流れ星にお願いしよう
ホラーもそうだったけどジャンルにちゃんと合ってるよな?(疑心暗鬼)
ここはマー君のお家です。
マー君は優しいお母さんとカッコいいお父さんと一緒に楽しく過ごしています。
ある冬のことでした、なんとマー君の住む街で流れ星が見られるそうなのです!
でもマー君はまだまだ小さいから、流れ星のことをお母さんに聞きます。
「おかーさん、ながれぼしってなーに?」
「流れ星っていうのはね、お空のお星さまがみんなの場所に降りてきてくれることなのよ」
それを聞いたマー君は大はしゃぎしてお母さんに聞きます。
「それってすっごいね!ね、ね、いつみれるの!まーくんおほしさまにあいたい!あっておともだちになりたい!」
「ふふふ、今夜見れるみたいだからお父さんが帰ってきたら、連れて行ってもらおっか」
マー君は喜んで、目一杯の笑顔を見せてくれます。
それに釣られてお母さんもニッコリ。
幼稚園でマー君はみんなに流れ星のことを教えてあげました、すると先生がやってきて新しいことを教えてくれました。
「マー君、流れ星が見えなくなる前に願い事を3回言えたらお星さまがその願い事を叶えてくれるんだって」
マー君はますます喜んで、何をお願いしようかお友達と話し合ったり、自分で考えたりで大忙しです。
さて、いよいよ待ちに待った夜です!
マー君はお着替えも済ませて準備万端、お父さんとお母さんと一緒に流れ星を見に行きます。
鼻息をフンフン鳴らしながら、お父さんの車に乗ります。
その時見えた灯りの消えた家はちょっぴり怖かったけど、お母さんが頭を撫でてくれたので、大丈夫になりました。
そして、お父さんが(アナバ)と呼んでいた高いところへやってきました。
マー君は寒がりながらも、夜空を見てびっくり!
邪魔なものがない夜空にはお星さまがうんと輝いて、マー君を待っていてくれました。
ついつい声が出てしまうような綺麗さにマー君は引き込まれていきました。
ずーっと夜空を眺めていると、ちっちゃな口から「ふわぁ」とあくびが出てきました。
もう夜も遅い時間、ちっちゃなマー君はもうおねむの時間です。
目を閉じて目一杯のあくびを出して、目を開けるとなんとそこにいたはずのお父さんもお母さんも居なくなってしまいました。
代わりにさっきまでお父さんがいた場所には知らない男の人が立っています。
マー君は怖くなって泣き出しそうになりました、すると男の人がマー君には近づいてきます。
ゆっくりゆっくりとマー君の方へと向かってくる男の人は暗くて顔が見えず、まるで絵本に出てくるお化けのようでした。
そう感じ始めると、周りの暗さが急に目立ち始めます。
怖すぎてうずくまって泣くことしかできないマー君のそばに遂に男の人が立ちます。
男に人は手に何か持っていて、それを地面へそっと置きました。
その置いたものを見たマー君は、ハッとして立ち上がります。
すると視線はみるみるうちに高くなり、ちょうど先ほどの男の人と同じくらいの高さになりました。
そう、男の人の正体は大人になったマー君なのでした。
マー君は大人になってある物を持って初めてこの場所にやってきました。
防寒着を着ていないのでその体に、冬の夜の寒さが突き刺さります。
ふと夜空を見上げると、一筋の光が空を流れました。
流れ星です。
マー君は見たかった流れ星をやっと見ることが出来ました。
流れ星を見てマー君は願います。
「お願いしますお星さま、どうか、どうか、お母さんとお父さんにまた合わせてください!」
そう願ってまた空を見上げます。
お父さんさんが連れてきてくれた穴場は手を伸ばせば星に手が届きそうと思わせるほどに高いところにありました。
マー君は手を伸ばして、流れ星を掴もうとします。
一歩、また一歩と空に近づいていきます。
危うく落ちる!
というところでマー君の体が光って浮き上がりました。
フワフワと夜空を飛んでいくマー君、すると目の前に二人の人が現れました。
「マー君」
「マー君」
マー君のお母さんとお父さんです。
二人がマー君のことを呼ぶと、マー君は小さくなって二人の方へ向かいます。
「お母さん!お父さん!」
駆け寄るマー君を二人はそっと抱きしめてくれました。
「会いたかった!会いたかったよ!」
「私たちも会いたかったわ、これからは一緒にいましょうね」
「マー君心配したよ、でもよかったよまた会えてこれからまたみんなで一緒に暮らそうね」
「うん!」
そうしてマー君は、お母さんとお父さんと一緒に空へ飛んでいきました。
今度は離れないように、しっかりと手を握りながら。
アナバに白い花束とお気に入りの靴を残して。
没案として夢オチとか、過去のマー君が未来のマー君の願いを叶えて、空の上じゃなくてちゃんと家の中で一緒に暮らすENDとかも考えてたけど初期案である当ENDを採用しました。
他にも色々書いているので是非作者ページか、作者の名前で検索していただけると助かります。