グリフォンよっっわww
「さてと…」
見渡す限り本当に何も無いな
てか地図もないのにこんな周りになんもない草原に放り出されてもさぁ……
今度あった時に文句言ってなんか固有魔法もらお。
そう思っていると
「…………ん?」
なんだろう、いま金属音が聞こえたような…
「気になるな、いくか」
音が聞こえるのは俺からみて127.52649°位のところか……………ん?
俺こんなふうに角度で表してたっけ?
これも知能によるんだったらだいぶ俺の知能上がってないか?
地球だったら世界一の天才になれるかもな
キャァァ!
「今度は悲鳴かよ!」
急がなければ
そう思い自分の全速力で駆け出した……………………と思ったらもうそこに着いてたわw
嘘だろ!?少なくともここから2km離れてたぞ……
俺のステータスはすごいのか……
そう考えていたら
「だれ!?でもいいから助けてください!」
戦っている護衛兵が言ってきた
なるほど、馬車が襲われているのか
でその戦っているモンスターが
グリフォン……前半分が鳥で後ろがライオンみたいなやつ。ダンジョンではC+~B-くらいのモンスターだったな………はじめて戦った時はマジで強かった、うん。
腹に爪刺さった時は滅茶苦茶痛かった………
…………なんか思い出して見るとムカついてきたな
あいつ俺の大事な回復薬の瓶ふみ壊したやがったよな……そのせいで死にかけた…………よし!〇ろ。
でもこっちのモンスターがダンジョンよりも強いかもしれないから油断せずに2~3割の力で……
そう思いストレージから良質な鉄の剣を取り出した。
「下がれ!あとは引き受ける!」
「いえっ我々もいっし「下がれって言ってるだろ!」はいィィィッ」
ちょっと強く言いすぎたな
まぁいいか、邪魔なだけだし
よし、2~3割の魔力を溜めてぇぇぇぇぇぇぇ
「いけッ!」
剣を振り上げた
ドガァァァァァァァァァァァンンッッ!!!
そしたら前方300m幅50mの地面が抉れた…………
「「「……………………………………………………………………」」」
~全員思考停止中~
…………………………ファッッ!?
「「「なんだこれぇぇぇ!?」」」
俺2割くらいの力で剣振り上げたのになんでこんなに吹っ飛んでんの!?
てかグリフォンよっっわw
ダンジョンよりもよえぇわ
Cくらいだな強さは、雑魚だ
てか周りの人が帰ってこないんだけど……
とりあえず
「おーーーい」
「「ハッ!?」」
うおっ、全員タイミングバッチしだな
「「あれ?グリフォンは……」」
「あっ、もう倒しましたよ」
「「エッ!?」」
振り向くタイミングもバッチリだなぁ!!
なんてツッコミを心の中で入れていたら
「有り得ません!グリフォンはA級の魔物ですよ!」
周りの護衛兵の1人が言でってきた
へぇー…………えっ?
「いまA級っていった?」
「はいっ」
「まじ?」
「はい」
まじて……?
この世界のグリフォンそんなに強いと認識されてんの!?
だいぶ弱かったけど……
あーまだこの世界のモンスターの強さがわからんなぁ。
そう思っていると
「今の音はなんですか!?」
「姫様!」
馬車の中から姫様みたいな人がでてきた
綺麗だ………
素直にそう思った
整った顔に青色の瞳、しなやかな金髪ロング
年齢は14~15くらいだろうか
胸は…………あれだ、そこら辺にある山くらい
「いま私をみて失礼なこと考えましたか……?」
怖っ!!
なに?女の勘なの?
とりあえず
「そんな訳ないじゃないですか……あはは……」
ジィー
「あはは………」
「はぁ、まぁそういうことにしておきます。」
助かったぁぁ……
「それにしても、さっきの音はなんです?グリフォンは………………………」
と言い俺の前を見た彼女は絶句した
そりゃそうだよな、やった本人だって絶句したもん
と同情していると
「失礼ですが、これはあなたがやりましたか?」
「はい」
「グリフォンは…」
「倒しました」
「………………………」
姫様が沈黙した。
「あなたは何ものなんですか?」
えーそんなこといわれてもー
「旅人………ですかね?」
「こんな強さの旅人いるもんですか!」
ツッコまれた
「と言われても旅人ですし」
これしか言えないなぁ
「はぁー、分かりました。今はそういうことにしておきます」
良かったよかった
「ですが助けて貰ったお礼をしたいです。王都までご同行願います。」
えっ………
「強制ですか?」
「まぁ逆らったらそれ相応のものが来ますね」
マジですかい……
これからの人生に支障をきたす訳にはいかないな
「分かりました」
「では中にお入りください」
そう言われると俺は馬車に乗りこんだ。
姫様のモデルはこ〇すばのア〇リスでごわす