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ちゃぁ~んとア◎ムッ―探偵―

作者: K


「犯人はお前だ!」


―――探偵である彼は、初老の一人の男を指さした。


事件現場に、容疑者である2人、そして警部を呼び出し、謎解き。

まさに、クライマックス。


ガックリと膝から崩れ落ちる男。

探偵である彼には、事件は終わったように思われた



が、



いきなり横にいる警部が吠えた。

「私も彼を殺したんだ!彼が私の娘を殺したから!」


「すみません!私も彼を殺したんです!弱みを握られていて…辛かったんです!」

突然、容疑者の一人であった若い娘も泣きながら座り込んだ。



これは…



共犯?



呆然とする探偵の前で相談し始める3人。

どうやら探偵であり、主人公である私を殺す相談らしい。



いつのまにか、彼の頭の中には、金融機関のCMが流れていた。



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