究極の迷い
定義を見ていた結城 粋は...
粋は次の定理を見た。
・時間の行き来をするには、悪魔の不思議な力が必要である。
・その力を手に入れるには、悪魔との契約が必要。
・悪魔と会うには、下記の特別付録の魔法陣に向かって「悪魔召喚」と発声すればよい。
僕は、迷った。
なぜなら、時間を自由に行き来したい探求心があるが、悪魔とどんな契約を結ばないといけないのかということに不安がつのっているからだ。
そしてついには、脳内で探求心くんVS不安がつのってるくんのボクシング対決が始まった。
「赤コーナー不滅の正義探求心くん選手です。」と司会Aのうっとうしい位の熱い実況が始まった。
「青コーチは、ダークスパイラルの名で有名な不安がつのってるくん選手です。」
誰が聞いても、この二人の異名はいつ聞いても笑える。
「司会Bさん、今日の二人の調子は、どうなんでしょうか?」とAが聞く。
「ああ、今日は、二人とも強烈な食中毒で調子は、悪いです。」Bが何事もないように話すのにたいしてAは、この世とは思えないような顔で驚いていた。
「ハハハハ、そ、そんなときもありますよね」苦笑いが隠せないAであった。
中途半端で終わってすいません。