序章 第一話 大異変の入口
MMD紙芝居の内容を小説化?しました。
初心者なのでガバガバでつまらないかもしれませんが、是非お読み下さい。
遥か昔、幻想郷を創り出した神が6柱存在した。
それらの神は秘匿され記録がほぼ残っていない。
現代にはもう存在しないのだろうか。
妖怪の賢者の1人、八雲紫は知っているのだろうか?
そんな事を考えながら俺は紅魔館にある大図書館にて本を読んでいた。
『あらアニマ、また考え事かしら?』
と自称500歳の吸血鬼少女、レミリア•スカーレットが聞いてきた。俺の名前はアニマ。昔外の世界へ送り込まれ、外で普通の人間として育てられたらしい。
2ヶ月程前の事、八雲紫と名乗る怪しいBBAが.....
『アニマ、あなた今BBAって言わなかったかしら?』
と、噂をすれば突如現れた。いつでもどこでも現れる行動の読めない妖怪だ。彼女曰く『あなたは幻想郷の人間よ。まぁ正しくは人間じゃないのだけど、まぁ細かいことは気にしなくていいわよ』と俺を怪しい空間に連れ去ってここ幻想郷に拉致された。
そして俺は謎の能力を手に入れた。不可能を可能にする程度の能力。これが俺の能力である。紫は何か隠しているように見えた。俺は幻想郷に住むことになったというか、住まざるを得なくなった。今は紅魔館に住まわせてもらっている。紅魔館の主の妹フランドールに遊び相手として気に入られ、お嬢様とも一戦交え気に入られてしまったようだ。
『あらアニマ、私は貴方の事を本当に気に入ったわよ?色んな意味でね』まじか。予想外の言葉だ。
『そうかい。俺は紫に無理やり連れてこられたんだがな』しかし居心地は悪くない。さて、俺が幻想郷の神々について調べている理由は一つ。夢を見たのだ。
悪夢だった....ボロボロの神社、破壊された紅魔館、
博麗霊夢は故人。あらゆるものが破壊され尽くしていた。そこに黒く染まった1人の男が立っていた。
それは自分と同じ姿、同じ顔だった.......
その人物はこう名乗った
『俺は幻想郷の神々の6柱の1人、創造を司りし神、⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️だ。』名前が聞き取れなかった
と、いうより耳がその言葉を聞き入れる事を拒んだ。お前の今の状況が、ジョンバール分岐点だ。貴様の行動が幻想郷に破壊をもたらすか、希望をもたらすか...ククク....
全てはお前次第だが、この世界は俺が頂く。
精々足掻け。
.............
『アニマ!どうしたの?ボーッとして。あなた、最近調子良くないのかしら?』
『あぁ、大丈夫だレミリア。ありがとう』
思い出していたらボーッとしてしまったようだ。
ここがジョンバール分岐点....か。平行世界の俺なのだろうか?いや、俺が神であるわけがない。
俺は一体....何者なんだ.....