あとがき
浄界枯渇の塔、完結です。
これは私の初完結作品となります。いかがだったでしょうか?
突然ですが、この場をお借りして皆様にお聞きしたいことがたくさんあります。
楽しんで──読んでいただけたでしょうか?
序盤はいかがでしたか? うまく話に入り込めましたか?
無限通路はどうでしょうか、罠を突破するまでを違和感なく読み進めることができましたか? 説明などに不足はありませんでしたか?
主人公ジギーや彼の恋心寄せるエルエスについてはどうでしたか? バルバドの戦いぶりはいかがでしたか? スキップの人柄に好意を持っていただけだでしょうか? エルエスの描写からどんな女性を想像しましたか? ジギーはあなたから見て魅力を感じましたか?
黒龍と戦った広間の印象はどうですか、どんなイメージを思い描かれたでしょうか?
山場となる戦闘シーンは楽しめたでしょうか。黒龍の繰り出す攻撃は、どのように感じましたか? 最後の決着はあれでよかったと思いますか?
剣と魔法のファンタジー小説の醍醐味である魔法についてはどうでしょうか? 魔法の名前については良かったですか? 次に読むとしたらどんな魔法があればいいと思いますか?
女性の視点に立ってみてください。エルエスの台詞は、あの場面、あれで妥当だったでしょうか? あの状況であなたなら……何を言いますか?
ご感想をお聞かせください。上に挙げた以外のご意見でも、もちろん大歓迎です。今後の執筆活動に役立たさせていただきたいのです。
二ヶ月間連載を続けてきて、長いようで短く、短いようで長く感じた期間でした。
毎日更新するという前提を据えて始めたため、日を追うごとに少しずつですがアクセス数も増え、とても嬉しい思いもしました。その反面、アクセスが減った日には気落ちしたものです。
それでも続けてこれたのは、読んでくださる方がいたからです。感謝の言葉もございません。本当にありがとうございました。
余談です。
執筆中のミュージックには川井郁子さんの「The Violin Muse」がよくかかっていました。小説を書くのに音楽はとても良いですね。特にバイオリンは、伸びのある高音が耳にとても気持ちがいいので、楽器の中では一番好きなのです。六章の後半は「インディゴ・ワルツ」がよく似合っているのではないでしょうか。何時間聴いていても飽きがやってきません。そして集中力が高まること。音楽と小説は相性がいいと思います。まぁ、あまりクラシックに詳しいわけではないですが。
それでは機会があれば次回作でお会いしましょう。(また読んでもらえるといいなぁ)
青秋でした。