは左上のビーム砲からの光線で反撃した。このまま二機のヘリに命中か!?
清水「っ!?避けきれない・・・・・・・!!」 しかし、謎の光線が敵の光線をかき消した。
野沢「!マ、マリオネット・ライターだわ!!」 空から飛んで来たマリオネット・ライターが、
光線を出して、野沢と清水を救ったのだった。ライターはシャーマニックツァルトの前に着地した。
清水「ありがとう!マリオネット・ライター!!」
そして、シャーマニックツァルトは敵であるマリオネット・ライターに向かって走り出した。
マリオネット・ライター「っ!ライドシュート!!」 ライターは左手から白い光線を出した。
シャーマニックの光線をかき消したのもこの光線であった。ライドシュートは敵に命中した。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」 ドカァァァァァァン
ライドシュートを受けてひるんだシャーマニックツァルトだが、すぐに機関銃で反撃した。 ドドドドドドド
マリオネット・ライター「っ!?えっ!!」 マリオネットライターはジャンプして、敵の連射から避ける。
そして、ライターはシャーマニックツァルトに向かって空中キックを繰り出した。 バキイィィィッ
マリオネット・ライター「であぁぁっ!!」 敵はライターに蹴られて扱けるが、すぐに立ち上がった。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニック・ツァルトが走り出すと、マリオネット・ライターも走り、衝突した。組み合いのが始まり。
マリオネット・ライター「えぃ!っ!?むぅん!!」 ライターが敵をチョップやパンチで痛めつけている。
シャーマニック・ツァルトが剣を振り、ドリルを突き出すが、ライターが手刀でそれを弾いた。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
その時、シャーマニック・ツァルトが左下の機械を伸ばしハサミが開いた。
そして、そのままハサミがマリオネット・ライターの胸部を挟んだ。その時、彼女の胸に電撃が走る。
マリオネット・ライター「ぅあ!!!!」 ライターはいきなり胸を攻撃され声を上げた。
マリオネット・ライターの胸の機械が傷だらけでそこを攻撃されると物凄い苦痛をするのだった。
マリオネット・ライター「くうう・・・!えぃ!!やあ!!」
マリオネットライターは自分の胸部を挟んでいるハサミをなんとか引き離そうとチョップで叩いていた。
しかし、シャーマニックツァルトは容赦なく、
右下の機械を伸ばし、スタンガンの先から電気が飛び散った。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
スタンガンはマリオネット・ライターの右胸にあたり、そこに電流を流した。
マリオネット・ライター「い・・・・ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 バチバチバチバチバチ
マリオネット・ライターは電流を流され苦しんだ。ハサミが胸を挟んでいるため逃げられない。
清水「マリオネット・ライターを援護する!!!」
野沢「了解!!!」 二機の戦闘ヘリは機関砲を連射し、敵のハサミとスタンガンの機械を攻撃した。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックツァルトは攻撃を受けて、ライターから離れた。
マリオネット・ライター「あああっ!!あぐ!あぁぁ・・ううっ!!」
マリオネット・ライターはさっきの攻撃のせいで胸を押さえ込んで、さらに痛がっていた。
マリオネット・ライター(こ、これ以上・・・・攻撃されたら・・・・・間違いなく・・・・・!!)
そして、シャーマニックツァルトはまたも歩き、ライターの方に向かう。
野沢「させないっ!!」 二機の戦闘ヘリがマリオネット・ライターを助けようと飛ぶが、
シャーマニックツァルトがそれに気づき、機関銃を発砲し、二機を撃墜した。
清水「くっ!脱出!!」 清水と野沢はなんとか脱出し、パラシュートで地上に降りた。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックツァルトがじりじりとライターに近づき、彼女はそれに怯えていた。
マリオネット・ライター「い・・・いやぁ・・・・!」 そして、敵はハサキでライターの首を挟む。
さらに、スタンガンでマリオネット・ライターの左胸のクリスタルを攻撃した。 バチバチバチバチバチ
マリオネット・ライター「っ!きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
マリオネットライターの真の弱点はクリスタル。そのクリスタルがスタンガンの電流に流され、
今に壊されそうになってしまう。彼女は胸を電流に流され苦しんでいた。
マリオネット・ライター「ああああぁぁぁ・・・ああ!いあ!ああぁぁぁ!ああああああああ!!!」
しかし、突然、シャーマニック・ツァルトは電撃を止め、マリオネット・ライターから離れた。
マリオネット・ライター「え・・・・・・?」
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
そして、どういうわけか、シャーマニック・ツァルトは自ら消えていった。
マリオネット・ライター「ど・・・・どう・・・して・・・・・・?」
マリオネットライターも今の敵の行動を理解できず、消えていった。
一方、マンガ喫茶では、光次郎と桜が春日のところに来た。
光次郎「あれ?あかりさんは?」
春日「ん?ああ、あの娘なら、どこかで本を探しているはずよ。」
桜「そうですか・・・・。」 そこに、あかりが3人のところに来た。
あかり「お、おまたせしました。」
光次郎「あ、あかりさん!」
春日「あれ?あかりさん、本は?」
あかり「・・・・すみません、読みたそうな本があまりなくて・・・・。」
春日「そう・・・・・・。あ、もうこんな時間ね。」 春日は腕時計を見て、そう言った。
現在は午後2時49分である。
桜「・・・・そろそろ帰る時間ですね。」
春日「ええ。ごめんね。光次郎くんにあかりさん。私たち、そろそろ帰りますので。」
光次郎「いえ。こちらこそ、そろそろ帰るつもりです。でしょ?あかりさん。」
あかり「・・・・・・・・・あ!は、はい。そうですよね・・・・・・。」 あかりは胸に触れながら、そう言った。
さっきの戦いによる痛みがまだ消えずその痛みに耐えていた。
4人は喫茶から出て、桜と春日、光次郎とあかりがそれぞれ帰っていこうとしていた。
桜「じゃ!またね、光次郎くん!」
光次郎「うん!桜ちゃん!」
春日「・・・・・またお会いできるといいね、あかりさん。」
あかり「ええ。こちらこそ・・・・・・。」 そして、4人はそれぞれ帰っていった。
桜と春日はSSP第6分隊支部にいた。桜と春日はSSP専用の服を着ていた。
春日「シャーマニック・ツァルト!?」
清水「はい!奴は・・・・様々な武器を持って、マリオネット・ライターを苦しめていました。」
野沢「それに、その前のブラックアタッカーとの戦闘に出てきた凶器の付いた伸びる機械も、
あのジャンボロイドの仕業ではないかと・・・・・。」
桜「・・・・・・私が来なかったせいでそんなに・・・・・・。」
清水「いや、月野隊員は悪くないよ。それより、卒業式はどうだった?」
野沢「楽しかったでしょう?その後の光次郎君とのデートは。」
二人は笑いながら桜に聞いた。桜は答えようと言い、春日はそれを見て微笑んだ。
桜「はい。とても楽しかったです。でも・・・・・・その間にあなたたちやマリオネットライターが・・・・・。」
桜はまた辛い表情になり、みんなも辛い表情に。
清水「・・・・とにかく、シャーマニック・ツァルトを倒さないと大変な事が起きる。」
野沢「マリオネット・ライターとうまく連携できるような事できないのかしら・・・・。」
春日「・・・・よし!今度奴が現れたら、我々がなんとかして食い止めるのよ!いいわね!?」
隊員たち「了解!!!」
桜(・・・・・光次郎君・・・・・・。)
一方、光次郎やあかりも自宅に戻っていた。光次郎はいつも通りパソコンをしていた。
あかりは和室に入り、服を脱いだ。いつものメイド服に着替えるつもりだ。白い下着が見えている。
・・・・・しかし、その途中にいきなり倒れ、胸を押さえ込みながら息をしていた。
あかり「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・!」
あかりは苦しんでいた。壊れつつある胸の機械をまた嬲られてしまい、
その激しい痛みに今まで耐えてきたので、一人になったところで、ついに痛がった。
あかり(っ・・・・・・・・!!壊れていく・・・・・!マリオネット回路が・・・・・!!
これ以上嬲られたら・・・・・・私・・・・・!光次郎さん・・・・・・ごめんなさい・・・・・・。)
あかりは意識を失ったか目を閉じた。しかし、まだ死んではいない。
その時、高町邸の前に等身大のシャーマニック・ツァルトがいた。
シャーマニック・ツァルト「・・・・・ふふふふふふふふふふふふふふふ・・・・!!!」
そして、和室では、窓がゆっくりと開け、そこからハサミの付いた機械がゆっくりと伸びてきた。
その機械はあかりに徐々に近づいている。彼女に近づくにつれ、ハサミがゆっくりと開いていく。
あかり「はぁ・・・はぁ・・・っ・・!?きゃ!!」 あかりはハサミの機械が責めて来た事に気づき、
その機械が急にあかりに襲いかかると、あかりがその機械を避けていた。
あかり「こ・・・・この機械は・・・・・!!っ!!?」 そして、襖が開き、
そこからスタンガンの機械が伸びてきて、放電して、あかりを襲うとした。
あかり「きゃああぁぁぁぁっ!!」 あかりはそのスタンガンの機械を避けた。
しかし、今のあかりには胸の苦痛に耐えられず、避けるのに精一杯であった。両手で胸を押さえている。
あかり「いやっ!!」 ハサミの機械がまたも襲いだすが、あかりに避けられ、
またスタンガンの機械もあかりに襲い掛かる。しかし、あかりは身体を転がしてそれを避けた。
あかり「あ・・・ああ・・・・・!!」 あかりは必死の逃亡で壁に背中をついた。
そして、二つの機械がそのあかりにゆっくりと近づく。あかりは二つの機械に囲まれて避けられない。
あかり「・・・こ・・・・このままじゃ・・・・・!!」 あかりは両手で胸を隠しながら怯えていた。
どうやら二つの機械はあかりの胸の回路を狙っているそうだ。 ズボッ あかりの後ろの壁の右辺から、
ドリルの機械が突き出た。ドリルは素早い突きで、あかりの両腕を弾いた。
あかり「っ!!?」 あかりはドリルに両腕を弾かれ、両手を上に上がらされる。
そして、機械が伸びだし、ドリルがあかりの後ろの壁の左辺を掘り、そこに入り込んだ。
これによって、あかりの両腕が上にあがったまま、機械と壁に挟まれ、あかりは身動きがとれなくなった。
あかり「あ・・・ああ・・!・・ああっ!」 あかりは逃げられないまま、二つの機械に襲われそうで怯えた。
そして、二つの機械はあかりに近づいた。あかりは顔を振り続けて抵抗していた。
シャーマニック・ツァルト「弱点を襲われるとよっぽろ弱いのね。」
あかり「っ!!」 シャーマニックの声に気づいたあかり。襖からシャーマニックツァルトが出てきた。
ちなみに、シャーマニック・ツァルトは背中なら3つ(ドリル、スタンガン、ハサミ)の機械を伸ばしていた。
あかり「シャ・・・・シャーマニック・ツァルト・・・・・・!!」 シャーマニックはあかりに近づいた。
シャーマニック・ツァルト「やっぱり・・・・あなたの回路は・・・とっても傷んでいるのね・・・。」
シャーマニック・ツァルトはそう言うと、あかりの胸に右手をあてた。そして、左手が彼女の背中に・・・。
あかり「い・・・やっ!!やめて・・・・っ!!」 彼女は抵抗するが、敵の左手がブラのホックに触れている。
シャーマニック・ツァルト「ふふふふふ。あなたは私たちの中でもっとも女の子らしいわ。」
あかり「・・・・・どうして・・・・・?」
シャーマニック・ツァルト「どうして?ああ、さっきの戦いの事ね。今の弱体化してしまったあなたなら、
いつでも倒せるわ。さっき見逃したのも、またいつでも遊べると思ってね・・・・・あなたの回路で・・・・・!」
あかりはそれを聞いたゾクっとさらに怯えた。シャーマニックツァルトは不気味な笑みを浮かべる。
シャーマニック・ツァルト「感じるわ・・・・・。あなたの胸から、心が悲鳴を上げている音が・・・・。」
あかり「やめて・・・・・・。」
シャーマニック・ツァルト「殺しはしないわ。私ね、あなたが弱点を嬲られ、泣き叫んで、
痛がっているところを楽しもうと思うの。だからね・・・・・・!」 そして、二つの機械が再び動き出した。
あかり「いっ!嫌あぁっ!!」 あかりは悲痛な声を挙げる。二つの機械が自分の胸に近づくからだ。
シャーマニック・ツァルト「ふふふふふふ。感じてるわね・・・・?わかるわ・・・・・。胸を甚振られるのが、
怖いでしょう?わかるわ・・・・あなたは自分の弱点を弄ばれる恐怖心がね・・・・・!!」
あかり「やめて!やめて!!おねが・・・・っ!!」 あかりはシャーマニックの左手に口を塞がれた。
シャーマニック・ツァルト「そんなに声を挙げないでくれるかしら?せっかくのあなたの心からの恐怖が、
感じ取れないじゃない?」 シャーマニックの右手はあかりの胸から放れない。
そして、二つの機械があかりの胸に近づいた。あかりはそれを見て、怯えている。
あかり「んん!んんんん!!んん・・・・!!(いけない・・・・このままじゃ・・・・!!!)」
シャーマニック・ツァルト「ふふふふふふふ・・・・!!っ!?」 シャーマニックは何かに気づく。
光次郎が階段で一階に降りてきた。そして、光次郎は和室に入ろうとした。
光次郎「あかりさ・・・・。っ!?」 光次郎は和室に入ると、何かを見て驚いた。
そこに、下着姿のあかりが倒れこんで、意識を失いつつも、息をしていた。
光次郎はそんなあかりを見て、赤くなり鼻血が出た。
光次郎(おおおお・・・・・・!なんてエロいんだ・・・あかりさん・・・・。)
光次郎はあかりに近づき、彼女の前に座り込んで彼女を見た。
光次郎「・・・・・なんか苦しそうだけど。
何かあったのかな・・・・・。でも・・・・/////」
光次郎はあかりの胸の方に目線を向いた。白いブラとその大きめな胸を見て赤くなる。
光次郎「・・・・前から思ったけど、あかりさんの胸って・・・・大きいんだね・・・///////」
光次郎は息をしながら、あかりの胸に手を伸ばしていた。彼の手が彼女の胸に近づきつつある。
あかり「やめて・・・・・。」 光次郎はあかりの小さな声を聞き、止めた。
光次郎「っ!あ・・・・あかりさん・・・・。」
光次郎はあかりを見た。とても苦しそうな表情であった。
あかり「やめて・・・・・やめて・・・!お願い・・・・やめて・・・・・・。」
光次郎「あ・・・・あかりさん・・・・・。っ!?」
光次郎はあかりの後ろの壁の左右に穴が、
開いてあるのを見て驚く。これはジャンボロイドの仕業である。
光次郎「まさか・・・・・・!あかりさん、あなたも・・・・・まさか・・・・・!!」
光次郎はあかりがジャンボロイドに襲われたのではないかと思っていた。
あかり「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・。こ、光次郎さん・・・・・・・。」
光次郎「あかりさん・・・・・・。何か・・・・あったの・・・・・・。」
あかり「・・・・・・ジャンボロイドに・・・・襲われました・・・・・・。」
光次郎「やっぱり・・・・!!・・・/////」
光次郎は怒りの表情を表すが、急に柔らかい表情になった。
あかり「ど・・・・どうしたんですか・・・・・?」
光次郎「い・・・・いや・・・・なんでも・・・・・・・//////」
あかり「・・・・・わかりました・・・・//////」
光次郎「え・・・・・・?」 あかりは気づいたのだ。光次郎が自分の胸を見ている事を。
あかりは恥ずかしがりながら両腕で胸を隠した。光次郎はそれを見て、鼻血を出した。
光次郎(せ・・・・・セクシーだ・・・・//////まるで、某グラビアアイドルみたいだ・・・・・。)
あかり「・・・・・・ジャンボロイドに・・・・・服を脱がされ・・・暴行をしようとしたんです・・・・/////」
光次郎「あ・・・・あいつめ・・・・・いいこ、じゃなくて、たちの悪い事しやがる・・・・・////」
あかり「・・・・・・・・・・・;(・・・・・シャーマニック・ツァルト・・・・・!)
あかりは光次郎のちょっと変な発言に呆れながらも、さっきの事を思い出した。
光次郎が来る前のシーン。シャーマニックツァルトが突然、右手をあかりの胸から放し、
3つの機械も縮み、シャーマニックの背中に戻り、そこに引っ込めた。
あかり「え・・・・・・?」
シャーマニック・ツァルト「どうやらあなたが保護している子が自分の意思から来たそうね・・・・・。
でも、せっかくここまで来たわ・・・・・・!せめて一回は・・・・・・。」
あかり「っ!!光次郎さ・・・・・・・・・っ!!」 サクッ
あかりが声を挙げる瞬間、あかりの胸部を何かが一瞬で突き、そこから放れた。
あかり「あ・・・・・・・・・。」 あかりは何かに胸を突かれ、倒れた。どうやら何かの正体は、
シャーマニックのハサミの機械だった。敵は一瞬でハサミの機械を伸ばし、あかりを攻撃していたのだ。
シャーマニック・ツァルト「ふふっ。この一撃をやりたかったわよね・・・・。」
シャーマニックはニヤリとしながら、家から出た。そして・・・・現在・・・・。
あかり「・・・・・・・・あ。」 あかりはいきなり、光次郎の顔が自分の胸に近づくところを見て驚く。
光次郎「・・・・・ちょっと、心臓の音、調べさせて・・・・。」
あかり「え・・・・・・?////」
光次郎は自分の耳をあかりの胸に近づいた。
光次郎はあかりの胸から心臓の音を聞いていた。
あかり(・・・・・私に心臓なんてない。
代わりにマリオネット回路が心臓と同じ音を出しているわ。
その音を・・・・光次郎さんに聞かれるなんて・・・・////) あかりはそう思い、恥ずかしがった。
光次郎(・・・・・聞こえる・・・・。
あかりさんの鼓動が・・・・こんなに聞こえるなんて・・・・。)
あかり「・・・・・あの・・・・・/////もう・・・・いいです・・・・・か?////」
光次郎「・・・・・うん。まだ大丈夫だね。」 光次郎はあかりと少し距離をとり、立ちながらそう言った。
あかり「・・・・ありがとうございます。私はもう・・・大丈夫ですから・・・・。」
光次郎「うん。じゃぁ・・・・・自分の部屋に戻る・・・・。」 光次郎はそう言うと、和室から出た。
あかり「・・・・・くっ・・・・・・・!」 あかりはまたも胸に苦痛を感じ、そこを押さえ込んだ。
シャーマニックにまたも回路を攻撃されたからだ。
あかり(・・・・・・・どうしよう・・・・。このままだと・・・・本当に死んでしまう・・・・・。)
光次郎は自分の部屋に戻り、パソコンをしていたが、何か考え込んでいた。
光次郎(・・・・・・・・あかりさんの胸・・・なんか大きくて柔らかそうだったな・・・・////
触れなかったのは残念だけど・・・・・心臓の音を聞こえただけで・・・・・・。
でも・・・・・心臓の音だけじゃない・・・・・・。なんかシュ~って故障してるそうな音がしていた。
それだけじゃない。まるで機械が壊れかけているような音が聞こえた。
あかりさんからは自分の胸を見るのは嫌だと言っていた。
まさか・・・・・あかりさんに何か大きな秘密があるんじゃ!?
ジャンボロイドが襲う理由もそこだと言うのか・・・?だとしたら、あかりさんは人間じゃないのか!?
いや・・・・・まだわからない・・・・・・。
もう少しあかりさんにこの家にいてもらおうか・・・・。)
光次郎はあかりの正体を知りつつあった・・・・・。そして、SSP第6分隊支部では・・・・。
司令室で、隊員たちがシャーマニック・ツァルトについて会議をしていた。
清水「ええ!?あのジャンボロイドは以前にも活動したんですか!?」
春日「ええ。去年の夏頃に、奇妙な機械に触手が人を殺したと言う事件があったのは覚えているわね?」
野沢「はい。確か・・・・剣が付いた物があったり、銃が付いた物があったり・・・・・。」
桜「その機械を食い止めるべく、戦いましたが、正体がわからず行方不明となったと・・・・。」
春日「その正体がやっとわかったわ。あの頃の事件もシャーマニック・ツァルトの仕業よ。」
清水「どうりで・・・・・・!似てると思ったわ・・・・。」
野沢「そのシャーマニックツァルトが自ら正体を明かし暴れだすなんて・・・・。」
春日「・・・・・・どうやら、第1分隊の情報によれば、日本支部の戦力がほぼ減っているわ。
だから、奴らは総力を挙げようと奴を派遣したそうね・・・・・!」
桜「つまり・・・・・・デスナイト日本支部はついに動き出したのですね・・・・・・!!」
野沢「それって・・・・・・奴らが総攻撃をかけようと・・・・・!」
清水「だとしたら・・・・・我々も総力をあげて戦わなければならない・・・・・!」
春日「ええ。もうじき奴らの日本支部との最終決戦が近づきつつあるわ・・・・・・!
皆、心してかかるのよ!」
隊員たち「了解!!!!」
一方、デス・ナイトの日本支部のアジトでは・・・・・・・・。
佐野山とジェノサイド・シーザーの元にシャーマニック・ツァルトが戻ってきた。
シャーマニック・ツァルト「支部長。ただいま戻ってきました。」
佐野山「うむ。・・・・・だが、何故、マリオネット・ライターにトドメを刺さなかった??」
ジェノサイド・シーザー「お前があの時、とどめを刺さなかったら、今頃、
奴はこの世から消えているはずだ。それに、奴の胸のマリオネット回路のエネルギーが、
そろそろ消えかけている。絶好のチャンスではないか!」
シャーマニック・ツァルト「だからこそです・・・・・・!私はその奴の弱点をじわじわと痛めつけました。」
ジェノサイド・シーザー「痛めつけた?」
シャーマニック・ツァルト「そうです・・・・。奴の弱点のマリオネット回路はそろそろ壊れかけています。
私はそこを徹底的に攻撃して、さらに回路は壊れていく・・・・・!マリオネットライターことあかりは、
その弱点がじわじわと嬲られて、徐々にその恐怖に震えながら・・・・死んでいくでしょう・・・・・。」
佐野山「なるほどぉ・・・・・!つまり、虐待してじわじわと嬲り殺すって事か・・・・・!」
シャーマニック・ツァルト「さようでございます・・・・・・。」 シャーマニックは不気味な笑みで言った。
ジェノサイド・シーザー「マリオネット・ライターの人間体にあたるあかりを虐めて、
ゆっくりと責めるか・・・・・。よし!もし、あかりがマリオネットライターに変身したら、
徹底的に殺せ!!奴の抹殺が終われば、いよいよ我々の総攻撃が始まるのだ。」
シャーマニック・ツァルト「お任せください・・・・・・。」
高町邸の和室では、あかりがまだ下着姿のままで横たわっていた。
しかし、苦痛の表情もなく、なんかのんびりしてそうな雰囲気だった・・・・。
あかり「・・・・・・何故、私がこんな姿で・・・・・。でも、こうやって横になれば、
回路の苦痛はなくなる。私の回路は今に壊れやすくなってる。今に激しく動いたら、
また機能が痛んでしまう・・・・・・。・・・・もし、光次郎さんが今ここに来たら・・・・・/////
・・・・・・後でメイド服着替えないと・・・・・・。」 あかりは横たわりながら暢気にそう言っていた・・・・。
あかりはその後にすぐ切ない表情をしていた。何か過去の事を思い出しているようだ・・・・・。
あかり「・・・・・・・・・・・・・。」 あかりはゆっくりと目を閉じていた。
彼女の脳裏に何かの場面が見えてきた。しかし、真っ暗で何も見えなかった。
しかし、一つだけ少女の声が聞こえた・・・・・。
少女の声「お姉ちゃん!お姉ちゃ~ん!!」 少女の声は元気いっぱいな声であった。
少女は何度も「お姉ちゃん!」と呼んで笑った。
そして、暗闇にあかりがいた。あかりは目を開けるが、周りは真っ暗であった。
あかり「・・・・・・誰?私の事を呼ぶのは・・・・・・・。」
しかし、少女は突然、苦しい声で叫び始めた。
少女の声「お姉ちゃん!助けて!お姉ちゃん。たすけてぇぇぇぇ・・・・・・!!!」
あかり「っ!!?」
あかりはその声を聞いてぞっとした。それから少女の声は出さなくなった。
あかり「今の声・・・・・・・・・。っ!?」 あかりの前に謎の男が彼女の前に顔を出した。
男「・・・・・ついにできた・・・・!
お前は光を武器に戦う戦士・マリオネット・ライター・・・・・・。
そして、別名・あかり。しかし、お前は戦ってはいけない・・・・・。
お前は・・・・・・元、人間だから・・・・・・!」
あかり「私が・・・・元人間・・・・・・?」
男「そうだ!お前の胸のマリオネット回路はお前の心臓にあたる。
私は彼女の死体の心臓を・・・・・私の科学でそれを作り変え、それをお前の胸に仕込んだのだ・・・・。
マリオネット回路は人間の心・・・・・。お前には人間としての使命を与える・・・・・・!」
あかり「っ!!!!」
あかりは突然、目を覚ます。どうやらあかりは夢を見たのだった。
あかり「・・・・・夢・・・・・・・?でも・・・・・あの声・・・・・。ん!!」
あかりはまたも胸に苦痛を感じ、手で胸に触れた。
あかり「・・・・・・・・・この苦しみ・・・・・・・。でも・・・・・まだ・・・・・・。」
一方、SSP第6分隊支部の司令室では、隊員たちは任務を待つかのようにのんびりしていた。
その時、通信機の前に座っている女性隊員は何か事件の報告を聞いたように、
隊員たちに向かって叫んだ。
通信隊員「FW地帯に、ジャンボロイドが出現しました!!」
それを聞いた隊員たちは驚いたり、緊張したりしていた。春日は冷静に立ち上がってそう言った。
春日「来たわね・・・・・・!今回は本気よ!こっちも本気で出撃よ!!」
隊員たち「了解!!!!」 隊員たちは一斉に立ち上がり、ヘルメットを持って、部屋から出た。
とある山で人間体のシャーマニックツァルトが歩いていた。そして、足を止めると笑みを浮かべた。
シャーマニック・ツァルト「・・・・・・・ジャンボ・アップ。」
シャーマニックツァルトはそう言うと、いきなり光に包まれ、全裸となる。
そして、両手が変形して、背中より、4つの機械が出てきた。
身体もシンプルなピンクな衣装に包まれ、胸と腹から丸い銀色の部分が突き出た。
口も銀色のマスクをして、両目も赤くなる。足も機械になって8本に増えた。
光が消え、シャーマニックツァルトは巨大変身した。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニック・ツァルトはさっそく街へ向かおうと走り始めた。
そこに、リボルバージャック部隊と第6分隊の地上部隊が駆けつけた。
野沢「ジャンボ・ロイド発見!!」
清水「一斉射撃、撃て!!!!」 隊員たちはマシンガンやバスーカなどで攻撃を始めた。
複数のリボルバージャックも一斉にミサイルを連射し、ジャンボロイドを攻撃した。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニック・ツァルトはその砲撃に耐え、反撃を開始した。
銃から火薬弾、ビーム砲からレーザーを連射し、リボルバーを次々と撃墜させた。
桜「ああっ!リボルバージャックが・・・・!!」
野沢「このジャンボ・ロイド・・・・強いわ!!」
清水「なんとしても奴を倒すのよ!!」 そこに、ブラックアタッカー部隊が走ってきた。
桜「っ!ブラックアタッカー!!!」
ブラック・アタッカー「構え!!」 アタッカーたちが隊員たちの前で一斉にマシンガンを構えた。
野沢「一斉射撃を開始する気よ!!」
清水「ならば、こっちも一斉射撃だ!!」 隊員たちも一斉に銃器を構えた。
一方、高町邸の和室では・・・・・・・。
あかり「・・・・・・あう!!」 あかりの胸が鼓動とともに一瞬に膨らんだ。
あかりはこれに感じ、痛がるように胸を押さえ込んだ。
あかり「こ・・・・この感じ・・・・・シャーマニック・ツァルトが・・・・・・あああっ!!」
あかりは急に立ち上がったら、またも胸に苦痛を感じそこを押さえる。
あかり「っ!!ま・・・・またこの痛み・・・・・・・。でも、SSPだけじゃシャーマニックに勝てない・・・・。」
あかりはメイド服を着替えようと、その服のあるところを行くと、胸の苦痛が激しくなる。
あかり「う!くぅぅぅぅ・・・・・!い・・・痛い・・・・・・。わかってるんだわ・・・・・。
あのジャンボロイドの卑劣な行いに怯えているのが・・・・!でも・・・・行かないと・・・・・・!!」
あかりは苦痛を感じ続ける胸を押さえながら、メイド服に触れた。
そして、あかりはメイド服に着替えて、和室から出た。そこに光次郎が階段から降りてきた。
しかし、あかりは苦痛を感じている胸を押さえて、走っていた。
光次郎「あ、あかりさ・・・・・・。」 光次郎があかりを呼びかけている途中で、
あかりが玄関のドアを開けて家から出てしまった。あかりは胸の苦痛を激しく感じて、
光次郎の呼びかけに答えることができなかたったのだ。
光次郎「あかりさん・・・・・・?」 そして、あかりは外で変身を開始した。
あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!」 あかりはマリオネットライターに巨大変身した。
その後すぐに光次郎が家から出て、巨大な彼女の前に立った。
光次郎「あかりさん!あれ・・・いない?あ、マリオネットライター!!!」
マリオネット・ライター「・・・・えぃ!!」 ライターは戦場へ向かおうと空を飛んでいった。
光次郎「彼女の向かっている先はジャンボロイドのいるところか・・・・よぉし!!」
マリオネットライターはとうとうシャーマニックツァルトの前に着地して、戦いの構えをとった。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
マリオネット・ライター「っ!ええい!!」 ライターとシャーマニックは正面から走り、
衝突し、組み合いを始めた。凄まじい押し合いだ。
マリオネット・ライター「む・・・・・ぇあああああ!!!」
マリオネットライターはシャーマニックツァルトに背負い投げを決めた。敵は地面に叩きつけらる。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
しかし、シャーマニックはすぐに立ち上がり、銃で連射して、ライターを襲った。 ガガガガガガガガ
マリオネット・ライター「わっ!えぃ!っ!!」 マリオネットライターは必死にそれを避けた。
しかし、シャーマニックツァルトはビーム砲からの光線でライターの右足を攻撃した。
マリオネット・ライター「くああっ!!」 マリオネットライターは右足を撃たれ、扱けてしまう。
桜「マリオネット・ライター!!!」
清水「月野隊員!目の前に集中しなさい!!」
桜「くっ!!」 桜は草むらに隠れながらマシンガンで、ブラックアタッカーたちを攻撃していた。
野沢「早くこいつらを全て倒さないとライターが危ないわ・・・・!!」
マリオネット・ライター「っ・・・・・!うああああ!!!」 マリオネット・ライターは立とうとするが、
胸にまたも苦痛が来たため、胸を押さえながら倒れた。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックツァルトはマリオネットライターに近づき、剣とドリルを彼女に向けた。
マリオネット・ライター「っ!?でぃ!やあ!!」 マリオネットライターは胸の痛みに耐えながら、
手刀で剣とドリルの機械を弾き返した。そして、ハイキックで敵をひるませた。
マリオネット・ライター「ふん!く・・・・・・!!」 マリオネットライターは立ち上がるが、
胸の苦痛に耐えているので、苦しげな表情だった。胸から少し煙が出て、
クリスタルタイマーもいつの間にか点滅が早くなってきた。
マリオネット・ライター「っ!?まだあと2分なのに・・・・・・!?」
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニック・ツァルトは苦しそうなライターに容赦なくスタンガンを向けた。
マリオネット・ライター「ぐ!でぃ!!た!はああ!!」
ライターはそのスタンガンをチョップで叩き、次に敵が振るう剣をキックで弾き、
シャーマニックの胴体にパンチを打ち込んだ。シャーマニックはひるみ、さがった。
マリオネットライターは攻めるが、突然、シャーマニックの胸と腹の銀色の部分が光りだした。
マリオネット・ライター「っ!?」 その光を浴びたライターは急に動きを止めた。
これはシャーマニックの金縛り戦法だ。シャーマニックはビーム砲でライターの胸に光線を浴びせた。
マリオネット・ライター「いっぎゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
マリオネット・ライターは痛んでいる回路を光線に嬲られ、その悲鳴とともに倒れた。
そして、光次郎がマリオネットライターに追跡したため、この戦場に来ていた。
光次郎「っ!マリオネットライター!!!」
光次郎もマリオネットライターが苦しんでいるところを見て驚いた。
マリオネット・ライター「くっ・・・・・!うああ・・・・・!!」
マリオネット・ライターは胸を敵のビームに攻撃されたので、痛がって押さえ込んでいた。
桜「マリオネットライター!!」 桜はライターのピンチを見て彼女を心配した。
しかし、ブラックアタッカー部隊は容赦なくマシンガンを連射していた。
SSP隊員たちも負けずにマシンガンで対抗するが、戦力は互角なため、
お互いのメンバーが一人ずつ、撃たれて倒れ、数が減っていった。
ブラックアタッカー「うわ!!」 SSP隊員「きゃ!!」
桜「っ!このおぉ!!」 桜は仲間が倒れた事を知り、怒って手榴弾を敵陣に投げつけた。
ブラックアタッカー「わあああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」 ドカアアァァァァァァァァン
手榴弾の爆発によって、複数のアタッカーたちが吹き飛んだ。しかし、敵はまだ残っている。
野沢や清水もマシンガンを連射し、彼女たちの連射によって残りの敵も全滅しつつあった。
マリオネット・ライター「くっ・・・・・!」 ライターは胸を押さえながら立とうとするが・・・・・。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックツァルトがマリオネットライターに既に近づいていた。二本の足の先が半分、開き、
ライターの両手を掴み動かす。そして、他の二本の足も同じように彼女の両足を封じた。
マリオネット・ライター「きゃあああっ!!!」 ライターはジャンボロイドの押し倒されてしまった。
光次郎「っ!?マリオネットライターが危ない!!!」
マリオネット・ライター(う・・・動けない・・・・・!!まさか・・・・これをチャンスに、
奴は私の回路を壊そうと・・・・・!!?) ライターは怯えた表情をしていた。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックはハサミでライターの胸部を挟み、銃弾を連射して、彼女の回路を攻撃した。
マリオネット・ライター「いあ!ああぁぁぁ!!うあ・・・ああああぁぁぁぁぁ!!!!」
ライターは胸部を無数の弾に撃たれて苦しむ。しかし、敵は容赦なく、撃ち続けた。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
マリオネット・ライター「あ・・・あ・・・・あ・・・・!!」 ライターは弱点を散々撃たれて、息が荒くなった。
しかし、シャーマニックツァルトは今度は剣を振り、マリオネットライターの胸を斬った。 ズバァ
マリオネット・ライター「きゃああぁっ!!」 ライターはいきなり胸を斬られ、痛さで悲鳴をあげた。
しかし、敵は楽しんでいるかのように剣でライターの弱点を何度も斬り付けた。
マリオネット・ライター「あっ!ああ!いあ・・・いっ!ぅ!ああ・・・!!」 ズバ ズバ ズバ ズバ
ライターは何度も斬られてしまい、回路も悲鳴を上げるかのようにショートしつつあった。
マリオネット・ライター「あ!ああ!!あっあっ!あぁぁ!ああああぁぁぁぁぁ!!!」
光次郎「あのジャンボロイド・・・・・!マリオネットライターの胸ばっかり攻撃しているぞ・・・・!!!」
しかし、シャーマニックツァルトは剣での攻撃をやめたが、今度はドリルを突き出した。 ウィィィィィィン
マリオネット・ライター「はぁ・・・はぁ・・・。っ!ああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
そのドリルはマリオネットライターのクリスタルタイマーを攻撃していた。
どうやらクリスタルが完全に壊れるまで、それに中りながら、ドリルは回転しているだろう。
マリオネット・ライター「ああああぁぁぁぁぁああああああぁああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
ライターはこれまでにない苦痛に奇声を上げた。彼女の弱点でもある、
クリスタルタイマーが壊れかけそうだからだ。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックはそのままスタンガンをも出した。回路を徹底的に痛めつけるつもりだ。
光次郎「このままでは、ライターが危ない・・・・・畜生!!!」 光次郎は敵に近づいて、弓矢を構える。
矢を放った。矢シャーマニック・ツァルトの右下の腕の機械に命中した。すると、スタンガンが爆発した。
シャーマニック・ツァルトはいきなりスタンガンが爆発した事に驚きひるむ。
さらに、光次郎はまたも矢を放ち、敵の頭を攻撃。敵は矢に頭を刺され、その頭が爆発した。
マリオネット・ライター「あ・・・・・・。」 それによって、クリスタルタイマーを攻めたドリルも放れていった。
光次郎「ライター!今だ!!!」
マリオネット・ライター「っ・・・・くぅぅぅ・・・・・!!」 ライターは胸の苦痛に耐えながら必死に立ち上がった。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックは頭に傷を負いながらもライターに向かって走り出す。
マリオネット・ライター「っ!シュートフラッシュ!!!」 ライターは右手を出し、左手で右手首を押さえる。
左手の二本の指を出し、そこからクロス状の光が発し、シャーマニックの全ての足が爆発した。
シャーマニクツァルトはライターの新技シュートフラッシュによって、8本の足が使えなくなった。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
しかし、敵はまだあきらめず、残りの腕の機械を伸ばし、一気に倒そうとした。
マリオネット・ライター「っ!フィンガー・ラッシュ!!!」 しかし、ライターはフィンガーラッシュを発動し、
無数の光弾がシャーマニックの全ての腕の機械を攻撃した。 ビュビュビュビュ ドカァァズガァァァン
シャーマニック・ツァルトの6本の腕も壊れ、これでシャーマニックに武器はなくなった。
マリオネット・ライター「スライスライト!!!!」 マリオネット・ライターは左手に光を集め、
光が円形状の光輪となり、左手を振ってそれを投げつけた。 スパン 光輪は見事、敵に命中した。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュ・・・・・・・・」 スライスライトに斬られたシャーマニックは、
身体を真っ二つとなり、すぐに爆発し、粉々となった。
マリオネット・ライター「か・・・・勝った・・・・・・・・。」 ライターは胸を攻撃されすぎて、
その苦痛のあまりに倒れて、消えていった。夜となり、光次郎は、高町邸に帰り、二階にいた。
光次郎「なんとかジャンボロイドは倒せたけど・・・・・・マリオネットライターなんか変だったな・・・・・。
胸を攻撃されると凄く痛がるし、前回の戦いと同じように勝ったら倒れるし・・・・。
そして、あかりさんも・・・・・・・・・・。」
あかりは和室にいた。しかし、彼女は何故か下着姿で横たわりながら息をしていた。
あかり「はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・・・。」
彼女の顔もとても苦しそうな表情であった。胸の苦痛が激しくなっていた。
あかりのマリオネット回路はさっきの戦いによって、酷く傷つき、壊れ始めようとしていた・・・・・。
あかり「い・・・痛い・・・・・痛い・・・・・い・・・たい・・・・・・。あ・・・・・ああ・・・・・。
(でも・・・・・まだ・・・・・まだ・・・・あきらめちゃ駄目・・・・・・。
私は・・・・まだ・・・・・・・。
でも・・・。)い・・・・痛い・・・胸が痛・・・・・。(もう回路が持たない・・・・・・。)」
光次郎「・・・・・・・あかりさんはさっき、僕が帰った時に和室で痛いと何度も呟いた。
一体彼女に何が起きているんだ・・・・・!?まさか・・・・・あかりさん・・・・・・。
まさか・・・・・・・!!!マリオネット・ライターはさっきの戦いで胸を痛めた。
そして、僕が家に帰った時にあかりは胸を押さえ込みながら、痛いと苦しんでいたのだ・・・・・。」
光次郎は今、二階にいるが、さっきは和室に行ってあかりの苦しんでいるところを見た。
光次郎「・・・・・・つまり、あかりさんは・・・・・・。」
その頃、日本支部では、佐野山とジェノダイドシーザーがいた。
佐野山「シャーマニックツァルトは死んでしまった。だが、彼女の凄まじい攻撃によって、
マリオネット・ライターのマリオネット回路はそろそろ壊れ始めただろう・・・・・・。」
ジェノサイド・シーザー「いよいよ・・・・・攻撃開始ですね・・・・・・!」
佐野山「ああ・・・・・・・。ついに決着の時が来たのだ・・・・・・・はっはっはっはっはっはっは!!!」
佐野山は不気味に笑った。あかりの回路が壊れ始め、
ついにデスナイト日本支部が動き出そうとしています。SSPはどう迎え撃つでしょうか?
あかり・・・・・マリオネット・ライターは立ち上がることができるしょうか?そして、光次郎は・・・・・・。
彼はあかりの正体に近づこうとしているのです。
デスナイト日本支部との最終決戦はいよいよ間近に迫りつつあります・・・・・・。
次回につづく
登場ジャンボロイド
怪異ジャンボ・ロイド・シャーマニック・ツァルト
身長・15メートル
CV・こやまきみこ氏
複数の手足を持つ不気味な悪党。手が6本もあり、それぞれ、
剣、機関銃、ドリル、光線銃、スタンガン、ハサミが武装されている。
残忍な性格で、マリオネットライターの弱点を嬲り続けた。
登場キャラ
校長(CV・清水健太郎氏)
秋田学園の学園長の男性で、生徒たちが一人前になる事を望んでいる。