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テレポーター  作者: SoLa
第3章 魔法文化祭編〈上〉

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用語説明

〇出来損ないの魔法使い

 日本魔法協議会において、差別用語として禁止されている蔑称。魔力容量が極端に少ない、呪文詠唱ができない等、何らかの欠陥を持った魔法使いの事を指す。


〇Magic Conductor

 魔法の発現を補佐する道具。MCと略される事が多い。腕や足などにベルトでセットするタイプもあれば、刀や銃といった魔法具と一体型になっているものもある。無くても魔法は発現できるが、あった方が効率よく発現できる為、ほとんどの魔法使いが使用している。


〇クラス

 2年2学期後半からは実力ごとのクラスになる。各学年(1年は除く)は選抜により6クラスへと振り分けられ、優秀な順に「A」「B」「C」「D」「E」そして「F」となる。


〇番号持ち

 青藍魔法学園が認定した、上位5名が番号を与えられることから生まれた言葉。選ばれた生徒は学園から『エンブレム』を授与される。“1番手”から順に“5番手”まで、強さの順に割り振られる。

【現状】

 1番手――――御堂縁

 2番手――――中条聖夜

 3番手――――蔵屋敷鈴音

 4番手――――豪徳寺大和

 5番手――――???


〇エンブレム

 青藍魔法学園上位5名の生徒に与えられる栄誉。金色の鎖に繋がれたコインに、学園の校章及び自身に与えられた番号が掘られている。所持する生徒はこれを片時も手放す事は許されない。


〇不動の三席

 2年2学期に執り行われた選抜試験より上位三席を獲得し、以降一度もその座を譲らなかった3人に与えられた非公式な別称。1番手・御堂縁、2番手・豪徳寺大和、3番手・蔵屋敷鈴音を指していたが、大和が聖夜に敗れ席を譲った事から、厳密にはもうこの呼び名は正しくない。


〇魔力容量

 自身の身体に宿す魔力の絶対容量の事。自分が持ちうる魔力の量、その器の大きさ。


〇発現量

 一度の魔法発現の際に、開放できる魔力の放出量の事。基本的に魔法を発動する為には、自身の体内に眠る魔力を詠唱という「音」の刺激によって活性化させ、練り、体外へと放出させる必要があるが、この放出量の事を発現量と表現する。


〇発現濃度

 発現された魔法に宿る魔力の密度の事。発現濃度が高い魔法を使える魔法使いほどレベルが高いと言える。尚、発現量と発現濃度は比例しない。


〇攻撃魔法

 対象を攻撃する魔法の事。


〇防御魔法

 対象からの攻撃等から身を守る為の魔法の事。


〇補佐魔法

 攻撃にも防御にも当てはまらない魔法、主に術者のアシストの役割を果たす魔法の事。


〇詠唱破棄

 部分的に詠唱を破棄し短くする技術。


〇無詠唱

 全ての詠唱を破棄した上で魔法を発現させる高等技術。


〇属性保持

 属性を魔法に付加する事。魔法の属性は『火』『水』『雷』『土』『風』『光』『闇』、その他数種が確認されている。


〇無属性と非属性

 無属性とは属性を付加しない純粋な魔力により発現された魔法の事。対して非属性とは、どの属性にも分類されないものの、無属性として発現する事ができない魔法を指す。非属性はその立ち位置故『無系統魔法』と称される事もあり、発現できる魔法使いは少ない。

 両者の最たる違いは、無属性が魔法を習得するうえでの登竜門であるのに対して、非属性は生まれつきの能力であり鍛錬によって新しく身に付けられるものでもない事が挙げられるだろう。その為、同じ種類の『無系統魔法』を操る魔法使い同士が相対する可能性は更に少ないと言える。

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