表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
テレポーター  作者: SoLa
第10章 真・修学旅行編〈下〉
363/433

第6話 歓楽都市フィーナ ①

 誤字報告助かっています。

 ありがとうございます。




 先導していた女が扉を開ける。

 個室内は、暖色系の灯りで満たされていた。


 中の造りは至ってシンプル。

 対面式の二人掛けテーブル席だ。


 来客を正面で迎える上座の位置には、既に男が着席していた。

 柔和な笑みを浮かべた男だった。

 

 男は言う。


「ようこそ。歓迎しよう、中条聖夜君。俺がアマチカミアキだ」


 その言葉を聞いて。

 中条聖夜が抱いた感情とは。


 驚愕。

 混乱。

 そして、後悔。


(……そんな、まさか)


 聖夜の開きかけた口が閉じる。

 感情の整理が追い付かず、言葉にならなかったからだ。


 驚愕は、男がアマチカミアキと名乗ったから。

 混乱は、なぜ敵のトップがここにいるのかという思いから。

 後悔は、脚本家(ブックメイカー)からの警告に抵触してしまったという思いから。


(なぜ、ここにいる!? アマチカミアキが!!)


 アマチカミアキと名乗った男からすれば、理不尽にすら思えるであろう憤りを聖夜は抱いていた。送り主の情報を持たずに訪れたのは聖夜自身の判断であり、誰が待ち受けているかなど送信側は言っていない。「まさか待ち人がアマチカミアキではないだろう」という考えは、聖夜の勝手な思い込みだ。


(……違う! 師匠の語る人物像とは、似ても似つかない!! まるで別人じゃないか!!)


 聖夜の無系統魔法について、アマチカミアキがどれほどの情報を仕入れているのかを聖夜は知らない。しかし、あの文化祭の夜に、聖夜は無系統魔法を使った。青藍魔法学園へと侵入してきた『ユグドラシル』の構成員、一気呵成(イッキカセイ)に。そして、その死体は蟒蛇雀によって持ち帰られているのだ。その蟒蛇雀相手にも、聖夜は無系統魔法を使用している。


(危険性は十分知っているはず! 躱せると思っているのか!? この至近距離で!?)


 聖夜の頭の中を様々な感情が嵐のように駆け巡る。

 その動揺を知ってか知らずか。


 アマチカミアキは、柔和な笑みを浮かべたまま言う。


「よく来てくれたね。こちらの要求通り、本当に単独で来るとは。そちらが誠意を見せてくれるなら、こちらもそれに応えなければいけないな」


 その瞳に、好奇心という名の色を添えて。


「改めて自己紹介しておこうか」


 硬直したまま一向に入室しようとしない聖夜を見かねたのか、先導していた女が聖夜の背中に手を伸ばす。聖夜は、まったく反応を示さなかった。


「アマチカミアキだ。よろしくね、中条聖夜君」


 女が背中を押して聖夜を入室させる。

 そして、自らも入室した女は静かに扉を閉めた。







「座りたまえ」


 鷹揚な仕草で、坐した男は対面の空席に手のひらを向けた。


「……座る必要があるとも思えないが」


 動揺を表に出さないよう必死になりながら、努めて冷静な声で返す。


 あの地獄を生み出した張本人がここにいるのだ。

 俺がこの男をここで殺せば全てに片が付く。


「その選択は勧めない。君の大事な人が死ぬことになる」


 ポケットへと伸びかけていた手が止まった。

 その様子を穏やかな目で追っていたアマチカミアキは、視線を俺の目へと合わせて笑う。


「君に大を救うために小を切り捨てる覚悟があるなら止めはしないけどね。言っている意味が分かるかな?」


 ……内通者か。


「ご明察」


 答えを口にしたわけではないが、思い至ったとアマチカミアキは判断したようだ。くそ、そう来たか。人質は舞や可憐、エマに美月。別行動をした班員。内通者が近くにいるなら、俺が戻るまでの間にどうとでも出来るだろう。この店で張っている『ユグドラシル』側の陣営が、ここにいる2人だけとは思えない。異変を感じ取れば、連絡など直ぐに取れるということ。


 自分の命を平然とチップにしてくるとは。

 エマに接触してきた時と、やり口は一緒。


 どちらも、師匠の言う人物像とは正反対だ。


「さて、もう一度言おうか。座りたまえ」


 少しだけ、後ろに目を向ける。


 退路を断つようにして扉の前に立つ女は微動だにしない。外見上では10代、金髪ツインテールの女だ。隙らしい隙は見当たらない。こいつもかなりのやり手。女は、こちらに視線を向ける事すらしなかった。


 今度は黙って従う。着席する際、この男から僅かにではあるが血の匂いがした。こいつ、まさか。そう思ったが口にはしない。表情にも出さないように努めた。


 ウリウムは黙して何も語らない。アマチカミアキに悟られることを避けているのだろう。師匠が聞こえないからと言って、この男も聞こえないと考えるのは早計だ。師匠は、アマチカミアキと学習院で一緒にいた時期があると言った。それがウリウム、つまりは『虹色の唄』の作成期間も含まれていたのかは分からない。ただ、この男が妖精樹を材料として作成された『虹色の唄』の存在を知らないとも思えない。


 指示に従い着席した俺へアマチカミアキは笑顔のまま頷く。そして、テーブル脇に立て掛けてあるお品書きの冊子を指さして言った。


「何か注文するかい?」


「結構だ」


「そう。それじゃあ、前提の話をしよう」


 前提?


「俺は、この場で君を殺めるつもりは無い」


 ……。


「そして、君から攻撃されない限り、君が戻るまで君のお仲間に手出しもしない。それは肉体にダメージを与える直接的な攻撃だけでなく、操作魔法など君を不利とするであろう全ての魔法攻撃を含めるものとする」


「気前がいいな」


 わざわざここで約束する必要など無いことだ。

 まあ、口約束などいくらでも破れるのだろうが。


「勿論、誠意は見せるさ。俺が求めているのは対話だよ」


 どの口が言うのか。


「血の匂いを付着させて来る奴の台詞じゃない」


 笑顔を浮かべたままだったアマチカミアキの眉が、初めて僅かに動いた。


「これは驚いた。返り血は浴びていないはずなんだが」


「こちらが対話に応じるかどうかは、お前の誠意とやらが本物か確かめてからだ。メールの本文が真実であることを証明しろ」


 おどけるように話すアマチカミアキへ、そう返す。俺の返答は予想通りだったのか、アマチカミアキは「勿論」と言って、扉の前で待機する女へ声を掛ける。女は声を発する事無く俺の傍までやってきて、クリアカードを差し出してきた。


 視線をアマチカミアキへ向ける。

 アマチカミアキは、手のひらでクリアカードを見るように促した。


 見る。

 そこには。


「『白銀色の戦乙女』のレッサー・キールクリーンとルリ・カネミツ、あと逃走奴隷のアリス・ヘカティアだ。まだ部屋番号は教えられないが、内装がこの個室と一緒であることが確認出来るだろう? 対話が平和に済めば、彼女らはお返ししよう」


 テレビ電話で繋いでいるのだろう。女のクリアカードからは、鮮明に向こう側の映像が映し出されている。アリスと、見覚えのない女が2人。床に転がされているが寝ているようだ。少なくとも呼吸をしていることは確認出来た。アマチカミアキの口から出た名前が、シルベスターから知らされてた行方知らずの2人と同一であることも確認。


 ここに嘘は無い……、か?


 アマチカミアキの指示によって、女がクリアカードを下げて扉の前へと戻る。アマチカミアキは、笑みを浮かべたまま言う。


「先に言っておくと、トイレと偽って退室して手当たり次第に扉を開ける、といった行動は勧めない。俺の信頼している側近が、別部屋にいるからね。見事に当たりを引けば、その時点で君はおしまいだ」


 ……。

 そんなことしねぇよ。


 顔に出ていたのだろう。

 アマチカミアキが「ふふっ」と笑った。


「冗談だ」


 笑えない冗談だ。


 人質では無かったか。

 じゃあ、誰の血だ?


 俺が下手な事をすれば舞たちも殺す、と脅しをかけてきている以上、こちら側に潜り込ませているという内通者でも無いだろう。となると、考えても仕方が無い話と見るべきか。


「それでは、君に聞く姿勢が整ったところで、本題に入ろう。俺の仲間にならないかい?」


 ……。

 は。


「ふざけているのか?」


「ああ、いい。いいよ。君はそのまま待機していてくれ。これは攻撃ではない」


 アマチカミアキの言葉は、俺に向けられたものではない。扉の前で待機していた女が、俺から漏れ出た魔力に反応したからだ。アマチカミアキの視線が、女から俺へと戻る。


「いいね。魔力の練り込みは悪くない。君の意思ではなく、感情の高ぶりに呼応して漏れ出したという点についてはマイナスだが、反応速度や濃度は咄嗟のものにしては素晴らしい。平穏な学園生活を送っているだけでは、その歳でこれだけの質の魔力は創り出せないだろう。あのリナリーが、飽きもせずに可愛がっているだけのことはある」


 笑顔のまま、アマチカミアキは言う。


「但し、警告だ。魔力を抑えたまえ。対話の道は破棄するかい?」


「……対話? 本題一言目から戯言を垂れ流す貴様と何を語れと?」


 アマチカミアキは答えない。

 内心で舌打ちしながら溢れ出していた魔力を消す。


「ならない。それが俺の回答だ」


「もう少し悩む素振りを見せてくれても良いんじゃないかい?」


「悩む要素がどこにある。師匠を……、リナリー・エヴァンスを殺そうと企んでいる組織になど属せるものか」


 そもそもお前ら犯罪組織だろうが。


 しかし、俺の返答が面白かったのか。

 アマチカミアキはくすくすと笑いながら口にする。


「君は前提が間違っている。別に俺たちは、リナリー・エヴァンスを殺すことが目的なんかじゃない。目的の邪魔さえされなければ、彼女に用は無いからね。むしろ、世界の抑止力として生きていて欲しいくらいさ」


「……何?」


「少しは興味を持ってくれたかい? 俺たちについて」


 ……。

 その言い方は。


「試したのか?」


 アマチカミアキは首肯する。


「だって君、俺たちを単なる犯罪組織としてしか捉えていなかっただろう? それでは答えは分かり切っているからね。興味を持たせたかった」


 ……。


 興味。

 興味か。


 言われてみれば、確かに俺は『ユグドラシル』がどういう組織なのかをはっきりと知っているわけではない。だが、敵対するには十分すぎるほどのやり取りがあったのは確かだ。日本の実験棟での非人道的行為は今でも脳裏に焼き付いている。


 分かり合えるとは思えないが。


「俺たちの目的を知っているかい?」


「死者の蘇生だろう。実現すれば立派なことではある。反吐が出るような手法に目を背ける事が出来れば、だがな」


 俺が何を言っているのか見当がついたのか、アマチカミアキは肩を竦めた。


「まずは目的についての勘違いは置いておいて……。君のその感情も、俺には理解し難いものだ」


「何だと?」


《マスター、駄目よっ》


 思わず立ち上がりかけた俺を、ウリウムが制した。その事実が頭に染み渡ったところで、ようやく「やってしまった」という感情が追い付いてくる。折角、ウリウムが黙っていてくれたというのに。


 しかし、アマチカミアキは特に気付いた素振りを見せることなく続きを口にする。


「発展に犠牲は付き物だ。そうは思わないかい?」


「殺すことを正当化しようとするな」


「人以外なら構わないのか?」


「何?」


 予想していなかった質問に、思わず口を噤む。


「ほら、君もテレビなどで見たことあるだろう? マウスを使った臨床実験。あれ、死んでるよね。何なら殺していると言っても良い。あれは君にとって問題無いのかい? それとも、人でなければいくらでも死んで構わないと思っているのかな」


 それは。

 そう言われると答えられない。


「人体実験の材料だって、極力重犯罪を犯した者を適用した。人様に迷惑を掛けたんだ。せめて最後くらいは人の役に立ってもらわないとね。何か間違ったことを言っているかい?」


「……人体実験は、人体実験だろう。非人道的な行為であることには変わりない」


 それに、あの手記はそうは言って無かったぞ。


「人は皆平等、という精神かな。立派なものだ」


 微塵もそうは思ってい無さそうな口ぶりで、アマチカミアキは言う。


「例え話をしよう。とあるパーティで殺人事件が起きた。警察が参加者にアリバイを聞いて回ったところ、君の大切な人と、過去に犯罪歴のある男の2人だけにアリバイが無かった。どちらが犯人だと思う?」


 ……。


「……もっと調べてみないと、アリバイだけでは分からないだろう」


「俺が求めている回答から、わざとずらしたね?」


 視線を逸らした。


「人なんてね、平等なんかじゃないんだよ。日本では死刑制度がまだ生きているらしいね? 君の大切な人と、死刑囚。その2人には爆弾の埋め込まれた首輪が嵌められている。その上で、それぞれが断頭台に繋がれているとしようか。君の手元には2つのスイッチがある。押すと片方のギロチンが落ちるけど、両者の爆弾は止まる。どちらのスイッチがどちらの断頭台に連動しているかは分からない。しかし、押さないと時限式で爆弾が爆発してしまい、2人とも死んでしまう。片方のスイッチを躊躇なく押せるかい?」


「……その仮定に意味はあるのか?」


「あるよ。人が皆平等だと信じているなら、押せる。だって、押さないと2人とも死ぬんだ。押せば、1人は助かる。2人とも死ぬくらいなら、1人を救った方が良いだろう?」


「詭弁だ」


「君の心の中は、そう言ってはいないようだけどね」


「……俺の心の中を読めるのか?」


「顔を見れば分かる。そして、君の今の返答で確信した」


 ……。

 くそ。


「いじめるのはこのくらいにしておこうかな。君を言い負かしたくて呼んだわけでは無いし。まるで悪い例えのようにして口にしてしまったが、人体実験はともかくとして、マウスの臨床実験は君も理解出来るものであると思っているよ。あれがどれだけの人に希望を与えているか、分からない君では無いだろう」


 ……。


 俺は答えない。

 答えなど求めていなかったかのように、アマチカミアキは続ける。


「さて、俺たちの目的について話しておこうか。俺たちの目的は、破壊と創生だ」


 顔を上げる。

 アマチカミアキと正面から向き合う。


 アマチカミアキにふざけている雰囲気は感じられなかった。


「何を破壊して、何を創生するつもりだ?」


「無論、世界を」


 駄目だ、こいつ。

 典型的なラスボスみたいなことを言い出しやがった。


 そのうち「世界の半分を」とか言ってきそうだ。


「第三次世界大戦でも始めるつもりか?」


 それも、世界を相手取って。


 いくら個が強くても、強国の連合軍には敵わない。

 物量で押し切られるに決まっている。


「ロマンだね。そういうのも面白いかもしれないけど、俺たちの言う世界の破壊は少々異なるかな。ねえ、中条聖夜君。君は、この国にある王立エルトクリア大図書館の存在意義を知っているかい?」


 ……。

 引っ掛けか?


「急に話が飛躍したな。魔法学習院にある図書館のことだろう。それとお前たちの目的に何の関係が?」


 俺の返しに、アマチカミアキは笑った。


「あぁ、そう。そうだったね。それでは、大図書館にまつわる噂は聞いたことがあるかな」


 噂?


「『世界を管理する大図書館』ってやつか? それとも『魔法使いという存在はそこから生まれた』の方か? 大袈裟な異名ならいくつも聞いたことがある」


「大袈裟な異名……、か。それらが全て真実だとしたらどうする」


「何?」


「大図書館には、知られざる秘密がある。表の顔は、王立エルトクリア魔法学習院の所有する魔法世界最大の大図書館。所蔵された本の数は2500万を誇る。アメリカ議会図書館の3700万には遠く及ばないが、それでもドイツ国立図書館の2700万に迫る数。外界にも自慢できる所蔵数だろう? 一生を掛けてもその全てを読み終えることは出来ない。まさに知識の宝庫、魔法世界の宝だ」


「それが表の顔か?」


 アマチカミアキは首肯する。


「では、裏の顔は?」


「それが『世界を管理する大図書館』というやつだ」


「他国の国家機密でも盗み出して紙媒体に起こし、貯蔵しているとでも言うつもりか」


「ははは、面白いね。確かにそれはそれで世界を管理していると言えそうだ」


「けど、違う」とアマチカミアキは首を横に振った。


「嘘か真か。その大図書館には、果ての無い本棚が広がっている」


 俺から視線を外し、アマチカミアキは謳うように口にする。


「前後左右、そして上下にも。全方位に規則正しく建ち並ぶ本棚に所蔵されるのは、自らが発光する無数の本たち。彼らはひとりでに生まれては消えていく。それは、本たちの奏でる無音の行進曲。現れては消えて、出ては入ってを繰り返す。彼らがその行進を止めることは無い。最奥の主が、彼らに掛けた魔法を解かない限り」


「何かの伝承か?」


「伝承なんて大それたものじゃない。単なる大図書館の噂さ」


 噂ね。


 ボロを出す気は無いが、その噂とやらの光景には心当たりが有るな。今井(いまい)(おさむ)に連れられて『脚本家(ブックメイカー)』と相対した場所とよく似ている。


 青白く発光する本。

 勝手に位置の入れ替わる本。

 青白い炎に焼かれて消滅する本。


 アイリス様は『創世の間』と言っていたか。


「しかし、この噂は真実だ」


「断言したな。その裏の顔とやらを見たことが?」


 返答は無かった。

 アマチカミアキは笑みを浮かべたままだ。


「俺たち『ユグドラシル』は、魔法世界の秩序たる『脚本家(ブックメイカー)』を殺し、奴のシステムを破壊する。しかし、今の君にそれを告げたところで、その意味は理解出来ないだろう。だからこそ」


 俺と視線を合わせ、アマチカミアキは言う。


「君に知恵を授けよう、中条聖夜君」


 涼やかな笑みのまま。


「この世界の秘密について。俺の手を取るか否かは、その後決めてくれたらいい」

 次回の更新予定日は、一応12月20日(金)です。


 5年以上前に考えた設定が、ようやく表に出始めます。

 感慨深い、という思いよりも自分の更新速度の遅さに絶句。

 マイペースな更新に付き合ってくれてありがとう。

 皆様には感謝しかありません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 過去への遡り(『リナリーの死』の否定)を行っている時点で、聖夜はユグドラシルの完全な否定は出来ないんじゃないのかな……?
[良い点] うぇーーー!!!めちゃ気になる…
[一言] 血……誰のでしょうねえ?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ