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三話 さて、異世界のことを皆にどう説明したもんか。

2020/12/10の時点でおそらくまだ誰の目にもついてない作品の後書きに『最初のうちは不定期更新です!』って書く意味のなさに気づいた今日この頃。

そしてこの作品が日の目を見ることがあるか分からないのに更新するたび、謎の小っ恥ずかしさを覚えております。

 

 チュン!チュン!


 (あぁ朝かぁ。なんかいつもより気持ちいいなぁ。)


 俺はリビングのソファの上で目を覚ました。普段は寝起きが悪く、目が覚めても5〜6分はベッドの上でダラダラする俺だが、今日は何故かスッと起きれた。


 (なんかすっげーいい夢を見てた様な…?確か、白い空間の中で…………‼︎)


 夢のなかでの出来事を思い出した俺は、さながら子供が寝起き1番にサンタからのプレゼントを確認するかの様に机の上を見た。すると、そこには40cm✖︎40cmの紙が置いてあった。それをよく見ると、とても細く変な文字で構成された円と、その中には細かい線で色々な図形がびっしりと描かれていた。


 (うわ…すげぇなこれ。円の中の図形の線、実は文字だったりしねぇだろうな。)


 ふとそう思った俺は、リビングの棚から虫眼鏡を見つけてきて中の図形を見てみた。すると、俺の予想通り中の図形も文字で描かれていた。


 (……やば。こんなん魔法陣確定やん。…いや別に疑ってたわけじゃ無いけど。)


 そして、魔法陣の端から端を見終えた瞬間に腹の底…いや魂の底からこみ上げて来たものがあったので、それを解放する。


「イィヨッッッッッッシャァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」



「うっっっさいバカ‼︎近所迷惑でしょ‼︎‼︎」


 俺の魂の叫びより大きな声がしたので、びっくりして腰を抜かしてしまった。


「うぉ!びっくりした!脅かすなよ。」


 (ビキッ)


 鬼の形相をした聖奈がゆっくりと近づきながら言う。


「そ!れ!は!こ!っ!ち!の!せ!り!ふ!で!しょ!」

 

 さっきと変わらない声量で俺に叱りつける。こんなに怖い聖奈を見たのは初めてだ。なんか少し嬉しい気もするが、それを表情に出すと殺されかねないので、努めて平静を装いながら言い返す。


「お、おい。落ち着けって。俺が悪かったよ。…でも聖奈も声量とんでもないことになってるぜ?」


〈ギロッ〉


 ヒッ!殺気!俺は、蛇に…いや龍に睨まれたありの様に体を縮ませる。


「……はぁ。煩くしたのは私も悪かったけど、殆どハルのせいだからね!まったく…こんな朝早くに大声をあげるなんて、常識ないのかしら。」


 そう言われたのでチラッと時計を見るとまだ6時だった。いくら外が明るいとは言え、まだ寝ている人も多いだろう。


「うっ。…まぁ確かにさっきのは10:0で俺が悪いわ。すまん。」


「うん。わかればいいのよ。…よし!ハルがもう起きてんのなら朝食を作りましょうか。」


 そう言って聖奈はキッチンへ行った。


「何か手伝える…いや朝食は聖奈に任せるわ。…って言うかよくこんな時間に起きてたな。」


「…実は、最近昼夜が逆転しちゃってね。夜起きてる間、折角だからハルの持って来た異世界本を呼んでたの。」


「そうか!それでどうだった?面白かったか?」


「えぇ。呼んだことのないジャンルだったから新鮮で面白かったわ。ただ…」


「ただ?」


「異世界に転移する人って日本にいる家族や友達のこと気にならないのかなって…」


「いや…異世界転移の殆どが召喚形式だから、自分から異世界に行く奴なんてそういないぜ?」


「わかってる。わかってるけど…」


 まぁ確かに。異世界に召喚された人間がホームシックになって、使いものにならなくなったら大問題だし、自分を召喚したことを恨んで反旗を翻されたら堪ったもんじゃない。

 そう考えると、召喚される人間は性格や能力だけでなく、家族がいないなどの境遇や、家族や友人に情がないことが条件にあるのかもしれない。知らんけど。


 (まぁ、その点俺は情がありまくるおかげで俺は異世界に行けるわけだけど…あ!このこと聖奈に言ってなかった!)


 時間を置いたことで冷静になっていた俺だが、魔法陣の事を思い出したら先程の興奮がぶり返してきた。しかし、ここでマシンガントークをしても混乱させるだけだろうから心を鎮めて話しかける。


「そうだ。俺異世界に行くことになったんだ!」


 下手くそか俺。

 どういう風に説明しようか悩んだ結果、とても簡素で何も伝わらない事を言ってしまった。


 (ガッシャーン)


 おや、聖奈が食器を落とすなんて珍しい。手でも滑らせたのだろうか。


「あ、あはは。面白い冗談だね…。びっくりして食器を落としちゃったじゃない。」


「いや別に冗談じゃないよ。さっき夢の中で、転移する方法を教えてもらったんだ。」


 (ガッチャバリーン)


 今度は2枚落とした。今日はすごい皿を落とすな。


「あ…え………。は、ハル…い、異世界行っちゃうの?………ダ、ダメ!!絶対ダメ!!」


 そう言って聖奈がキッチンから駆けてくる。


「き、昨日は私のペースで一緒に歩いてくれるって…杖になってくれるって!言ってたのに………な、なんでよ……。どこにも行かないでよ………置いて……行かないで…。ハルがいなくなっちゃったら私……どうやって………。」


 ………や、やばい。泣かせてしまった。言葉選ばなさすぎだろ俺……聖奈を泣かすなんて、さっきまでの俺をぶん殴ってやりたい。

 俺は、ひとまず聖奈を安心させるため顔を赤らめながら抱きしめてあげた。そして、聖奈を傷つけない様言葉を慎重に選びながらに話しかける。


「…置いて行かないさ。聖奈を置いて行くもんか。むしろ、ついて来てくださいって頭を下げようと思ってたんだから。」


 そのあと、どう言葉を続けていいか分からず困った俺は、聖奈が泣き止むのを待った。

 しばらく俺の胸で泣いていた聖奈だが、しばらくしたら落ち着いた様で涙でグショグショにした顔を赤らめながら離れた。


「…ごめんなさい。取り乱したわ。多分、寝てないせいね。昨日ハルが来てから寝てないし。あは、あはは……

疲れたしちょっと寝てくるわ。」


 そう言って聖奈は立ち上がりリビングを出ようとする。するとリビングのドア付近で何か物を落とした音が聞こえた。そこには妹の心晴がいた。


「あぁーー!!!お兄がセナ姉を泣かしてる!!!!!!こんな朝っぱらから女の子を泣かせるなんて…!ま、まさかセナ姉の弱みにつけ込んで………。最っっっっっっっっっっ低!ドクズ!クソ野郎!女の敵‼︎‼︎こうなったら刑務所入り覚悟でぶっ殺してやる!!!」


「ははっ、そこは『お前を殺して私も死ぬ!』じゃないんだな」


「はぁ??なんでクソ野郎と一緒に死なないといけないのよ!セナ姉包丁どこ⁉︎」


「え?え?ハルはなんでそんな反応なの⁉︎ご、誤解なのに!ここちゃんも落ち着いて〜〜!そこまでのことはされてないよ!」


「『そこ』までのことは?つまり『それ』までのことはされたってこと??やっぱぶっ潰す!!」


「え、そ、そうじゃなくて!何もされてないから!ほ、ほらハルもなんか言ってよ」


「できることなら死なずに、この体で異世界に行きたいな〜。はっ!いま異世界転移すれば助かるのでは⁉︎」


「なんで最初っから最後まで諦めモードなのよ⁉︎」


 だってこいつ自分が『こうだ!』と思って突き進んだら、例えその先に壁があろうとその壁をぶち抜いて進むほどの猪突猛進っぷりだもん。もう俺如きには止められない。親を呼んでくるか聖奈にワンチャン賭けるしかない。

 なんて、俺が悟った様な目をしている間に聖奈は心晴の説得に成功した様だ。すげぇな、俺もそのチートスキル欲しい。


「ふ〜ん。なるほどね。それでも結局お兄が悪くない?」


「あぁ、全くその通りだ。だからこの命如何様にも。」


「もうそのやりとりは終わったから振り返さないで!さっき謝罪は受けたからこのことはおわり!いいわね⁉︎」


「「は、はい」」


 謎の気迫にに押され兄妹で仲良く返事をした。


「はぁ。もう眠気も全部吹き飛んだわ。心晴ちゃんも来ちゃったし。朝食作るの再開…の前に割っちゃったお皿の掃除ね…」


「それは俺がやるよ。女性の御手に傷をつけるわけにもいきませんし。」


「ありがと。じゃ私は箒とちりとりを持ってくるから大きな破片をこの新聞紙に包んどいて。」


「うぃっす。」


 そう言って聖奈はリビングから出て行った。


「って言うか心晴お前をなんでここにいるんだ?」


「お兄が変なことしてないかの調査。って言うか、お兄こそ異世界に行くとか訳わかんないこと言ってセナ姉泣かせてんじゃん。何やってんの?」


「あぁ、それはな……朝食の時な。」


 そうこうしていると箒とちりとりを取りに行ってた聖奈が戻ってきた。


「掃除し終わったら、朝食にしましょ。」


「あ、じゃあ私卵焼き作れるから手伝うね!」


「そう?じゃあお願いするわ。」


「おう!じゃあ俺はご飯を炊くぜ!」


「お兄…それお米洗って水入れてボタン押すだけじゃん…」


「あ、ご飯は時間かかるからさっきやっちゃった。」


「お兄の役立たず」


「お、おう」


 なんか妹がいつもの7割増しで酷い。まぁそれは俺の自業自得か。


 (…宿題でもしてよ)


 2人が料理している間、俺は特にすることも無いから宿題を進めた。


 しばらくして、朝食のいい匂いがして来たので宿題をしていた手を止めて食卓へ向かった。すると、既に朝食は並んでおり、2人も席についていたのでその向かいの席に座った。


「んじゃ食べるか。いただきまーす。」


 腹の減っていた俺は早速ご飯を食べようとした。しかしその前に心晴から待ったがかかる。


「お兄ストップ。ご飯食べる前に朝のゴタゴタの事詳しく話してくれる?」


 そうだった。異世界のこと話すの忘れてた。


「あぁそうだな。う〜ん。まぁ、まず端的に言うと夢の中で女神の使いに会って、異世界転移できる魔法陣をもらった。」


「……お兄、そんな話信じると思うの?」


「まぁ普通そういう反応だわな。だが!これを見てほしい!」


 そう言って俺は、魔法陣を持ってきて2人に見せる。


「…すごい細かい文字と複雑な図形が沢山描かれてるわね……。」


「‼︎かっこい……すごいけど…どうせお兄が書いたんでしょ。」


 ん?今、心晴がかっこいいって言いかけたか?まぁいいか。2人の反応が予想できていた俺は、あらかじめ持ってきておいた虫眼鏡を心晴に渡す。


「それで円の中の図形見てみ。やべぇから。俺じゃあ、というか人間じゃ到底これを描くことは出来ないってことがわかると思う。」


 虫眼鏡を受け取った心晴は、疑いながらも魔法陣に虫眼鏡をかざす。


「こ、こ、これ!!流石に細かすぎでしょ⁉︎こんなものが……」


「すごいわね、これ。」


 2人は驚きのあまり固まってしまった。


「すげぇだろこれ。因みに手を繋いで転移すれば皆で異世界に転移出来るし、向こうとこっちの行き来も回数制限無しでできるらしい。」


「…まだ信じきれてないけど、これを見せられたら流石に…ね。」


「…うん。とりあえずこれで転移出来ることは分かったわ。それでハルは…異世界に行っちゃうの?」


「あぁ!勿論だ!ずっと憧れていた異世界!剣と魔法を使って魔物を倒し!いずれハーレム……はいいや(聖奈がいてくれれば俺はそれで…)。それで提案なんだが、聖奈もし良ければ一緒に異世界に行ってみないか?あ、あと心晴も」


「う、うん。でも私…」


「何も気にすることはない!俺は、向こうに行けば万事うまく行くという確信がなぜかある!」


 そう、何故か向こうに行けば大丈夫!みたいな物が俺の中にある。まぁ、一つだけ良いことは心当たりあるがそれは向こうに行ってのお楽しみだ。


「なんか、私はついでみたいな扱いだったわね。」


「い、いやそれは言葉の綾だ、そんなつもりは毛頭ない。第一、親にこの話をしたら2人も転移したがるだろう。俺以上の異世界狂いだからな。そうなったら心晴だけこっちに残すとこになっちまう。いくら行ったり来たりが自由でもそれは、出来ないからな。」


「お兄…。…もう、仕方ないなぁ〜。そこまでいうならついてってあげる」


 なんだろう、頑張って抑えている様だが、顔に〈異世界超楽しみ!〉とでかでかと書かれている。流石はあの2人の子で、俺の妹と言うわけか…血は争えないな。あ、目もキラキラし始めた。ニヤけてしまうのも時間の問題だろう。そんな、隠れ異世界好きだった妹を横目に、俺は聖奈に向き直る。


「異世界行き、考えといてくれないか?立ち直ったばかりで不安かもしれないが、俺が全て保証する。これからの生活も安全も。というか、むしろ向こう方が今の聖奈にとっては生活しやすいと思うんだ。……まぁ今すぐに決めてくれとは言わない。もしダメなら3人を向こうに送ったあと俺はこっちに戻ってくるよ。」


「そ、そんなこと…ダメよ。皆を引き離す様な事は…。」


「言っただろ。行き来は自由に出来る。週に2回は顔を合わせる様にするさ。」


「そ、それならハルが3人と向こうに行って、週に何回かこっちに戻ってくれば…今までもそうしてたし…」


「それは……したくないな…。俺は、お前と一緒の世界に生きたいんだ。お前と居られるなら、ぶっちゃけ地球でも異世界でもどっちでもいい。」


「ハル…………。」


 そう言って聖奈は顎に手を当てて考え始めた。

 その間にチラッと心晴を見てみる。……こいつはもうダメだ。恐らく魔法を使っている自分の姿を想像しているんだろう「エクスプロージョン………ふひっ」とか言いながら情けない顔をしている。

 そんな妹の頭の心配をしていると聖奈が顎に当てていた手を離し、俺に話しかける。


「ハル、この話は明日朝食の時に改めて返事をするわ。…ごめんね。急に異世界行けるとか言われてもちょっとね。」


「そうか。まぁ俺としてはどっちでもいいんだけどね!(異世界行きたいけど)」


「ふふっ、そんなに強がらなくてもいいわ。ハルが異世界に憧れていることも考慮して考えるから。ふぅ、朝から大変な話を聞かされてびっくりした!それじゃご飯を食べましょ。」


「そうだな。…おい心晴いつまでトリップしてんだご飯食うぞ」


「はっ!そ、そうね。」


「お前、さっきまですごい顔してたぞ。」


「なっ!見てたの⁉︎い、いや…べ、別に何もないわよ。」


 お、珍しく動揺している。…よし少しからかってやろう。


「ふ〜ん。当ててやろう。お前は頭の中で、カッコいい魔法を使ってドラゴンを倒す自分を想像していたんじゃないか(ニチャァ)。」


「くっ!この者に神々の鉄槌を!〈サンダーマレット〉!!」


 ふむ、詠唱と魔法名は自分で考えたのだろう。良く出来ているが、勿論そんな魔法発動するはずもなく、むしろ、俺に攻撃材料を与えるだけとなってしまった。


「おや??何も起きないぞ??…だがまぁ、向こうに行ったらいい魔法使いになれるんじゃないか?(ニヤニヤ)」


「グギギギギギギギ!!向こうに行ったら必ず!必ず焼き尽くしてやる!!」


 あ、やばい。完全に煽りすぎた。普段、心晴をからかうことはないから加減を見誤ってしまった。


「お、落ち着け!ご、ご飯中は騒いじゃいけないんだぞ!……ほら、聖奈も何か言ってくれ。」


「なんでよ、ハルがなんとかしなさいよ。自分で蒔いた種でしょ。自業自得よ。」


 まさに!正論!

 俺が、どうやって落ち着けようか考えていると、聖奈が呆れたような目を向けてくる。


「はぁ、全く。ここちゃんもこんなのがお兄ちゃんで大変ね…可哀想に」


「ほんとよ。異世界に連れて行ってくれるから今はまだ生かしてるけど、向こうに行ったらただじゃおかないから。」


 なるほど。つまり魔法陣を盾にすれば……いや、やめとこう。そんなことをすれば寿命がもっと縮みかねん。


「はい。じゃあ今度こそ。いただいきまーす。」


「「いただきます。」」


 朝食は、少し冷めてしまっていたがとても美味しかった。まさか、心晴がこんな美味しい玉子焼きをつくるとは…。

 あと、心晴がいてくれたおかげで、昨日2人でご飯を食べている時より食卓が賑やかだった。3人で、今日の予定なんかを話している間に皆食べ終わった。


「「「ご馳走様」」」


「よし、じゃあ俺が皿を」


「ハルは宿題してて、私が洗っとくわ」


「ん。さんきゅー。心晴はどうする?」


「んー。一旦家に帰って異世界のことお母さんに伝えとく。」


「わかった。明日の朝食のあと異世界に行くから、父さんが仕事から帰ってきたら、父さんにも伝えといてくれ。」


「はーい。じゃ帰るねー、セナ姉もバイバーイ。また明日。」


「うん。またね」


「お兄、セナ姉に変なことしたら…」


「わかったわかった、変なことなんか絶対しないから!ほら、さっさと帰れ」


 そう言って心晴をリビングから押し出す。


「はぁ、じゃあ…宿題しとこ」


 そうしていると、洗い物が終わった聖奈が


「じゃ、私明日の朝まで部屋にいるから家事よろしく!」


 と言って、部屋に帰っていった。


 聖奈は明日の朝、どういう答えを出すのだろうか。俺は、そのことをずっと考えながら1日を過ごした。

 …勿論、宿題なんて全く手につかなかった。






 


 


まぁ、虫眼鏡で見れるくらいの文字は、人間の技術力を持ってすれば書けると思うけど。

あと、眠い目を擦りながら書いたせいか、無駄に話が長くなっている様な気がしなくもない。


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