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紅燗蝶華  作者: 紅爛(くらん)
6/7

心の情

無音で吹き抜ける静かな風 そして揺れる髪

煌々と地を照らし白い肌にチリチリと焼き付く太陽


果てない景色は虚ろとしていて、物悲しい

淋しさは後ろ引き霧のように曖昧にして目の前を暗くする

心に鬱々とするわだかまりは自然と大きくなり蝕む

爛々と輝くものがおぞましく恨めしい


仕切りに脈打つ鼓動 金切り声を上げ呻く悲鳴

咲く花は散り、新たな溝を埋め、泣き叫びやむ


嗚呼……なんて世界は残酷なんだ

気付いた時には、ぼくという存在はなき者であった

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