#1中学生のある夜
「だるかったぁ...」
俺、梔子氷輪は塾のテスト帰りだ。俺は、今年中学2年になる。今の時期は4月上旬。
4月の夜は、まだ肌寒く怠く感じる。
「寒い、寒いからあったかいココアでも買おう。明日は月曜かぁ〜、学校あるな〜、めんど...」
俺は、学校の勉強で中の上。300人ぐらいの50位だ。家まで10分ぐらいの距離になると人影が見えた。
「ん...?誰だ」
今の時刻は、10時半になるときだ。人がいるのは、おかしくないけど、あの服装...。まさかな。男の服装は、黒のコートにサングラス、マスクをしていた。 今、俺はスマホでニュースを見ている。ニュースでは、「今、殺人犯が逃げています。服装は黒いコート、サングラス、マスクをつけ170cmの身長です。見かけた方は早急に逃げ、警察に通報してください」
「はぁ〜、そんな感じだよなぁ。近いし。殺るか?...いやめんどい。気絶させて、警察呼ぶか。」
俺は、男に近づき話しかける。
「あの〜、もしかして、殺人犯ですか?違ったらすいません」
「っ...!何を言ってるんだ、違うぞ!」
動揺し過ぎだろ、面白いな。
「あー、そうですか。でも...その[血]どうしたんですか?」
「なっ...!見たなっ!殺す!」
はぁ〜、まあわざわざ手を出さなくてもよかったんだけど、こうも近いとなんか言われそうだからね、やっとかないと。
「ため息多いな。俺。気絶ならなにがいいかな?...あれ、使うか」
俺は、1秒かからないぐらいのスピードで男の後ろにまわり、後頭部を殴った。人は、後頭部を殴ると、かなりの確率で気絶する事を本かなんかで見た。
「まっ、こんな感じでしょ。あとは警察を呼ぶ...前に、飲ましとくか」
俺が、飲ましたのは10分の記憶がなくなる薬だ。前に暗殺しに行った海外の医者が研究してた、薬を1000粒ぐらい盗んでおいた。俺は、飲ましたあと警察を呼び事情を説明した。
「大変だったね、ありがとう。気絶していたとはいえ警察に通報してくれてね」
「いや、よかったですよ。[気絶]していたから通報しやすかったので。もう帰っていいですかね?テストで疲れてるので」
「ああ、良いよ。ありがとうね。」
俺は、警察に許可を得て家の方向に歩いて行った。家に帰り、風呂に入ると、いっきに眠くなり寝ようとすると電話がかかってきた。
「誰だ、こんな時間に。てっ...この番号はあいつかっ。...出るか。
もしもし?なんだこんな時間に。」
「おっ、でたっ!もしもしー私だよ、小百合だよー、国から依頼きたから手紙で出しといたよ。明日の朝には、届いてるから確認しといてね!それじゃっ」
「......」
今、電話に出た相手は桜小百合、年が24歳。髪の色が茶髪で明るく、かなり高いルックスをもっている。国と俺の中間地点にいる感じだ。暗殺依頼が国から来たら小百合を通して手紙で知らせてくる。今のように電話をするのは、そう珍しくない。
「明日みて、明日考えよう。疲れたから寝る」
誤字、脱字の指摘お願いします。
トップ10の方よりこっち優先にします。