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しょーとすとーりーず18

〇〇


想念が流れていく、私は追いかけ掴まえようと駆り立てられている、空想を啓ろがす、文献を頼ってさまざまに探し巡るのだった。


いつしか蟻の行列が人類の中枢へ連なり、それを保護するためだけに莫大な設備投資がなされるのだった。


蟻の運命は、発電を択び、運命によって人類の運命は握られていた、運命の妖精と、いつしか呼ばれるのだった。


〇〇



□□


ええ、あのひとがはじめて持ち帰った日の有り様はハッキリと覚えております。


ワタシは素人も素人ですから、あのひとの研究対象がワタシたちの暮らしには到底馴染みのないような難しいコトバばかりでいつもヘンテコな内容の会話の一方通行をワタシがいつもうなずいているばかりだから、ワタシの理解力には全くの接点はありませんでした。


しかしあの日、それからあの日以降、ワタシのアタマとあのひとの研究対象に急接近がウマレました、しだいにワタシたち夫婦は思いもよらぬことに、ひとつの重大な研究のパートナーとなっていきました。


あの日あのひとは高潮するなり口を開いて帰宅を報せるので、ワタシは嬉しくて近づけなくなるほどでした。

あのひとはいつも童心でしょう。

だけど気難しいことも事実なのですから。

いえ、今になって考えなおしたら、あのひとを気難しくさせていたのは研究内容の難しさそのものゆえ、だったのかもしれません。


「蟻の行列が角砂糖を運んでいた、俺はこんなに美しい色彩を見たことがない」


確かに美しく見惚れてしまいました、角砂糖とはいっても粟粒程でしたが。


「俺はコレを研究する、俺は知っている、俺はコレを研究する、ということを、何故ならコレと俺は同じウンメイに結ばれているコトをしっていて、コレはこれから俺の研究するための統べてとなりうるのだから、これまでの俺の研究の全てはコレを研究していくための下地だった、全てはコレに注がれる、俺は知っている、コレは、角砂糖ではない、ということを」


不思議なことにあのひとのコトバは真実となりました、その時、から、ワタシは知っていたのです、ワタシもまた、結ばれていたのでした、あのひとのウンメイ、そして角砂糖ではない、角砂糖に。


「頂戴したのさ、ウンメイの為せる業ゆえ、しかし俺の良心に従って、俺はたったコノひとつしか頂戴しなかった、カラフルな極彩色が群れていた、ソノナカデ最も欲しいひとつだけを厳選した」


研究対象第一号は、青とオレンジの光沢で宝石と見紛うばかりのうつくしさをはなつのでした。


             □□



〇〇


紛争は絶えなかった、蟻は無力であり、奪うに

は容易である、飼い慣らすのも単純極まりなかった、蟻は糖を志向するのだった、飼い慣らせなかった理由は簡単だ、人類に潜む混沌タダヒトツである。


例えば蟻を奪い列を全滅させたとしよう。

報酬として莫大なるエネルギーを得られよう。

紛争中のひと地域が一月賄えて有り余る事だろう、しかし死滅した蟻はもう戻らない。

このまま無法に奪い続けても、それを維持するほうが余程理に叶っていた。


それでも血は絶えなかった。


蟻の志向性はある意味シンプルに平等であり、それ故に人類にとっては複雑で容易ではなかったのである。


蟻は知っている、高度なセンサーをもって人類の内面の秩序を嗅ぎ分けているのである。


暴力と掠奪によって経済大国に報いようとする

貧しい地域と国々も、蟻の志向する糖をいくらでも貯蔵して蟻とのビジネスに備えていたとしても、結局蟻が志向する糖は、その奥に潜んだ人類の秩序を要するのである、といった結論に遮られて、一体いくつの国と地域が立方体に苦い結果を舐めさせられたことだろう。


紛争地帯には、それに見合った報酬しか与えられず、蟻によって国家の力関係を転覆させるコトは、可能性としてはありそうなものの、実際には絶対的にあり得なかった。


タダタダデジタルな感度でハカラレルダケデアルノダ。

紛争地帯の秩序を。

超大国の混沌を。


人類は常に精査され続けている。


蟻は、神のようであった。


何故なら、究極に陥り、巣を奪い、富を蹂躙したとしても、壊滅するのは人類が先だった。


人類は微ずかなる蟻の手に握られている。


侵略不可能である神域に囲まれてシマッタ世界中。


          〇〇


□□


まずは角砂糖に宿された運命の背景、すべてひとつひとつ詳らかに解明していくために、この角砂糖を背景を、わたしは追いかける道中であった。


これはすべてを叶えるだろう。


しかし人類にとって混沌の世界の闇をヤブル為にはナニヲ為すべきナノカハ非常に簡単なことだった。


枯渇した、エネルギー、枯渇したともしていないともいわれる、イヤ実際ニハ枯渇してはいないのであるが、シカシ、現在の人類の情勢においては枯渇シテシマッタ、と確定セザルヲ得ない事情の風情にセカイハ覆われている。

枯渇、枯渇、枯渇を潤すための代替エネルギーが取って替わりを繰り返し不安定な世界の混沌は転覆したただひとつの秩序と呼ばざるを得ない現状。


エネルギーの争奪。


弱肉強食の代替。


われわれは混沌の星に生まれついて枝分かれした末端の細部、われわれはいつしか精密機械の極微なパーツ通しのセメギアイ。


そんな瑣末な日常態の行く末に陥ったワレワレ自体自業自得の世界の綻びに、ワレワレより更なる瑣末な秩序世界の部分と部分。

ミクロを今、わたしは日々、覗いて暮らしている。

しかし、蟻は神々しい。

時既に、蟻の齎した人類の危機への救世主、わたしは日々、ミクロに接しミクロを覗いて、蟻はもう神である。

わたしのあたらしい、科学は、ここより見出だされはじめた。


わたしの思索は覗かれたミクロ世界に貼り付いて離れなかった。

試作の響き、施策の日々。



角砂糖がならんでいる。

透明な膜がミクロのセカイニ咲いている。


コレハ障害デアル、とわたしはカンガエ、後に、コレハ私を防護シテクレテイタ、唯一の砦である、と知る。


          □□



〇〇


世界中の政治が蟻の行列の保護へと奔走した。

蟻は、つまり政治である。


私は文献を様々に辿れば辿るほど人間は蟻に似ている、と確信するのであった。


国家予算が大幅に蟻の保護、その多岐に渡る緻密なパターンへと割かれた。


蟻は軍事である。

蟻の行列は、軍隊の列である。

蟻が産み出すエネルギー物質を、いかに国家へ整然と組み込んでいくことが出来るかが、あたらしい、世界の戦争のカタチである。


蟻は力である。

昔ながらの原始的なぶつかり合いにもう意味はない。

殺生と掠奪に価値はない、それは余りに旧態然としている。

蟻は、糖が必要である。

蟻には秩序たる、エネル源が。

そのために、人類は、求心的な結束力を湛えた世界の果てに、加速度的モードの化身、それは混沌を打ち破る台風の目であった、世界の中心、ウチュウは既に成熟期へと突入していた、そう、つまり、人類は乗り遅れ、タダ、蟻の秩序の輪が地球上唯一の、進化の具現デアル。

        

                   〇〇


□□


庭に転がっている。

わたしの庭には蟻の巣が出来て、蟻は角砂糖を庭にばら蒔いた。


因縁のフシギである。


当時、わたしのみが着目した完全無欠、新生代替エネルギーの極致たる蟻の産み出す角砂糖の世界一般の認識は、わたし自身の研究のホツレ綻び以外の何一つの価値を持たず、わたしのウンメイがいま思うとハッキリリンクしていた。


わたしの庭先は、世界中の庭先、野原土中、同時発生的に蟻の巣が増殖し、イロトリドリ角砂糖人知れぬ地面飾りたてた。


世界中の珍奇のコレクターの勃興目聡い目利きが新種の慰み物を拾い集めていた、成果を上げ始めるその後のわたしの耳に、膨れ上がった研究員のその一が耳打ちした。


研究結果に伴って、キレイな正比例に角砂糖の周辺は騒然を極めるのであった。


わたしは前衛を知った。


蟻の神聖に導かれるごとく、わたしの人生は常軌をハズレ、ヒカリの気配を後衛に翳し立てたてた。



庭先を見詰めるわたしの目はイササカ虚ろ、であった。


研究の滞りは極めていた。



「綺麗」


妻が球状の何かを触っている、なにを触ってるんだい?


「すい、きんか、もく、どってん、かい、めい」


フワフワそれは浮いていた、まだ真昼じゃないか、どうしてそんなものを・・・


「これも、キレイ」


まだ真昼だというに、真っ暗クロイ暗闇にあたり包まれて、妻の手がパクリとクワえクルクルクルと転がした。

ソレハ地球ジャナイカ、ドウシテここにあるんだい?青いヒカリが妻の指先に漏れ出でて美しく輝きアタエテイク。


ソウカ、コレダッタ・・・


わたしはスグサマ研究室へとイソイダ。


          □□


〇〇


蟻が産み出すアラタナ代替エネルギー。

人類史における絶対無二なる最高物質であるコトが世界の日常へとスデに組み込まれテイテせかいは、シカシ混沌にヒト呑みにサレてしまった。


じんるいとじんるいのせめぎあいおりなすカオス。


ある程度マデ秩序立ち、ある地点通過と共振り出しにモドルもどかしい世界のアンバランス。


試行錯誤の日々が世界を薄暗にオオッた。

ナゼなら人類は所詮アサヂエに過ぎぬのである。


人類が乗りこなすベクは、広大なる秩序ジタイであった。

シカシ人類の視界はたびたび曇り真理へとイザナワレるに至らない。


最大の富は秩序に宿る、秩序ジタイが富であり、富は秩序のあらわれなのである。


人類はいつも秩序の目前にて、富を手放し繰り返しヤマナイ。


モウヒトコキュウ、これが簡単なコツであり真理であるを後、人類は知らされるが尚も、実行するにはホドトオイ未来。


なおも混沌はつづき成熟へのみらいはとざされしままに。


          〇〇



□□


いちど、研究に本格的に参加することとなる直前でしたが、ワタシがあのひとの研究室に伺った時の事です。

「イオン化傾向だよ」

あのひとの指差す向こうには、たくさんのビーカーに、イロトリドリの液体が埋まっているありさまです。


「パズルさ」

あのひとの専門だった研究とは程遠い世界、と自分であのひとは言いました。


あのひとの研究の第一幕は成功を治めました。


莫大な予算が発生して、そして発電所を取り巻くおおきなカオスがはじまるのでした。


角砂糖を包んだ薄いパズルの膜の混迷を読み解くと同様、いえ、それ以上、にんげんを包んだ混迷の薄膜は遥か読み解くにはタリナイ、にんげんおのれじしんという難問。


さまざまな知性を寄り集めて、世界は至る所で結集していました。


徐々にホドケゆく世界。



あのひとの最大に治めた成功の瞬間、あの回以降世界中へ伝播した新エネルギーの誕生の夜明け。

それだけは、確固たる秩序だったことでしょう。

何故だか、研究対象第一号の青とオレンジの美しい宝石の放った秩序の放射は、一年を越すあいだずっとこの国のエネルギーを賄いつづけているし、その後の成功をへた世界中のどの発電所にも、いまだあれ以上の成功はもたらされてはいません。


不思議で滑稽な事に、世界中のいたる国々は、混沌ばかりを演じて止まないのでした。


          □□



〇〇


万里の長城を見詰めている。


何故なら世界各所で発生した蟻の神聖は、神秘と繋がり、果てには人類のこころの奥底へと巣くってしまった。


いまや万里の長城は、世界中の人類の胸の奥に築かれた。


次第に世界中の混迷は、鎮まるようであった。


紛争と平行して人類の知恵比べは激化した。


蟻の知性や神聖とリンクするハイエネルギーがたまに生まれている。

人類の次元が上がる、蟻の次元の地平には程遠いけれど。


求心力。


ソウダ、イツカ、ダレカガキヅクトヨイ、比較や相克にアルのではない、真理は胸の奥底に眠ッテイルカラ。


夜明けの刹那のヨウナ、深い静寂の世界。

蟻が群れている、ソウ、蟻は角砂糖の璧バラマイテワタシに群れているのだ、宇宙と一体化した、ワタシとジンルイとアリ。


          〇〇




□□


国中の要請や縛りは、期待値そのものだということが、わかっているから、わたしを取り巻くさまざまな権力には柔順でいた。


工場化は一度きりの成功におわり、そのプロジェクトはカオスに越されてしまった。


蟻と向き合った日々が懐かしくもある。


エネルギー化成功後、わたしは良くも悪くも千里眼の強度を強めてしまうこととなる。


未来も過去の如く、であって。


ソウナルト、意志の拠り所がたいへん難しくなってしまう。


わたしは重力下、無重力にいた。

それどころか、超高速度にウゴイテイタ。


よって、並の研究者、のみならず研究の素人にさえも、追い付けぬモノ、であった。


何故なら、蟻の巣の工場化、は、失敗に終わるということを知っていながら、セネバナラズ、ソシテワタシジシンこの失敗に一致している千里眼を、越えることはできなかった。


蟻は工場内にて、多量の角砂糖を、一度は産み出した。

いずれもハイエネルギー水準を越える質の高さを誇っている。


だからこそ、国中の期待は、尚のこと裏切られていく。


一度蟻が食糧の安定を知ると、何故だか蟻は角砂糖を産まなくなり、以降決して産むことはない。


一度産まなくなった以降の代は人類への角砂糖の供給を断絶させた。


世界中から、代替エネルギー蟻の姿が、大幅に減少した。

世界中の研究は振り出された。


          □□


〇〇


蟻と人類のビジネスには紆余曲折様々複雑に入り組みけっしてひとところではなかったのである。


初期、人類の欲望のスガタがホドホドであった頃は、第一期の安定期であった、が、長くなかった。


先立つは人類かはたまた蟻なのか、蟻の産み出す装飾品がまだ純粋に装飾品としての価値のみであった頃、人類は蟻とビジネスモデルを構築していた。


人類のカオス。


蟻は勤勉である。

見方を変えれば、蟻はただただ一様であり、けっしてブレない真理を体現している。


人類のカオス、とは、ココロのカオス、といいちがえることがてきる。


アリは、けっして、ブレナイ。

硬質で冷たく乾いている。

蟻を尽き動かす精神は、秩序のセイシンそのものである。


デジタルな感性にウゴカサレ、蟻は養分である糖分を得る、ソシテ、その背景には、輝く秩序のヒカリが満たされている。


蟻は糖分の向こうの秩序を喰い、蓄積に余剰を重ね、ついにこの世にはみ出した秩序の結晶を秩序のオオモトへと還元スルのである、精神による、高次の輪廻を神聖なる化身は完成させた。


そして未完成であるのはいつまでたっても人類なのである、と。

角砂糖が枯渇したエネルギーの代替となり得る事を人類に蔓延させてしまったのち、世界には莫大なるカオスが粘着し爆発してしまった。

蟻だけが秩序に後光を照らしていた。



世界中、未完成と完成を入り乱れながらも蟻と人類はビジネスを各地で展開していた。

蟻のノロマな歩速度を待ちわびる人類たち、糖分、角砂糖のカケラてわたし、はるか破格なる美しい角砂糖を受けとる、蟻も人類もご満悦の表情を湛えていた。


          〇〇



□□


絶滅の危機に瀕した神聖角砂糖蟻、研究に没頭スルわたしや世界中の研究員たちを超然と慈悲なる女王が降り立った。


働き蟻に対峙する女王蟻の如く。




女王は工場内に繁殖し過剰な増殖の過密に崩壊を迎えたかつての秩序の妖精の解放を求めていた。


「ここにいたって役立たずになるばかりです」


妻の要請はさしあたって棄却される流れであった。


わたしは、一部の蟻を野生に解放した。


蟻の数は世界中から、劇的に消えてしまっていた。


わたしと妻は、長い時間を蟻の野生化に費やした。


わたしは、角砂糖を持ち帰ったあの日にもどったかのようだった。


失われた前衛の感覚が、不思議にもこんな野生でとりもどされようとは。


人工の楽園に秩序が奪い去られた。

楽園を去り再び楽園に高まる秩序を取り戻すため。


妻は献身的で自然である。

そもそもおんなはしぜんそのものなのだろう。


わたしはリンクの感覚を捉えていた。


わたしも蟻も自然より剥ぎ取られてしまった秩序の美貌へと還っていく、その、ハッキリした感覚が、オモワレテ他ならなかった。

そう、女王によって・・・



わたしは工場にて、女王蟻が産み出し続ける卵の羅列に、一色一色固有の光沢を持つオス蟻達が、それぞれ固有の色彩の糸を食い込ませ混入させゆくさまに食い入り眼を見張ったあの光景を思い出していた。

今思えば、あれが、最後の角砂糖である。

角砂糖は、女王蟻の産み出す卵に、精子ならぬオスの精神を綯い交ぜた物だった。

命の鎖を破棄してまで産み出す必要のある何か。

そして人工の楽園にて産み出すコトをやめたソノナニガシカ。

オス蟻は精神を注ぎ魂み、文字通り、果てた。

しかしもう、コレラ神聖蟻を神聖たらしめる美しい絹糸錦糸が煙りとなりて現実より蒸発してしまった。



ある朝、女王の姿がない、森のほうかと向かえば、女王はカガンデ苦しみ悶えている。

するとネチネチと粘り糸纏わせた巨きな卵を産み出した。


「さあ、ここへ」


わたしはイザナワレテイタ。


わたしは、極彩色に糸を、なんぼんもなんぼんも息み、ヒネリ出すのだった。

意識が遠のいた。

ワタシがなにものであるか、わからなくなっていた、わたしはじんるいであるか、はたまたアリであるのか、それとも女王であるのか・・・




「さあ、できた」



・・・・・・




わたしと、わたしの妻が、蟻の角砂糖を再び孵化させた日のこと、世界中の野生から、神聖なる化身、蟻の角砂糖が復活した。



とても危険なゲームなのである。

なぜなら秩序と混沌は背中合わせなのである。


いっぽうが秩序を、いっぽうが混沌を、独占し所有することは出来ない。


全てはバランスの所有し得る、タマモノなのであり、そうでなければスルリとヌケテイク。


この世界の情勢は、ココニ、一旦、秩序と混沌の中道に収まりつつある。


シカシ世界、宇宙が、いつアンバランスへと姿を変える日が来ようともワカラナイ。


ただただ宇宙には世界には、存在を超えた存在による、存在のためのバランスのゲームがあるばかりだから。


          □□






〇□


ありと人間の共生が、ここに始まった。


          □〇

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