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テレポーター  作者: SoLa
第2章 魔法選抜試験編〈下〉
42/432

用語説明

〇出来損ないの魔法使い

 日本魔法協議会において、差別用語として禁止されている蔑称。

 魔力容量が極端に少ない、呪文詠唱ができない等、何らかの欠陥を持った魔法使いの事を指す。


〇魔法選抜試験

 青藍魔法学園の名物。青藍魔法学園の生徒が魔法の授業を受ける上で、“自身の身の丈に合った”カリキュラムを組むために行われる実力試験。各学期の中間付近で選抜が行われ、学期の最中にクラス替えが行われる。

 10項目を6段階の採点で行い、満点が「5」、良が「4」、平均が「3」、やや不満が「2」、不満が「1」、能力無し若しくは判断不能が「0」として採点される。採点の際に用いられる10項目とは、「魔力容量」「発現量」「発現濃度」「攻撃魔法」「防御魔法」「補佐魔法」「詠唱効率」「判断能力」「独創性」「属性保持」を指す。

 試験結果は、魔法大学の推薦や一般企業がアプローチを掛ける上でも重要視されている。


〇魔力容量

 自身の身体に宿す魔力の絶対容量の事。自分が持ちうる魔力の量、その器の大きさとも言える。

 魔法使いとしての資質の高さを、端的に表すものとして重宝されている。


〇発現量

 一度の魔法発現の際に、開放できる魔力の放出量の事。

 基本的に魔法を発動する為には、自身の体内に眠る魔力を詠唱という「音」の刺激によって活性化させ、練り、体外へと放出させる必要があるが、この放出量の事を発現量と表現する。


〇発現濃度

 発現された魔法に宿る魔力の密度の事。

 発現濃度が高い魔法を使える魔法使いほどレベルが高いと言える。

 尚、発現量と発現濃度は比例しない。


〇攻撃魔法

 対象を攻撃する魔法の事。


〇防御魔法

 対象からの攻撃等から身を守る為の魔法の事。


〇補佐魔法

 攻撃にも防御にも当てはまらない魔法、主に術者のアシストの役割を果たす魔法の事。

 但し、この項目の境目は思いの外曖昧であり、試験におけるグレーゾーンである。


〇詠唱効率

 詠唱による魔力伝達の効率の事。

 但し、詠唱破棄(部分的に詠唱を破棄し短くする技術)は含まれるが、無詠唱(全ての詠唱を破棄した上で魔法を発現させる高等技術)は詠唱効率には含まれない。


〇判断能力

 どの場面でどの魔法を使うのが最も効率的かを、瞬時に判断できる思考力の事。


〇独創性

 魔法と魔法の組み合わせや使い時等、意外性のような力の事。

 また、完全なるオリジナル魔法の事も指す。


〇属性保持

 属性を魔法に付加する事。

 魔法の属性は『火』『水』『雷』『土』『風』『光』『闇』、その他数種が確認されている。


〇シャッフル

 クラス替え。

 選抜により、現4クラス計121人の生徒は6クラスへと振り分けられる。優秀な順に「A」「B」「C」「D」「E」そして「F」となる。


〇番号持ち

 青藍魔法学園が認定した、上位5名が番号を与えられることから生まれた言葉。選ばれし生徒は、学園から『エンブレム』を授与される。

 “1番手”から順に“5番手”まで、強さの順に割り振られる。

【現状】

 1番手――――御堂縁

 2番手――――豪徳寺大和(辞退)

 3番手――――???

 4番手――――???

 5番手――――???(除名候補最有力者)


〇エンブレム

 青藍魔法学園、上位5名の生徒に与えられる栄誉。

 金色の鎖に繋がれたコインに、学園の校章及び自身に与えられた番号が掘られている。

 所持する生徒は、これを片時も手放す事は許されない。

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