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テレポーター  作者: SoLa
第9章 修学旅行編〈中〉
297/432

第15話 宗教都市アメン ③

 ツイッターでのアンケートにご協力頂き、ありがとうございました。

 ネタ枠だった案が採用されたことを後悔するがいい。


〈中〉終了後、〈下〉公開開始前までになんとかします。




 魔法世界エルトクリアの暦は、七属性の守護者たちの名前を月へ用いて、ライオネルタから始まり、ウリウム、ガングラーダ、ウェスペルピナー、グランダール、アギルメスタ、そしてガルガンテッラで終わる。各月52日から53日で構成されており、日本で言うところの閏年のみライオネルタの月が54日となる。


 魔法世界を建国したガーナ・エルトクリアが自らの国の暦にその名を用いただけあって、彼らの功績は計り知れないものがある。なにせ、この世に魔法という奇跡の力を広めたのは『始まりの魔法使い』たるメイジと彼らなのだから。


 メイジの神殿から始まり、七属性の守護者全ての神殿を回り終えた俺たちは、宗教都市アメンにある歴史館を訪れていた。


 ここには、メイジと彼を師事する事になる7人の弟子達の出会いから始まり、魔法世界の建国、そして現在までの発展の道のり、その全ての歴史が詰まっている。メイジ達の物語は伝え聞いた話として語られており、御伽噺としてのブースで語られてはいるが、先のウリウムの話を聞く限り、全てが実話だということが判明してしまった。


 魔法世界の暦について明記されているパネルを前にして、俺は立ち尽くしていた。




【魔法世界暦】

 ライオネルタ   53日(※閏年のみ54日※)

 ウリウム     52日

 ガングラーダ   52日   

 ウェスペルピナー 52日

 グランダール   52日

 アギルメスタ   52日

 ガルガンテッラ  52日  計365日

※1 1年は7ヶ月。

※2 週の概念は無い。

※3 魔法世界の暦とアメリカの暦の新年には13日分のズレが有る。




 魔法世界に住む人達からすれば、当たり前すぎてさっさと次へ進んでしまうパネルに違いない。観光で他国から訪れた人だって、そこまで意識して見るものではないだろう。しかし、真実を知ってしまった俺は、ある一文から目を離せなくなってしまった。




※3 魔法世界の暦とアメリカの暦の新年には13日分のズレが有る。




 なぜ、ズレがあるのか。魔法世界と言っても、エルトクリアは正確に言えばアメリカ合衆国の領地の一角を間借りしているだけにすぎない。厳密に言えば、魔法世界エルトクリアはアメリカの一部なのだ。にも拘らず、暦が別物であるどころか、新年の始まりにすらズレがあるのはなぜか。


 それは、当時国内で弾圧されていた魔法使い達が、アメリカという大国に対して独立戦争を仕掛け、その戦争が終結するまでに13日間かかったからだ。絶対数の少ない魔法使い側が大国相手に善戦し、13日間も持たせることが出来た理由はただ1つ。


 メイジとその弟子達という超戦力がいたからである。


 終始魔法使い側が押され気味であった独立戦争ではあるが、メイジ達を投入した場所では必ず勝利を収めていた。これ以上の被害拡大を恐れたアメリカは、譲歩案を魔法使い側に提示した。魔法使い側に与えるのは、人権と自治権。


 対価は、メイジとその弟子7人の首。


 国家を脅かす程の力を持つ魔法という力を世に広めた存在にして、独立戦争における英雄たち。そのたった8人の存在が、絶対数の少ない魔法使い達が大国を相手にして独立戦争に踏み切るトリガーになったとも言われている。アメリカにとっては、その存在が何よりも恐ろしかったのだ。


 アメリカ合衆国の新年、1月1日から始まった魔法使い達の独立戦争は、13日後、メイジ達の公開処刑を以って幕を閉じることになる。自治権を勝ち取った魔法使い達が創り出した魔法世界エルトクリアが動き出したのは、独立戦争が終結してからである。断じて、アメリカの定める新年からではない。


 だから。

 アメリカと魔法世界の暦には、13日のズレがある。


 アメリカは、この13日間の多くを語らない。

 アメリカは、この13日間のズレを『空白の13日間』と呼ぶ。


 魔法世界の住人達は、この13日間を英雄達の悲劇と語る。

 自分達の尊厳を、命を懸けて勝ち取ってくれた英雄達を誇る。

 魔法世界は、この13日間のズレを『審判の13日間』と語り継いでいる。




 13日分の(、、、、、)ズレがある(、、、、、)




 たったこれだけの文字の中に、どれほどの苦悩と悲劇の物語が詰まっているというのか。ただ歴史の教科書の文章を目で追っているだけではない。実際に、その時その場所でもっとも辛い役目を背負った人物と関わりのあった存在が、俺の傍にいる。


 ウリウムが身近にいるからこそ、俺はその重みからしばらく身体を動かすことが出来なかった。







「失礼します!」


 手元の資料に目を通していたシャル=ロック・クローバーが顔を上げる。入室してきた魔法聖騎士団(ジャッジメント)の様子に違和感を覚えたからだ。


「どうかしましたか?」


「そ、それが……、創造都市メルティの市街地にて、ギルドランクS『白銀色の戦乙女』所属のレッサー・キールクリーン様が狙撃されているとの目撃情報が」


「……何ですって?」


 クローバーが眉を吊り上げる。


「『紅茨姫(ベニイバラヒメ)』は周囲へ不和を撒き散らすような性格はしていない……。と言うより、そもそも親しくない人間とは一切関わろうとしない方だったはずです。相手はどこの命知らずですか?」


「現在調査中です! それと、この一件との関係性については不明ですが、交易都市クルリアにてギルドランクA『無音白色の暗殺者』と『白銀色の戦乙女』が衝突していたとの目撃情報も入っております」


 クローバーは重々しいため息を吐きながら、手元の資料をデスクの脇へと追いやった。


「……死人は?」


「現状では確認されておりません!」


 無論、『白銀色の戦乙女』の面々がそう簡単にやられるはずは無いとクローバーも確信している。ただ、ギルドランクAであろうとギルドの貴重な戦力であることは事実だ。出来れば、どちらのメンバーも欠けることなく事態を収めたいところではある。


 団員の回答に軽い安堵感を覚えつつ、クローバーは自らの顎に手を当てて思案する。


「白銀色と無音白色の衝突が事実なら、『紅茨姫(ベニイバラヒメ)』を狙撃していたのはベルリアン・クローズ一択ということになるのでしょうが……。交易都市クルリアでは誰と誰が交戦中でしたか?」

 

「確認中ではありますが、『白銀色の戦乙女』のチルリルローラ・ウェルシー・グラウニア様とアイリーン・ライネス様がいたとの情報が入っております」


 その回答に、クローバーは閃くものがあった。


「ジャックは『黒雷狼(コクライロウ)』と兄妹弟子です。私の方から彼に連絡させてみましょう。他に報告がなければ下がって結構です。引き続き情報収集に努めてください」


「はっ」


 団員は敬礼して退出する。それを見送りつつ、クローバーは再度深いため息を吐いた。


「……まさかとは思いますが、あの男は関係してないでしょうね」


 今までこれといった衝突が無かったグループ同士の衝突だけに、クローバーはそんな邪推をしてしまった。







 なかなか見応えのある場所だった。

 メイジの神殿で、石像の後ろに刻まれていた言葉がどこの場面で使われていたのかも判明した。ただ、この歴史館では神殿に刻まれているといった描写はなく、メイジもまた俺が良く知っている男バージョンだったため、神殿に行ったことのある者にしか分からないようにされているのは良い趣向だ。思わずにやりとしてしまうところもあったし。


 御伽噺として語られている部分や、実話として展開されている戦争、魔法世界の開国の場面については俺の知っている内容のままだった。宗教画のようなタッチのイラストや実際の写真を交えた展示を見ると、教科書で学んだこと以上の内容がリアルに分かって良い。


 メイジは魔法で変装していたのだろうな。

 写真でも初老の男性だったし。


 身体をほぐしながらお手洗いに行った女性陣を待つ。お土産のコーナーもあったのだが、女性陣の喰い付きはそこまで良くなかった。殿堂館の時とは大違いである。特にエマが顕著だった。「T・メイカー様のグッズが無いのなら……」とか言っていたが歴史館だぞ。歴史館に俺のグッズが置かれるわけがない。


 ちなみに、俺は歴史館のロゴが入ったストラップを購入した。こういうの、何となく買っちゃうんだよなぁ。殿堂館の時も同じようなストラップだけは買っちゃったし。そんなことを考えながら、殿堂館のストラップと同じように歴史館のストラップも生徒会館の鍵へと取り付けた。


 お腹が空いた。

 もともとは交易都市クルリアで散策ついでに昼食もとるはずだったのだ。しかし、予定を変更して交易都市クルリアの探索を諦めて宗教都市アメンへ来たせいで何も食べていない。アメンには都市の性質故かそういった施設が極端に少ないようだ。一般の旅行客に向けて作られた建物もここしかない。


 そして、ここにはレストランがある。

 つまりはようやく飯を食えるのだ。


 本当なら入ってそのままレストランに直行したかったのだが、「歴史館に来ていきなりレストランに足を運ぶのはちょっと……」という見栄が働いてしまい、先に展示を見ることになったのである。昼ごはんというより、既におやつの時間になってしまっている。というか、そろそろ夕食を意識し始める頃だ。いい加減に辛い。


 女性陣と合流し、エスカレーターを利用して3階のレストランへ。歴史館は1、2階が展示スペースで3階がレストランになっている。


 レストランの入り口には、「入場券の半券を見せるとドリンク1杯無料!」の文字が躍っていた。……先に展示スペースへ向かって良かったね。宗教都市とはいえ、こういうところは変わらないのだなと思ってしまった。まあ、ここが一般の旅行客に向けた施設だからかもしれないけど。


 従業員に案内されて席へ移動する。

 渡されたメニューを見れば、ここのレストランは何かの分野に特化しているわけではなく、大人気メニューを一通り網羅しているタイプの店であることが分かる。


 これ、アレだ。

 せっかく旅行に来たのに、特に予定も立てずにぶらついたせいでお店が見つからず、仕方なく近くのファミレスに入っちゃった感じのアレだ。


「わ、私、せっかくだしこの歴史館特別メニューにしてみようかな! あはは」


 美月がメニューのとある一点を指さしながら言う。そこにはちょっと良いお肉を使った値段お高めのハンバーグセットがある。


「……俺もそうしようかな」


 結局、全員がそれにした。







 痛々しい姿になってしまったギルド本部では、久しぶりに副ギルド長ラズビー・ボレリアが満面の笑みを浮かべていた。帰還要請を出しているギルド長は、どれだけ急ごうと帰ってくるのは明日以降。それまでギルドの全権限と責任を担うラズビーの毛根はかなり危険な状況下に置かれているのだが、それでもなおラズビーは満面の笑みを浮かべていた。


 目出度い。

 実に目出度い日だった。




 なにせ、今日この日、ギルドランクSに名を連ねるグループが1つ増えるのだから。

 



 副ギルド長室に招かれたのは、男5人組のグループ。

 名を『赤銅色の誓約』。


 ギルドから課せられていた最後のクエストを達成し、危険区域ガルダーからの帰還を果たしていた。


「お納めください。S区域地下迷宮1層で採取した『滴りの秘石』です」


 リーダーであるモリアンが副ギルド長のデスクへそれを置く。青くほのかに発光するその石は、魔法を扱える者なら一目で分かるほどの魔力を有していた。


 そもそも、ガルダーを踏破することですら常人には不可能。S区域どころかA区域にすら辿り着けずに命を落とすグループも少なくはない。モリアンが口にした地下迷宮とは、ガルダーにおけるもっとも危険度の高いS区域にある天然の洞窟の事を指す。


 ガルダーの危険区域はドーナツ状に外側のD区域から始まり、C、B、A、と危険度が増していき、中央に最高難度のS区域がある。S区域の中心部には、自らが発光する妖精樹と湖があり、地下迷宮があるのは湖の底、その向こう側だ。


 湖の底、その向こう側という表現なのは理由がある。

 その湖には、正確に言えば底が無い。潜っていくと、凝縮された魔力によって水を通さぬ膜が張られたところへ辿り着く。地下迷宮はその膜の向こう側にあるのだ。


 地下迷宮の底がどこまであるのかは誰にも分からない。

 現状、リナリー・エヴァンスが最も深くまで潜った記録保持者であるとされているが、非公式である上に本人がほとんど語ろうとしていないために定かではない。


 ともかく。

 常人では到達することすら不可能である地下迷宮。

 そのもっとも浅い階層であるとはいえ、そこまで辿り着き、そして無事に生還出来る実力を以って、『赤銅色の誓約』の面々はギルドランクSに相応しい実力を有していると認められるに至ったのだ。


「確かに受け取った」


 デスクに置かれた秘石へと一瞥をくれた副ギルド長は頷くと、自らの前に立つ5人の魔法使いへと視線を戻した。


 モリアン・ギャン・ノイスヴァーン。

 ブリンガル・ベン・ベルガリアン。

 ナノ・レ・パルパロテ。

 ノーツ・チェン・ウールアーレ。

 サイラン・アークネルラ。


 槍使いのモリアンをリーダーに据えたこのグループは、モリアンと共に前衛を張る双剣使いのブリンガル、砲台役のナノ、支援魔法に加え自らも強化魔法を用いて臨機応変に立ち回れるノーツ、そして防御魔法と回復魔法を使いこなすサイランの計5名によって構成された、非常にバランスの取れたグループであると言える。


 そして、ラズビーにとって何よりも大きいのが、この『赤銅色の誓約』は非常にギルドへ協力的なグループだということである。たった1人で登録に来たと思えば招集には全く応じず報告も無しに勝手にメンバーを増やす『黄金色の旋律』とも、問題児を崇拝するあまりギルドからの依頼は二の次でついには「籍は残すが依頼は一切受けない」と一方的に宣言してきた『白銀色の戦乙女』とも違う。


 問題児だらけだったギルドランクSへ、ついに真の意味で模範となるグループが昇格した。


 これでギルドランクSの地位を与えられたグループは3つになる。『黄金色の旋律』、『白銀色の戦乙女』、そして『赤銅色の誓約』となるのだ。


「予定では、ギルド長は明日の帰還となる。クリアカードの更新など、具体的な手続きは明日以降となるが、君たちの昇格は確定だ。これからはギルドランクSのグループとして、頑張って欲しい」


 ラズビーからの言葉に、モリアンが爽やかな笑顔を浮かべつつ一礼する。


「今後とも、変わらずに精進します」


 全員がイケメンで髪も充実しており、魔法技能も堪能。ラズビーとしては若干の劣等感を抱かずにはいられなかったが、それはそれだ。完璧、完璧である。まさに模範だ。この者たちがギルドをけん引する存在になってくれるのなら、今後のギルドも安泰というものだろう。既読スルーが所定の『黄金色の旋律』とも、目的が違えば平気で裏切る『白銀色の戦乙女』とも違うのである。


 そう。ギルドランクS。

 ギルドに所属する魔法使いの頂点に立つ者達とは、こうでなくてはならないのだ。


「うむ」


 ラズビーは厳かに頷いた。







 ラズビーから退出を許された『赤銅色の誓約』の面々は、早々にギルド本部を後にした。口々に「おめでとう」と称賛の声が送られ、まったく落ち着けなかったからだ。街中でも彼らを目にした者たちは皆祝福をしてくれる。彼らはそれに笑顔で応えながら、メンバーの共有施設として利用しているホテルへと戻ってきた。


 このリスティル・プレミアムホテルは、中央都市リスティルの中で一番格式の高いホテルだ。彼らはその最上階のフロアを年単位で押さえている。『黄金色の旋律』や『白銀色の戦乙女』と違って後ろめたいことなど何もない彼らは、自分たちのアジトを隠す必要などない。彼らは堂々とここが自分達の溜まり場であると明言しているし、こうした格式の高いホテルに居を構えていることを1つのステータスともしている。


 選ばれるべくして選ばれた人間。

 英雄の領域に足を踏み入れた魔法使い。


 彼らの自尊心は、今回の昇格を以ってより強固なものになるはずだった。


「まったく不愉快な話だと思わないかい?」


 最上階の一室に足を踏み入れるなり、モリアンは吐き捨ているようにしてそう言った。懐に仕舞っていた新聞を広げ、舌打ちしてから豪勢なテーブルへと放る。開かれたページには『T・メイカー遂に現る』という文字が躍っていた。


「まったくだぜ。俺様たちの帰還を今か今かと待ちわびる記事かと思いきや、どの新聞も根こそぎあの仮面野郎の話題だ。いけ好かねぇな。そう思うだろ? ナノ」


 テーブルに広げられた新聞の上へ乱暴に腰を下ろしたブリンガルが、不機嫌そうな声色を隠そうともせずにそう口にする。


「まったくだ。この男がいったい何に貢献したというのか。闘技場で活躍したいだけなら、拳闘士(バトルマスター)にでもなっていればいい」


「そんな2つ名もついていた記憶アルネ。まあ、アイツ2つ名多いせいでどれがどれだか分からんアルヨ」


 ナノの苦言に、ノーツは笑いながら訂正した。


「そのアギルメスタ杯についても、かのリナリー・エヴァンスの功績である疑惑は否定出来ていなかったのでは?」


 テーブルに座るブリンガルとは違い、きちんと椅子に腰をかけながらサイランが言う。


「さて。事実がどうであるかについては黄金色の面々しか分からないんだ。それについてはどうでもいいし、所詮はリナリー・エヴァンスの陰に隠れてコソコソするしか能の無い人物である、ということだけ理解出来ていれば十分だ。残念だよ、大規模クエストが有効なうちに戻ってこれなくて」


 モリアンの言葉に、皆の表情が引き締まる。


「まずはT・メイカーを潰すとしよう。それで白銀色も釣り上げられたら儲けものだ。ギルドランクSに数は必要ない。なにせ、一騎当千の集まりだからね。邪魔者から順次始末していくことにする。異論は無いな?」

 な、なんて強そうな人たちが出てきてしまったんだ。

 これは大変だぞ。


 次回の更新予定日は、9月17日(月)です。

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