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ナギサさんは追い詰めたい

作者: 樹木

 チャイムの音が、授業という名の監禁時間の終わりを告げる。

 多くの学生ですし詰め状態の大講義室から人が出ていき、出エジプトの如く食堂に向かって大移動。その教室に残るのは、教壇に立つ講師と、人混みを避けた数名の受講生だけだ。

 机の上に広げられた教科書、そして筆記用具をリュックサックに戻し、


「……今日も部活か……」


 と、重い溜め息を零しながら、灰色のパーカーに身を包む青年は呟いた。

 文学部二年生、萩原旭。洒落っ気の欠片もない黒髪に、覇気のない目つき。友人はいるが積極的に騒ぐ訳でもない、「普通」という言葉があまりにも似合う二十歳だ。

 今日の時間割は昼までの二限で終わり。本来ならば大人しく大学を出て帰宅するのだが、生憎、彼には部活というものが控えていた。

 別に、帰ろうと思えば帰る事も出来る。

 高校生のように、顧問に逐一休む報告を入れる必要もなく、他の部員に連絡すれば済む話だ。

 しかし、旭には「帰る」という選択肢は与えられていない。何故なら──、


「──どうもこんにちは、萩原クン」


「うげ……東条先輩」


 旭の表情がわずかに曇る。

 鞄を背負い、席から立ちあがった旭の行く手を阻むかのように、ニット帽に眼鏡をかけた一人の女子大生が姿を現したのだ。

 旭同様、おしゃれを度外視し、防寒に全振りしたコートに身を包んでいる。

 身長は旭よりも低く、どちらかと言えば小柄。日本人らしからぬ銀髪のボブカットを携えているが、これは染めている訳でもなく、本人曰く「遺伝」らしい。

 その声色は落ち着いており、分類的に言うのであればクール系にカテゴライズされるだろう。


 東条ナギサ。


 旭の先輩にして、高校時代からの知り合いだった。

 大学入学前のガイダンスで同じ大学である事を知ったのだが、高校の時は大して仲が良かった訳ではなく、大学入学後に同じゼミになり、話すようになった。


「うげってなんですか、うげって。もしかして、可愛い先輩を置いて勝手に帰ろうとか思っていたんですか?」


「いや、流石に今から夕方まで拘束はちょっとしんどいっすよ。第一、俺らの部活で、どうやってそんなに時間潰すんですか」


「それは私とキミ次第でしょう。ほら、前は二人でひたすらUNOやってたじゃないですか」


「一応言っときますけど、UNOってそんな時間かけてやるもんじゃないですからね?」


 額に手を当てながら、呆れ気味に言う旭。

 部室を閉める十七時まで、休む事なくひたすらにUNO。カードゲームといっても、他にもいくらでも選択肢はある。しかし「先輩命令」というので、旭はUNOをし続ける羽目になってしまったのである。


「漫画研究部って言っている割に、ちゃんと漫画研究した事ありましたっけ?」


「あるじゃないですか。先々週の部活で、今年一番売れている漫画の感想会をやったと思うのですが」


「いや、読んだ漫画の感想を言い合うのを果たして研究と言って良いのか……しかもあの時、最初の一時間で終わって、後は駄弁って呑みに行って終わりだったでしょうに」


 マイペースなナギサと、それに振り回される旭。

 この関係は、絡み始めて以来ずっと続いている。

 学外でも一緒にいる事が多いが、彼らの関係はあくまで先輩後輩である。

 地味そのものの旭と、一見するとビジュアル的に浮いてしまう渚。傍から見れば少々特殊な組み合わせだが、不思議とバランスが取れている。


「そう言うと思って、今日は少し気合を入れて題材を持ってきたんですよ」


「題材? また先輩が選んできた漫画っすか?」


「勿論。面白そうだったので、通販でまとめ買いしたのが部室に置いてあります。楽しみにしていてくださいね」


 ナギサは自信ありげに微笑みながら、旭を先導するように部室に向かう。

 彼ら漫画研究部の部室は、授業を行う校舎から少し離れた「部室棟」の一室。

 他の部活、学生団体も使う建物の、一本伸びる長い廊下の突き当り角にある。

 彼らの部室は至ってシンプル、雑に立て掛けられた二人分のパイプ椅子に、落書きが消されぬまま放置されたホワイトボード。そして、段ボール箱が置かれたテーブルが鎮座している。

 段ボール上部には「今日の部活用資料」と書かれた付箋が張ってあり、ナギサはカッターナイフを取り出すと手際よく段ボールで開け、中を見るように手招きする。


「今日の研究の題材はコレです」


 旭が中を覗き込むと、そこにあったのは十数冊の漫画だった。


「……これ、少年誌で連載されてるヤツですよね。ハーレム系だけどバトルが熱いって評判の」


「来年の春頃にアニメ化も決まってます。勿論深夜枠ですが」


「俺も原作は読んだことはないですけど、SNSとかだと割と過激なファンアートも多いっすよね」


「最近のは少年誌でもギリギリを責める漫画が多いですからね~。確実に光の線で修正が入るタイプです」


 腕を組んで分析するナギサ。

 大人しめの外見とは裏腹に、彼女はそういった分野の事情にも詳しかった。

 この話をする時は僅かに楽し気な表情を浮かべる事もある辺り、ナギサはどちらかと言えばオタク寄りの思考回路をしている。


「夏の即売会でもこれを原作にした同人誌が多かったですねぇ。有名どころの壁サークルが出してたので、東のホールがそれはもう地獄でしたよ」


「確かに、ヒロインも可愛いですよね、この漫画」


「正統派清楚な美少女に無垢な妹キャラ、色気溢れるお姉さんまであらゆる性癖をカバーしているのも人気の秘訣なんでしょうね。──それでは、読みましょうか」


「なら、先輩先に読んで大丈夫ですよ。俺は講義の課題済ませちゃうんで、読み終わったら読んで下さ──っ!!」


 ナギサはテーブルの向かいに座ろうとする旭の襟足を掴み、二つ並べたパイプ椅子に無理やり座らせる。

 女子とは思えない程の剛力。華奢で小柄な身体の何処からそれ程の力が発揮されるのかは謎である。

 唐突に引っ張られた旭は息を詰まらせたのか、胸の辺りを押さえながら、


「げほっげほっ……何するんすか先輩!? てか力強っ!」


「わざわざ待つ必要はないですよ。二人で読めば良いじゃないですか」


「えっ?」


 眉一つ動かす事なく、ナギサは単行本の一巻を手渡す。若干冴えない印象を纏う主人公とヒロインが表紙に描かれた物だ。

 くっつけたパイプ椅子。テーブルの片側で、一組の男女が隣り合わせで座っている状態。

 思春期を迎えて異性を意識するようになった健全な男子であれば、その状況で彼女を意識しない方が少ないだろう。

 旭もその例外ではなかった。


「あの……近くないですか、先輩」


「私は別に邪魔しませんので、お構いなく。ほらほら、時間がもったいないので早く読み進めて下さい」


 しかし、ナギサは全く意に介していない。寧ろ催促する余裕すら持ち合わせている。

 言われるがまま、旭はページを開き、読み始めた。


 冒頭、主人公は不良に絡まれているヒロインを見掛ける場面から始まった。

 この時点で少しサービスシーンらしき描写がされているが、この程度で動じる程、旭も初心ではない。

 それよりも、より近い距離で覗き込むナギサの方が気になっていた。


「成る程……助けようとしたものの、彼女はそもそも通常の人間ではなく、あの程度の不良は一人で追い払えた。でも、勇気を出して声を掛けた主人公にお礼を言う事で二人が出会う事になった、と」


 頷きながら感想を述べるナギサ。

 相変わらず表情の変化は少ないが、彼女は彼女で楽しんでいるのが伺えた。

 場面は移り、その夜。

 主人公がバイト帰りに夜道を歩いていると、魑魅魍魎の類の異形に命を狙われる。

 夜中の廃工場に逃げ込み、鉄パイプで奮戦するも、常識外の存在には手も足も出ず、怪我を負って動けないところで──先ほどのヒロインが再登場。


「あぁ、ここでヒロインが再登場するのか。もしかしてヒロインも人外でしたってオチか?」


「さぁどうでしょうね? 面白いのはここからですよ」


 己はその後の展開を知っているからか、何処かほくそ笑んでいるナギサ。

 その後もページをめくり、怪物をヒロインが追い払い、正体を明かした所で一巻は終わった。

 次巻への煽り文句、作者コメントまでしっかり目を通して、次の巻に手を伸ばした。


「ヒロインが人外の吸血鬼で、怪物を討てる者の血を引く主人公に出会うためにわざと不良に絡まれてたのか……」


「人外だからこそ、人外固有の能力で自分が襲われる状況を作り出せるってワケですね。結構便利な設定です」


「またメタい事を……」


 冷静にツッコみながら、旭は二巻目のページを開く。

 何故か主人公の家にヒロインがおり、唐突だが主人公が押し倒されているという場面からスタートしていた。

 制服は肌蹴ており、かなりギリギリを責めている。


「────っ」


 己の平静を脅かす場面の登場に、僅かに表情が動く。

 成人誌の導入にありがちな一コマだった。一人であれば大して問題はないのだが──今は少しばかり訳が違う。

 その表情の変化を察知したのか、傍らに座るナギサは


「今、ちょっとドキっとしました?」


「いえ、断じてしてません」


「いや、してましたよね? 顔赤くなってますよ?」


「なってませんって!」


「なってますよ。じゃあなんでそっぽ向くんですか」


 旭は顔を背けている。

 漫画の内容ではなく、表情を読み取られるのが嫌だったのだ。

 このような展開になると、ナギサは途端に調子が良くなる。──つまるところ、ナギサのターンが幕を開ける。

 弱点を見せたが最後。根を上げるまで、そのイジりが止まる事はない。


「ふむ……萩原クンはこういう体形の子が好みなんですね。まぁ、通常の男子であれば普通でしょうけど」


「人を勝手に巨乳好きみたいに言わないで下さい!」


「嫌いなんですか?」


「うぐっ……!」


 ナギサの切り返しに、旭は即座に否定できなかった。

 無論、嫌いではないからだ。男子たる者、そこは大半の者が同じ意見を抱いているだろう。

 彼女はずいっと顔を近づけ、淡々と、それでいて着実に旭の事を追い詰めていく。

 そして──、


「────うわっ!」


 ナギサは漫画を取り上げ、女性離れした力で旭の腕を引っ張り──テーブルの上に仰向けにさせた。

 彼女は旭を見下ろす形で、彼の顔の両脇に手をついている。

 読んでいた漫画、開いていたページとほぼ同じ構図だった。

 彼女は眼鏡を外して横に置き、吸い込まれるような藍色の瞳をまざまざと見せつける。


「だったら、これでどうですか?」


 落ち着いた声色で、彼女は問う。

 上着を脱いた下は、灰色のセーターだった。

 普段から若干ダボっとした服装が多い為か、体形は隠れがちだった。

 着ている服が比較的ラインが出やすいというのもあるだろうが、距離がいつになく近いという要素も加わり、かなりの破壊力を誇っている。

 古い言い方をすれば、トランジスタグラマー。

 異性として、彼に否が応でも意識させるモノだ。


「これでも、嫌いって言うんですか?」


「~~~っ!」


 彼女は僅かに、その顔を近づける。もう数センチほど近づけば、互いの吐息が掛かる程の距離だった。

 対する彼の心臓の鼓動は再現なく加速し、同時に頬は見る見るうちに紅潮していく。

 あまりにも急な展開に脳がついていけず、雪崩のように送り込まれた情報量に処理落ちを引き起こしていた。

 対してナギサの表情は一ミリも揺らぐ事はなく、ただただ彼を見下ろしている。

 先の問いの正しい回答──「はい」と言わせる事を強制するかのように。


「ほら萩原クン、早く答えて下さいよ。早くしないと──」


 応答を急かすかの如く、彼女はテーブルの上に足を乗せようと片足を上げる。

 完全に押し倒した状態になるまで、もう数秒もかからない。

 旭の反応が彼女の無自覚な嗜虐心を刺激してしまったのか、ほんの僅か──彼女の口角は上がっていた。

 ゾクゾクという未知の刺激に身を任せ、この状況に愉悦を感じている。

 からかう、等というレベルはとうに飛び越えた。

 彼女の好奇心が先を行くか、旭が先に限界を迎えるかの二択だった。

 そして────、


「……あ、ちょっとやりすぎてしまいましたか」


 旭の脳はショートを起こし、刺激に耐えられず気絶していた。

 何処か残念そうに表情を浮かべると、彼女は彼を背負い、隅にあったソファーに寝かせる。

 その後は何事も無かったかのように、彼女は一人で読書を続行したのだった。


 ※※※※※※


 太陽が徐々に沈み始め、部室の窓から見える景色も暗くなり始めていた頃。

 チャイムが全ての講義の終わりを告げ、学生たちに帰宅を促す。そんな時間帯。


「ん……あれ、なんで俺ソファで寝てんだ」


 ソファの上で、旭が目を覚ました。

 あまりの刺激の強さに圧倒されたのか、記憶が押し流されている様子だった。


「おや、起きましたか」


「先輩」


 パタリと漫画を閉じながら、ナギサが言う。

 丁度全巻読み終えたようで、テーブルの上には購入した単行本が積み上げられていた。


「今何時だ……って、もうこんな時間じゃんか。帰らないと……俺、鍵返して来ます」


「部室の鍵は私が持っているので大丈夫ですよ。萩原クンはゆっくり帰りの支度を済ませて下さい」


 にっこりと笑いながら、ナギサは答えた。

 その手には、狐を思わせるアニメのマスコットキャラのキーホルダーが付けられた鍵が握られている。彼女の足元には鞄も置かれており、あとは上から上着を羽織るだけだった。


 旭も、大した荷物を持っている訳ではない。

 彼女と同じく、リュックサックに教材を入れていた程度で、仕舞っておいたマフラーを首に巻くだけだったが。


「……あれ、マフラーが無いな……」


「それならここにありますよ」


「あぁ、わざわざすいません先ぱ──」


 リュックの中から行方不明になっていたマフラーは、何故かナギサの手元にあった。

 旭はソレを受け取ろうと手を伸ばすが、ナギサがずいっと一歩を踏み込み、彼の首の後ろに手を回した。

 そのまま旭の口を塞ぐようにマフラーをぐるりと巻いて、


「今日の夜は一段と寒いみたいですから、ちゃんとマフラーを巻いて下さいね。この時期の風邪はバカに出来ませんから」


「あ、はい……なんか、ありがとうございます」


「別にこれぐらいどうって事ありませんよ。後輩の面倒を見るのも、先輩の役目ですから」


 いつも通りの冷静な口調ながら、その一言は何処までも穏やかだった。

 優しく、心の底から贈られた言葉。

 先輩だが、自分よりも小柄な彼女に巻かれたマフラーは普段よりも暖かかった。しかしその一方、少し気恥ずかしさも感じている旭であった。


 二人はそのまま部室を後にし、入口付近にある受付に鍵を返却。

 外に出ると、最初に凍えるような外気が彼らを出迎えた。

 肌全体に走る、身体の内側すら浸食しそうな真冬の空気。吐く息は白く、即座に虚空へと溶けていく。

 夏は照り付けるような直射日光と蒸し暑さが難点だが、冬場は過ごし辛さが少ない代わりに、その寒さは次第に痛みへと派生していくのが厄介だ。

 熱中症ほどの危険性は無いが、霜焼けというのも中々に面倒である。


 街頭に照らされる、逢魔ヶ時の通学路を歩く。


「……もう完全に冬ですね、これ」


「まぁ、なんだかんだもうすぐ十一月ですから。気付けば大晦日、それから初詣なんてあっという間ですよ」


 ポケットに手を突っ込んで寒さを凌ぐ旭に対して、ナギサは白い息を吐き、両手を擦り合わせて暖を取っていた。

 通学路が道路に面している為、車が通り過ぎる度に冷たい風がダイレクトに吹き付けるのだ。

 コンビニにでも入らない限り、その寒さから逃れる術は何一つとして無い。

 信号待ちするだけでもかなりの苦痛だ。

 じっとしている方が辛いというのは、気温の差が極端な夏と冬には付き物だ。


 そんな中、旭は何かを見つけたようで。


「あぁ先輩、あそこに自販機ありますけど、なんか暖かい物でも買ってきます?」


「そうですね。ここの信号は長いですし、缶コーヒーでも。私はブラックで」


「OKです。それじゃ買ってきますね」


「あぁ、萩村クンお金は!?」


「いいですよ、たかだか百円ちょっとぐらい出しますって。いつも奢って貰ってますから!」


 そう言って、旭は颯爽と走り出した。

 ライトを点けたトラックや軽自動車が、霜月の風を切り裂いて行き交う。

 一人残されたナギサは、駆けだした旭の背中を見つめている。その表情は少しだけ綻んでおり、意味ありげに口角が上がっていた。

 そして、ボソリと。


「──今日は手応えアリ、ですかね」


 そう楽し気に呟いたのだった。



 ※※※※


「先輩はコーヒーのブラック……俺はコーンポタージュで良いか……」


 自動販売機の光に照らされながら百円玉を投入し、暖かい飲み物を購入する。

 ガタンと取り出し口に缶が落ち、それを拾おうと屈むが、


(先輩……アレは流石に刺激が強すぎるだろ……)


 目を瞑り、部室での光景を思い返した。

 なんとか悟られないように覚えていないフリをしていたが、無論そんな訳はない。

 夢に出て来そうなほどに強く印象に残っていた。


「先輩はあくまでも先輩……いくら追い詰められようが、意識したら負けだ」


 戒めるように、自分に言い聞かせる。

 破壊力抜群のスタイルと、その辺の女子よりも整った顔立ち。しかし、外見に似合わずオタク的な思考回路で、隙を見せれば思春期男子の初心な心を弄ぶ。そんな先輩。

 決して彼女は悪い人間ではない。

 だが、そんなナギサを異性として意識し出したら負け。仮に思っても、それを悟られたら敗北だと感じていた。

 男子たるもの、女子の掌で転がされるのは些か情けないというもの。


 俗に言う残念美少女。

 少し顔とスタイルが飛び抜けている程度の先輩に毎回照れているようでは将来やっていけない。

 故に──、


「理性を保て。動揺しても絶対に悟られるな、俺」


 そう、再び自分に向けて言った。


 ────これは、徹底的に追い詰めたい先輩と、悟られたくない後輩のお話。

なんとなく書いた読み切り。

眼鏡が好きなフォロワーに届け。

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