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東の太陽  作者: 柚月
Episode0 色褪せない夏 序
10/61

「しょうがないだろ

熱くなっちゃったんだから」






「まぁあの時熱くなっちゃうのは当たり前か

俺らはみんな未来に不安を持ってる


だからこーやって集まったんじゃん」






「あん時の言葉は多分、自分に言ってたんだと思う

ここんとこずっと悩んでたから」




俺は言ってる時に自分で思ってたことを言った




「引きずるのも当然だよね」

舞夏は暗い顔をしていた



「でももう前を向かなきゃってね」


俺は頑張って笑顔を見せて、安心させようとした



けど神様は俺達に優しくなかった...


______________________


?said


俺は空港にいた



やっぱり帰ってきてしまった...




プルルル、プルルル



俺のケータイの着信がなる




「もしもし」




「青桐

着いた?」




俺の留学先で世話してくれた人からだった




「はい、着きました」





「本当に良かったの?」





「はい、もう目を逸らすの止めようと思うんで」




「話してくれてありがとね

お父さんのこと...

元気でね」




そう言って、おばさんは電話を切った




俺が留学しに行った理由は現実から目を逸らしたからだった




俺の父親は俺らが小さい時に事故で死んで、双子の兄と二人で暮らしてた





その父親が..



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