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東の太陽  作者: 柚月
Episode0 色褪せない夏 深傷
13/61

深傷

said青桐


楓も舞夏も倒れてしまった


睡眠ガスだ



「風帝の鎧」



俺は全身に風を纏った

だから俺は睡眠ガスは効かない






「お前はなんで効かないんや」



地方特有の喋り方

こいつは王都の暗部部隊直属の魔導士ではなさそうだ




「風の魔導士だ」



「ふぅーん

少しは遊び甲斐がありそうや」





そう言って構えた


「お前の雇い主は誰だ?」






「魔法管理局統率理事会本部

これしか知らんわ

名前は教えてくれへんねん


科学者みたいな人やった

薬品の匂いもしたけん」






「暗部に精通する人間ってことか

あんた鼻がいいのか?」



「まぁ そうゆうことや


ちょいと鼻が利くんや

警察犬並みやで」



俺はニヤリと笑った




「へぇー


激臭風」




俺は風に激臭の匂いの薬品を混ぜて飛ばした


鼻が利く人のみ嗅げる、異物の薬品





犯罪者が警察とかに匂いを特定されないようにする薬品だ



これは闇市で販売されている品だ

販売を禁止されてる道具




「てめぇしばき倒されたいんか?


粉塵爆発」



粉を空中に撒き、爆発させた


俺は風の力で粉をこっちに来ないようにした




「この仕事さ、ギャラが美味しいんよ

さっさと死んでくれんか


衣装爆発」


いきなり俺の服が爆発した



「っはぁーはぁー

風の鎧も剥がれちまった


風鎌鼬」



俺は風の刃を飛ばした



「爆炎壁」


自分の前を爆発させ、壁を作られ防がれてしまった



「しょうがない

風帝奥義 風の社」


俺は一粒丸薬を飲み込んだ

魔力を空になるまで一点に集中させた



俺は無数の竜巻を作り飛ばした


この一発が体力的に限界かもな

あの丸薬は魔力を増幅させられるものだ



あれも闇市だ



王都の裏通りでは闇市がそこらじゅうに存在する



「あっ言い忘れたんやけど、ハイランカーランキング第47位や


空域爆発(エアーエクスプロージョン)


建物全体いや、空気が爆発した






もう、今にも意識がなくなりそうだった





「また会うかもな

その時は強くなれや」



俺は今から死ぬんじゃ...




俺はそして気を失った





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