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10万円のタイムマシン

作者: 嘉本 安正

初投稿です。読みにくかったりするかもしれませんが宜しくお願いします。

「うーん、どうしようかなぁ」


10万円のタイムマシンの前で男は悩んでいた。

ここは街の小さな雑貨屋だ。店内には、男の他には店員しか居ない。

男は旅行中なのだが、この街の観光名所を巡った後ぶらぶらしている時に、この店を発見した。

そして、店内を見渡した時に店の隅にタイムマシンがあるのを見つけた。それに付いている10万円という値札も。

男はタイムマシンというのは普通、60万から120万円程することを知っていた。

だから、何だか怪しいと思ったが、もし本物ならとても得をするとも考えた。

タイムマシンは懐中時計に似た形をしているが、竜頭の横に「future」と刻印された釦と「past」と刻印された釦がある。

よく見ると、2654年製と刻印がされてる。どうやら造られてから50年も経っているようだ

やはり壊れているのだろうか。普通タイムマシンの耐久年数は20年位だ。

男は財布の中にある10万円とこのシックのデザインなタイムマシンの事を考えて、うーんと唸った。






男は雑貨屋の紙袋を手に店をでた。

道には男の他には居ない。男は紙袋からタイムマシンを取り出した。

早速使ってみようと思ったのだ。

男は目を瞑ってから「past」の釦を押した。

数瞬、道に静寂が満ちた。

男が恐る恐る目を開けると、何も変わっていなかった。


「あー、壊れてたかぁ」


男はそう呟くとはあとため息をついて路地裏に隠していたタイムマシンに乗り込み1895年へかえっていった

この作品を読んで下さりありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] なかなか興味をそそる出だしだと思う。 若干テンプレ感はあるが [気になる点] まぁ、短いよね [一言] これからという感じ。 次回作に期待していきたい。
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