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非現実なんて俺には必要ないから  作者: 氷室レキヤ
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プロローグ

人が驚くときってどんなときだと思う?

後ろから驚かされたとき?

何かサプライズをされたとき?

俺、龍凪隼人的には現実的じゃないことが起こったときだと思うね。

何が言いたいかというと数分前の話をしよう。

俺の家族構成は親父と母さんと妹の四人家族。

親父は仕事の都合で今も世界中を飛び回り帰ってくるはお盆とクリスマスと正月のみ。母さんもそれについて行ってるため基本は二つ下の妹の和葉と二人で暮らしている。

生活費は毎月振り込まれるが、高校ニ年生の俺には小遣いがなく仕方なくバイトを始め、今日みたいな日曜日は出勤しているが店長の都合で店が休み。

和葉も友達の家に遊びに行ってるので不在。

日曜日の昼下がりを一人ダラダラと過ごす至福のときをインターフォンの音がぶち壊すと誰が思うだろう。

扉を開けた向こうに立っていたのは同い年ぐらいの美少女と執事服を着た美少年。

見たこともない少女は手に持っていた写真と俺を見比べ衝撃的な一言を言い放った。

「私竜泉寺アリサと申します」

これじゃないよこの次。

「龍凪隼人さんの許嫁ですので、末永くお願いします」

そうそうこっち。…現実逃避してても意味ないからあえて言おう『これなんてギャルゲー?』


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