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『O-286. 萩-マラトンの戦い劇(主役は小早川ミルティ)』  作者: 誘凪追々(いざなぎおいおい)
幕の二:O-284. 二年目の停滞
22/115

2-① 春の演劇祭り:その3

<O-283年><春><山口-アテナイ市のミルティアデス邸にて>

<酔狂の神-ディオニュソスの大祭における劇の競演の本番当日。>


    長女-エルピニケ(容光院)

「キモン、キモーン!」

    次男-キモン(小早川秀包)

「なんだい、ムニャムニャ、・・・姉さん?」

    長女-エルピニケ(容光院)

「『なんだい』、じゃないわよ。早く起きないと、劇に遅れるよ?」

    次男-キモン(小早川秀包)

「おわっ、もう日が昇ってる!」

   長女-エルピニケ(容光院)

「普通、本番の日なんて、緊張して寝られないよ? キモンは相変わらずだね。はい、おはようの口づけ(チュッ)。」

    次男-キモン(小早川秀包)

「んっ。いやいや、本番の日だからこそ、たっぷり寝るんだよ。よし、今日の体調も万全だ!」



<O-283年><春><山口-アテナイ市の野外劇場にて>


    役者

「浦神-ディデュマの鐘の声ー、諸行無常の響きありー。」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「浦神-ディデュマの鐘の声ー、諸行無常の響きありー。」」」

    役者

「卜部-ブランキダイの花の色ー、盛者必衰の理りをあらわすー。」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「卜部-ブランキダイの花の色ー、盛者必衰の理りをあらわすー。」」」

    俳優

「浦上-イオーニアーは、柔①-ミレートスの話しで御座候。この町の始まりまで遡るに、今からおよそ五百年ばかり前の事、倭-ギリシャ本土は、民族移動の大混乱に陥っていた。逃げ惑う人々は、長州-アッティカに避難し、そこで怯えて暮らしていた。」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「あー、わー、あー、わー。」」」

    俳優

「しかし、この地も全くの安全地帯ではなかった。長州-アッティカがたとえどこより肥沃だったとしても、大量の難民を際限なく受け入れきれる筈もなく、放っておけば、やがて残酷な殺し合いが始まるは、火を見るより明らか。そこで、山口-アテーナイ市の指導者たちは、難民たちを船に乗せると、海の向こうの地、浦上-イオーニアーへと植民に送り出したのだった。」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「あー、わー、あー、わー。」」」

    俳優

「そして、彼の地に最初に立てられた町城が柔①-ミレートス市であった。・・・」

    青年a-レオボテス(毛利秀就)

「おい、いいか? おめぇら、演者が下手こきやがったら、容赦なく野次れよ。とくにキモンがとちりやがったらだ、でかめの声でな。」

    青年c-マグネス(路阿弥)

「任せとけ。」

    青年b-ヘルモリュコス(魁傑)

「うむ、ただし、とちりやがったら、だぞ?」

    俳優

「・・・ああ、柔①-ミレートスの城壁が崩れ行く。かつて「浦上-イオーニアーの華」とまで褒め称えられたこの可憐で豊かな町城を。」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「ああー、ミレートスよー。ああー、イオーニアーの花よー。」」」

    俳優

「ああ、大陸の異民族たちが、獣のような雄叫びを上げて、町を壊して行く。家々は焼かれ、市会堂は倒され、神々の杜は土足で踏みにじられて行く。」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「ああー、ミレートスよー。ああー、イオーニアーの花よー。」」」

    俳優

「哀れ柔①-ミレートスの人々は恐怖にかられて逃げ惑うばかり。立ち向かった兵士たちは皆殺され、捕まった人々は手かせ足かせを嵌められ、ペルシャ人の前へと手荒に引っ立てられて行く。奴隷となった柔①-ミレートス人たちは値踏みされ、器量よしの少女たちは、大王への貢ぎ物として大陸のはるかはるか奥深く、ペルシャの王宮へと連れ去られた。今が盛りの美しい少年たちは、あそこを無理矢理去勢され、宦官に仕立て上げられると、帝国各地へ追い立てられていく。残る人々は全て奴隷に売り払われ、役立たずの年寄り連中は無抵抗のまま切り刻まれた。」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「ああー、ミレートスよー。ああー、イオーニアーの花よー。」」」

    俳優

「おー、柔①-ミレートスよ。汝の五百年は、一体なんだったのか?」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「ひとへに風のー、前の塵に同じー。」」」

    俳優

「おー、柔①-ミレートスよ。汝の五百年は、一体なんだったのか?」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「ただ春のー夜の夢の如しー。」」」

    俳優

「ああ、人間五十年ー、夢幻の如くなりー。生を得て、滅せぬもののあるべきかー。」

    合唱隊(キモンも含む)

「「「ああ、人間五十年ー。ああ、人間五十年ー。ああ、人間五十年ー。」」」

    青年a-レオボテス(毛利秀就)

「あー、あー!(大泣き)」

    青年c-マグネス(路阿弥)

「うー、うー、(大泣き)」

    青年b-ヘルモリュコス(魁傑)

「おう、おう、(大泣き)」



    総理大臣-テミストクレス(高杉晋作)

「酔狂の神-ディオニュソスを褒め称える春の大祭り、毎年最も注目を集める劇の競演も、選ばれし三人の代表作家、その全ての作品が、今年も無事演じ終わった! 三人の作家には、各々、三つの悲劇と一つの狂言(サテュロス劇)を書き上げ、それを役者や合唱隊と共に、見事な劇に仕立て上げていただいた。およそ半年に及ぶ、熱心な練習の成果が、存分に発揮されたと言えよう。それを支援した世話役の市民ともども、誠にご苦労様でしたと、皆で讃えたい!」

    劇場の観衆

「「「わー、(万雷の拍手)。」」」

    総理大臣-テミストクレス(高杉晋作)

「この劇に関わった全ての者に賞賛を送りたいが、しかしながらこれは競演であるゆえに、この中から第一位を決めなければならない。審査員は、各部族から一人ずつ選ばれたこの十名。さらにこの十名から籤で選び出された五人に、判断を委ねよう。一日目の劇、二日目の劇、三日目の劇、どれが真に優勝と呼ぶにふさわしいものであったか!」

    劇場の観衆

「「「わー、(万雷の拍手)。」」」

    総理大臣-テミストクレス(高杉晋作)

「・・・おお、結果が出た! 栄えある優勝は、三日目の劇、ミルティアデス(小早川隆景)が世話をしたプリュニコス(観阿弥)の劇である!」

    劇場の観衆

「「「わー、(万雷の拍手)」」」


    歩兵長

「すげぇ! 三代目、優勝ですぜ!」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「うむ。」

    騎兵長

「三代目、うまくいきましたな。」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「うむうむ。」

    歩兵長

「これで、ここの連中も、ちったあ、目が覚めるでしょうよ。」

    騎兵長

「この国が、滅亡の崖っぷちにあるのだという事を。」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「うむうむ、まったく、狙い通りだ。」


    総理大臣-テミストクレス(高杉晋作)

「では、第一位を勝ち取った詩人プリュニコス(観阿弥)とその世話役ミルティアデス(小早川隆景)には、壇上に上がってもらい、皆に挨拶をしていただこう。」

    歩兵長

「よっ! 三代目っ!」

    騎兵長

「よっ! 男前っ!」


    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「ちょっと待ったー! 異議ありだー! 」

    劇場の観衆

「「「おー、なんだー? 審判の判定は絶対だぞ! 贔屓が勝てなかったからって、異議とか言い出すんじゃねぇーよ!?」」」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「そうじゃない! そうではないぞ! この劇は、駄目だ、不正だ! あまりに政治的に過ぎる! いったい、市民を、正体を失わせるほど泣き狂わせて、何が目的だ!? という話しなのだ!」

    劇場の観衆

「「「悲劇なんだから、泣き狂わせたってことは、良い劇だったってこったろ?」」」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「泣かせるのは良いけれど、狂わせるのはやり過ぎだ! 『ミレトスの陥落』だって!? ついこないだの生々しい事件を扱うのは、芸術としては下品に過ぎるんじゃないのかって話しだ!」

    劇場の観衆

「「「たまには良いんじゃねえか?」」」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「良くはないだろーよ! 思い出してくれ! 我らは、つい数年前、このような泣き狂いのおかげで、大勢の死人を出したじゃないか!」

    劇場の観衆

「「「なんの話しだよ!?」」」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「今から五年ほど前の話しだ! 忘れたとは言わさんぞ!? この劇の舞台にもなってる町からだ! そう、その柔①-ミレートスとやらからだ! その町から、アリスタゴラス(小西行長)って男がやって来て、我らの前で演説しやがっただろう!? 『柔①-ミレトスは独立のために、ペルシャ人に逆らって立ち上がった! 勇気を振り絞って! その柔①-ミレトスの母市たるアテナイは、救いの手を差し伸べないのか!? 倭-ギリシャ民族としての誇りは無いのか!?』、と散々、我らを煽って、俺らの琴線に触れる話しをしていきやがったよ! おかげで、どうだい? 俺たちは泣き狂って、その場で柔①-ミレトス救援を可決して、軍船二十隻を送り出してしまっただろう!? 大勢の市民兵を載せて、だ。そうして、意気揚々と大陸アジアに渡ったはいいが、そこに出て来たペルシャ軍に散々に敗れて、惨めに逃げ帰ってきたではないか!? 多くの死人を出してな! もう忘れたのか!?」

    劇場の観衆

「「「そういわれてみれば、そうだったな。・・・」」」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「そして、この劇だ! 題名が『ミレトスの陥落』だなんだって言ったって、本当にあったことをそのまま演じてる訳じゃないんだぜ? 観客が気持ちよく泣けるように、色々な工夫をこらした作り話しで組み立てた、いわば嘘話しなんだぜ? ああ、もちろん、それが劇ってもんだ。でもこんな作り物の劇を真に受けて、現実の政策にも影響を与えるなら、それは害悪だろ? 勘違いしたまま国の存亡を左右するような重要な案件を、興奮状態のまま決めてしまうかもしれないんだ! 五年前のようにな! それで良いのか!? いいや、良い訳が無い! だから、こんな劇に賞を与えては駄目なんだ!」

    劇場の観衆

「「「ざわざわ。」」」


    歩兵長

「また、あの野郎か。三代目、こいつは、まずい・・・」

    騎兵長

「雲行きが怪しくなってきたようです・・・」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「・・・。」


    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「劇は劇として、現実とはくっきりはっきり切り離されているべきだ! 違うかい? 現実の政策に多大な影響を与えるかもしれない、このような意図的な政治劇は、今後の上演を禁止すべきだし、こんな危険な劇をやった作家には、大勢の市民を惑わせたとして、罰金でも課すべきだ!」

    劇場の観衆

「「「ざわざわ。」」」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「なあ、作家のプリュニコス(観阿弥)よ、そしてその世話役のミルティアデス(小早川隆景)よ! 何か反論があるんだったら、みんなの前で、釈明するべきだ!」

    劇作家-プリュニコス(観阿弥)

「ミ、ミルティアデスさん、これは、どうしたら。。。」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「申し訳ない、プリュニコスよ、これは我が輩の責任だ。だから反論はこちらに任せてくれ。」


    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「おいおい、どうした!? 一言も反論できないのか!?」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「そこの君! 無粋にも程があるぞ!? 目出たい春祭りの、栄えある劇の舞台で! ここは民会では無いのだぞ!」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「おいおい、無粋なのは、どっちだ! 春祭りの、劇の舞台で、己れの浅ましい政治的な目的のためだけに、みんなの大切なものを台無しにしてくれたんだ!」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「くっ、まず、始めに一言断っておくが、『ミレトスの陥落』を劇にしてはどうか、と持ちかけたのはこのミルティアデスだ、だからプリュニコス君に責任は一切ない。責任は全てこの我が輩にある。そう、責任だ。我が輩は責任を感じている。祖国に存亡の危機が迫っているというのに、目を逸らして責任逃れなど、していることが許されようか!?」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「どうした? 話しをすり替えようとしてないか?」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「山口-アテナイ市民の諸君、現実逃避ばかりしていてはいけない! ペルシャ軍は、もうすぐそこまで迫って来ているのだ。なぜ戦いに備えない? なぜ待ってばかりいて、打って出ない? 敵軍がこの長州-アッティカに入ってから、この山口-アテナイ城を取り囲んでから、ようやく鎧兜を着け始めるというのか?」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「ミルティアデスよ、君は、またしても間違いを重ねた! 劇が終わったこの興奮状態の人々に、過激な言動を吐いて、間違った決断に導こうとしている! そして、来年は、津軽半島-ケルソネソスを舞台にした劇でも作らせて、我々の同情心を煽って、そこを取り戻すべきだとする提案を民会で通そうという計画かい!? 我々もずいぶん舐められたものだ! それは罪だ! 我々の判断は、もっと冷静に、もっと冷徹に下されるべきだ! そんな、恋に浮かれた乙女のように、ふわーっとした興奮状態の時に決めるべき案件ではない! 親の反対を押し切って、つまらん男と駆け落ちしようとする世間知らずの娘では無いのだから。そうだろう? 政治に関しては手練手管の年増のようなアテナイ人の諸君よ!」

    劇場の観衆

「「「あいつ、上手いこと言いやがるな、・・・ザワザワ」」」


    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「ミルティアデスよ、君も人の親なら、よく解る譬え話しだろう?」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「あのなあ! 敵軍がすぐ眼の前まで迫っているのに、興奮しないほうがおかしいであろう? なんだ、君は、自分の首が切り落とされるまで、冷静に黙って目を瞑り続けるのが、賢い対処法だとでも言っているのか?」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「曲解もはなはだしいぞ! ペルシャ軍は、まだ遠く陸奥-トラキアに居るのだぞ。どこが目の前なのか? そうか、これが独裁者の手法というやつか!? かのペイシストラトス(大内義興)も、このような話し方をよくしていたな!」

    主役-ミルティアデス(小早川隆景)

「く、くだらん、言いがかりだ!」

    若手の市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「諸君、思い出してくれ! かつての暴君ペイシストラトスは、民衆の心を操るために、劇を巧みに使ったんだ! 実際、あれはこの上なく効果覿面だった! そもそも、この酔狂の神-ディオニュソスの春祭りこそ、ペイシストラトスが始めたものではないか! あの独裁者は、己れの意図する方向へと民衆を誘導するために、劇の作家にさまざまな口出しをしたという! ならば、我々も劇の内容には、よほど注意せねばなるまい! 仮に、この山口-アテナイ市を独裁してやろうと考えている者が居たとして、このみんなが注目する春祭りの劇の競演を、人心掌握のために利用して、おのれの黒い野望を成し遂げようとしているかもしれないのだから! そして、独裁者に真っ向から歯向かった、かの偉大なる改革者・クレイステネス(毛利元就)は、民主化のための諸改革を提案したが、その中の一つが、『これら祭りの恣意的な運用の禁止』である! 祭りは神々とみんなとで楽しむためにあるのであり、誰か一人の邪まな目的のために利用されるだけでは、駄目なのである!」

    劇場の観衆

「「「(シーン)」」」

    若手の市民-クサンティポス(桂小五郎)

大臣職アルコンの者が述べていたが、ミルティアデスは今年の演目の決定に口を出した疑いがある。この悲劇の競演は、毎年三人の劇作家が選ばれてその優劣を競うという慣習であるが、その三人が決定されるのは、祭りの半年前、出場を希望する劇作家たちから台本を提出させ、それを九人の大臣職アルコンたちがよくよく吟味した上で、三人の代表に絞られるのである。プリュニコス(観阿弥)は優れた劇作家であるため、その一人に選ばれてもなんらおかしくはないが、その台本の一つ『ミレトスの陥落』は、ミルティアデスがそのような劇を作るように指示したという話しであり、さらにそれが選ばれるように、大臣職アルコンの者に熱心に申し入れたというのである。それを証拠に、ミルティアデスはプリュニコスの世話役に名乗り出て、莫大な金銭を負担し、仮面や衣装、それに舞台装置なども大層豪華な目を引くものにした。加えて、合唱隊の一人に、まだ未成年であるにも関わらず、自分の息子をゴリ押しで紛れ込ませている。これらの事が、世論を誘導しようとする意図的な作戦でないと、どうして言えようか!?」

    劇場の観衆

「「「ザワザワ、ザワザワ」」」

    市民-クサンティッポス(桂小五郎)

「以上の理由から、私は、次の民会に動議したい! 『このような市民の判断を間違わせるほど泣き狂わせる、生々しい現実を舞台にした政治劇は、今後の上演を禁止すべきである』、と! そして、このような作品を上演した作家には、相応の罰金を課して、再発防止の戒めとすべきであることを!」

    毛利アルクメオン家の人々

「「「おおー! 全くその通りだぞー! 民主制を転覆させるような企みは、小さな芽の内に摘んでおくべきだぞー!」」」

    劇場の観衆

「「「わー! パチパチパチパチ! わー!」」」


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