アミテロスの魔獣狩り～草蔭魔術の深淵へ、シダ植物の魔法樹林をどこまでも旅する～

2章1節 外の世界

『追加設定』

白《ハク》　……

身体からヒカゲノカズラを生やすことができ、霧になることもできる白い青大将のような姿をした不思議な蛇。和名は神襷乃霧蛇(ヒカゲノキリヘビ)あるいは単に霧蛇(きりへび)という．霧虵(きりへび)ともいう．毒はなく草食．白(ハク)を見た黒笠島の研究者が白蛇の姿をした対話型AIのKIRIHEBIを作った．

※英・独　Kirihebi　として固有名詞で表す．

※藍の雲海(うんかい)においては神襷と書いてヒカゲ、ヒカゲノ、ヒカゲノカズラとも読ませる．

藍(あお)の雲界(うんかい)　……

藍(あお)の世界(せかい)のこと．天覗(アメノゾキ)をはじめとする光る気中藻（原始発光藻《ゲンシハッコウソウ》）が雲凝結核となり太陽の代わりとなって昼夜及び四季を形成している．一部の蔭妖は藍(あお)の蔭界(おんかい)とも呼ぶ．

藍(あお)の蔭雲(おんうん)　……

藍(あお)の雲界(うんかい)の雲のことをいう．