ニャンコネットワーク
数多くの作品の中から見つけていただきありがとうございます!
お楽しみいただけると幸いです!
な、な、なんと!
今私の前には大きいネコ様が3匹ほどいらっしゃいます!!!
みんなモフモフのモコモコ!
たまんないですわ!
ただ、一つ気になっていたことがあった
ライ様は元の名前を捨てて私が名付けた名前にしたはず…
どうしてコム様とポコ様は知っていたのか…
ライ様に質問してみた
『あー。それはね、宇宙船にいる時に離れたところでも話すことの出来る機械でコムとポコには伝えておいたんだ!ここのお家についてからも定期的に報告会もしてたし!』
電話のようなものか!
なるほどなるほど!
というか、報告会とは?
続けてライ様は答えてくれた
『仲のいいメンバーや家族が定期的に集まって報告会をするんだ!』
あー!あれだ!地球でも野良ネコさんたちがやってたものか!
あれ報告会だったんだ!
よくネコのネットワークやノラネコネットワークと聞いていたけど報告会だったことを今知ったのだった
『実際ワタシたちも元は地球の野良猫だったのよ』
コムが突然真実を暴露した
え!?野良猫だった!?え!!!?
元からこの惑星のネコ様じゃないの!?
ハナは驚きを隠せない
『そうなの。元々地球に住むネコたちは、この惑星出身が多いの。稀に地球在住のネコと恋をして駆け落ちするネコたちが多いせいね。』
なるほど、納得しました!
だが、コムは少し寂しそうな顔をしたあと、続けて話をしてくれた
『でもね、ワタシたちネコは子どもが多い。野良だと生きていくのも難しいの。中には人間の元で育った子たちもいるけれど…野良として生きていく定めだったのね!暖かいお家とは程遠い、お外に捨てられるネコも多いわ…ワタシたちはその捨てネコなの』
ハナはなんとなく察していたところがあった。
でも聞くことはやめていた。
残酷な現実を知りたくなかった部分があったからだ。
ここで、ライが口を開いた
『コム。それだけだと人間嫌いなネコたちと一緒じゃないか!もっと話すべきことがあるだろ?』
話すべきこと?
『なによ!今から話そうとしてたの!ハナ!ワタシたちはね、血は繋がってないけれど、ある人間に救われたの。家族としてワタシたちみんなを子猫の時に引き取って愛情たっぷりに育ててくれたわ』
コムは誇らしげにその人間のことを話してくれたあと
少し寂しそうな顔をしながらライがまた口を開いた
『僕たちの親代わりの人間は元々この惑星に住んでいたことがあって、だから、僕たちが大きくなったらみんなでここに来て住む予定だったことを話してくれた。そうなるはずだった…』
みんな寂しそうな顔をする
『でもね…時が来た時に事件があった。人間反対派のネコたちの暴動に巻き込まれちゃったんだ。僕たちの親だった人間は…僕たちを逃したあと…』
それ以降はだれも話さなかった。
ハナはその空気で察した。きっとダメだったんだ。
『だからびっくりしたわよ!ライ兄さんがハナを連れてきたんだもの!あの事件以来怖くて人間とは住まないって思ってたから!』
『それはそうだけど…やっぱり一緒に住みたいじゃないか!』
ライとコムが言い合いをしていると
『ボクたちは人間が好きだよ。今でも。でも人間反対派もいることを覚えといてほしいな。だから僕たちから離れちゃダメだよ』
ポコが笑顔でハナに向かって伝えてくれたあと
頭をポンポンと触ってくれた
あぁ。ポコ様の笑顔が最強に可愛すぎるのに
あの柔らかい肉球でポンポンなんて…
ハナは過呼吸を起こしそうだった
『『その笑顔も全部奪ってやる』』
黒い猫影がそこまで迫っていた
誰もまだ気づくことができなかった
『あ!そうだわ!ライ兄さん!ハナを連れてショッピング行きましょうよ!お洋服も買ってあげなきゃね!』
『そうだね!みんなで行こうか!』
ライ、ポコ、コムはハナを連れて買い物へ行くことになった。
黒い猫影が迫っていることも知らずに…
黒い猫影が迫る!ハナ逃げろ!
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次回もお楽しみに!