私は強い。つよいし速い。だからかっこいい。
ウ〇チブリブリ
私は日本人だ。そして強い。
今日も学校へ行く。その途中トラックにひかれた。痛い。
痛いしキモチワルイ。でも強いから大丈夫。
大丈夫と思ったら異世界に転生した。私はすごい。
私は勇者だ。特に何も持ってないけど勇者だ。だから強い。強いしかっこいい。
なんか岩に剣が刺さっている。散歩中の大賢者が私に言ってきた。
「あ、あなた様はあの伝説の勇者様じゃな!!か、かっこいい!そしてはやい!そして強そう!」
まったく、私のカリスマはこの国一の大賢者をもたじろがせてしまうというのか。前世ではこのカリスマで多くの友達にねたまれたものだ。
私は剣を抜いた。だからすごい。すごいし強い。強いから現れたゴブリンと戦う。
「勇者様!ゴブリンが!ゴブリンが出ましたぞ!お助けくだされ!!たすけて!」
しかたない、大賢者といえども先の大大戦で疲弊しているのだろう、私が倒してやろう。
ゴブリンが叫ぶ。
「勇者め!殺す!」
「何て恐ろしいことをいうやつだ!ほおっては置けない!ぶち殺す!」
ゴブリンが私をひっかいた。痛い。痛いし汚い。
「なあにすんだああああああああああああああ!!!あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!きぃええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」
私はゴブリンを殴った。ばこ。ゴブリンは死んだ。弱かった。弱かったし気持ち悪かった。やはり私は強い。強いしかっこいい。
「勇者様はお強い。だからきっと魔王も倒せるはず。あなたなら大国の軍隊でも小指で滅ぼせましょう。はは、それはちょっと言い過ぎたかな、はっはっはっは」
「ぶ、ぶぶぶぶぶぶはっ!!ぶははっはははっはあはっはは!!おまえ!!それ、それはwwwwwwwクッソwwwwまじで草」
王様がいる。王様は強い。だからえらい。
「みなのもの!、今日から一日に一人、村娘をわしに差し出せ!王の命令じゃ!!」
兵隊が王様に話しかける。
「帝王閣下!!ff外から失礼します!!」
「なんやその挨拶、なめてんのか殺すわしね」
「ぐわー!」
兵隊は死んだ。馬鹿な奴だ、私ならあんな失敗はしない。だから私は強い。強いしかっこいい。
ほかのものが王様に話しかける。
「ff外から失礼します!!勇者が来ました!強そう!!」
「なに!あの伝説の勇者が!!すごい!かっこいい!」
まったく、わたしのカッコ良さはどこまで行ってしまうのだろう。私はすごい。
「王様、私が魔王を倒します。村娘は私に下さい」
「いやだ」
「は?切れそう」
「ごめんなさい」
「ゆるさねぇかんなぁ…!!」
どごーん
城は爆発した。私は強い。
魔王の城についた。
私は片腕で城のドアを開ける。
「な、五十トンの扉を!片腕であけるとは!さすが勇者様じゃ!!」
「大賢者、これはそんなに重いのか!!ハエと思った!」
大賢者は腰を抜かした。私が強すぎた。強いしかっこよすぎた。大賢者は濡れている、びしょびしょだ。
「魔王はどこだ!」
すると城の奥の暗い部分のどちらかというと右上の方からたくさんの魔物が出てきた。強そう。
「おめえは!魔王様のところへは行かせねえよ!!」
「お前が魔王だな」
「な!!なぜわかった」
「私が天才だからだ!」
「すごい!つよそう!」
「勝負!」
がきいいん、かんかんかん、びびびびびびーばーん
魔王は燃えた。
私が勝った。私はすごい。世界に平和が訪れた。
リブリブちんう