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テレポーター  作者: SoLa
第3章 魔法文化祭編〈下〉
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第10話 はつみみ




『見失った?』


「いやぁ、実はそうなんだ」


 ピッチではなく、あえて携帯電話を耳に当てて縁は言う。


「ちょうどコントロール下にあると思われる学生を何人か発見してしまってね」


『……貴方の魔法を使えば、すぐに対処できたでしょう』


「うぅん。それがねぇ……、ん?」


『どうかなさいまして?』


「うん、折り返すね」


 相手方の反応を待たずして、縁は通話を切った。

 ごった返す新館の中、1人の少女と向き合う。

 そして。


「これはこれは。二階堂のご令嬢が護衛も付けずに何用で?」


「不安分子の確認を」







「いくつか聞きたいことがある」


 俺は端的にそう言った。


「……っ、あ、あれ? そ、そんな……」


 俺の質問すら耳に届いていないのか、目の前で拘束されている合縁奇縁は目に見えて狼狽え始める。


 ……今、操作魔法を発現しようとしたのか?

 なるほど。一度触れてしまえば、操作開始時にもう一度触れる必要は無い、と。一度解除した対象者にもう一度操作魔法を発現させる場合、改めて触れる必要があるのかどうかは分からないな。先ほど拘束する際に俺はコイツに触ってしまっている。


「状況は理解したか?」


「あ、貴方は、いったい……」


 怯えたようにそう口にする合縁奇縁だったが、言い終える前に俺のピッチが鳴った。

 相手は……、……会長か。このタイミングかよ。面倒だな。


「もしもし?」


『忙しいところ悪いね、中条君。今どこだい?』


 その声の後ろからは、がやがやと喧騒が聞こえてくる。どうやらサボったりはせずにちゃんと動いているようだ。


「いえ、こちらとしてもちょうど良かったです」


『ちょうど良かった?』


「新館の屋上で、操作魔法下にあったと思われる5人の生徒を無力化しています。他の誰かに見つかる前に処理してください」


『は? ちょっと待ちたまえ。君は今どこに』


「無力化した際に確認したのですが、本館の屋上に怪しい人物を見付けました。今はそちらに向かっています。では」


『お、おい。待――』


 強引に通話を切った。

 これで少しの間時間を稼げるだろう。


「っ」


 通話を終えて、合縁奇縁へと目を向ける。思いっきり警戒されているようで、両腕をベッドで拘束されながらも、少しでもこちらから距離を取ろうとベッド上でもがいている。


「秋山千紗、……いや。ここはもう合縁奇縁と呼ぼうか」


「……」


 その名を出したことで、俺へ向ける警戒感がより一層高まったのが分かった。


「お前が今、俺に抱いているであろう警戒はひどく正しい」


 告げてやる。

 息を呑む音が聞こえる。


「その感情に従い、正直に答えることだ。悪いようにはしないさ。お前が正直に話してくれるならな」


「……、……貴方は」


「問一。お前の目的は中条聖夜、間違いないか?」


 余計な問答をさせないよう、被せるようにして質問した。合縁奇縁は目を逸らすようにして回答を拒む。

 しかし、表情で丸分かりだ。YESかNOかの質問なら楽勝だなこりゃ。ド素人も良いところだ。


「問二。単独犯ではないようだが、何人で来た?」


 一瞬だが眉が動いた。

 なぜそれを、という感じか。なるほど、複数犯であることは間違いない。


 距離を詰める。

 小さくだが、「ひっ」という声が聞こえた。条件反射で出かけた声を必死で押し留めたような声色だ。


「問三」


 顔を近付け、続ける。

 荒い呼吸が聞こえてきた。跳ねる心音まで聞こえてきそうなレベルだ。


 ……。


「……、……?」


 少し間を空けたことで不審に思ったのだろう。恐る恐るといった風情でこちらへ目を向けてくる。


「一獲千金とやらは今どこにいる?」


「――――っ!?」


 うまくタイミングをずらしたことで、露骨な反応が見られた。

 どこにいるかまでは吐かせられないが、奴がここに来ていること、そして奴が合縁奇縁と繋がりのある人物であることが分かれば十分だ。


 顔を離し、距離を取る。

 非協力的な現状でここまで知ることができたのだ。十分な成果だと言えるだろう。

 ……視界の端でニヤニヤしているシスターが実に邪魔である。


「答える気は無しか」


 体裁としてそう口にしておく。


「……貴方は何なんですか。いったい、この国へ何をしに来たのですか」


「質問する立場にいるのは俺だ。現状をはき違えるなよ」


 震える声で問いかけてくる合縁奇縁を、睨み付けて黙らせた。


「シスター・メリッサ、彼女をお願いしても?」


「何さ、縁に会わせないの? チミより有益な情報を引き出せるかもよ?」


「彼女には、俺の能力を見せてますので」


 そう答えると、シスターは両手を挙げ、大袈裟なまでに驚いたというジェスチャーをしてみせた。


「おやまぁ。随分と大盤振る舞いなことで」


「後手に回るわけにはいかないでしょう」


 発現条件が分からない以上、相対した時点で覚悟を決めておく必要があった。今回は幸いにして向こう側から自滅してくれたようなものだったが、その隙を逃さぬよう最善を尽くした。

 ただ、それだけのことだ。


「問四。お前は何に追われてた? 焦っていた原因とは何だ?」


 正直、答えてもらえるとは思っていない。そして、予想通り合縁奇縁は答えない。


「問五。17時までとお前が銘打ったゲーム、まだ有効か?」


 答えない。

 ……仕方が無い。

 ため息を吐きながら後退する。後ろ手にドアノブを捻った。


「ちょい待ち。どこへ行く?」


「そこにいる合縁奇縁は操作魔法の使い手で、彼女の駒は未だに危険物を持って文化祭をうろついています。無関係の人間を巻き込むのは本意ではありません」


 呼び止めてきたシスターにそう答える。


「最後の質問は、彼女にその意思があるかの確認を兼ねてのものだったのですが、残念ながら協力してはもらえないようですので」


「っ」


 再び小さく息を呑む音が聞こえた。しかしそれ以上、口を開く気配は無い。


「間違っても逃がしたりしないようお願いします」


「ただのシスターにそりゃ荷が重いんじゃないかい?」


「だからこそ、ただのシスターじゃない貴方に頼んでるんです。お願いします」


 有無を言わさぬ口調でそう言い切り、扉を閉めた。







「……狙いは聖夜だったのかい?」


 聖夜が退出した後、しばらく沈黙を保っていたメリッサだったがそう口を開いた。


 合縁奇縁は答えない。


「あの子が貴方に何かをしたのかな?」


 合縁奇縁は答えない。


「貴方の目的はいったい何だったんだい?」


 合縁奇縁は答えない。

 メリッサはゆっくりとため息を吐いた。


「最低限の食事は保障する。トイレに行きたい時は声を張り上げておくれ」


 両腕とベッドとを繋いで固定する『絶縁体』を目で確認してから、メリッサも部屋を出る。

 そして。


「どんな狙いがあろうとも。意図的に第三者を巻き込んでやろうとするやり方、……(わたし)ゃ心底軽蔑するね」


 控えめな音を立てて、扉は閉まった。

 いや。

 閉まろうとした瞬間――――、


「あ、あのっ」







 100人という数が合縁奇縁の言うとおり嘘だとしても、屋上に用意していたあの駒以外にいないという保証はどこにもない。

 そう考えた俺は、教会から再び喧騒の中へと戻ってきた。本館や、寮棟、部室棟などへと繋がる十字路に差し掛かったあたりで、ただの行き交いによる混雑ではない人の集まりが目に入る。


「きゃー可愛いー!!」


「お人形さんみたーい!!」


「……ん?」


 その集まりの中から聞こえてくる、黄色い声に足を止めた。

 ……今、聞いたことのある声が混じっていたような。


「どこから来たの?」


「……どいて」


「1人なの? お父さんとかお母さんは?」


「……どいて」


「迷子になっちゃった? 一緒に探してあげようか?」


「……どいて」


 ……、……。

 ……間違いないようだ。

 あのぶっきらぼうにも聞こえる不貞腐れたような声の主は。


「すみません、ちょっと通してください」


 人垣を割って入る。


「すみません、すみませんっと」


 押し分け、ずいずい進む。あの声がちゃんと俺の耳に届いたくらいだ。そう人垣も厚くないはず……、と思っているうちに中心部へと着いた。

 そこには、俺が予想していた通り。


「ルーナ」


「……どい、て……、……。……せーや?」


 ゴスロリ服。

 赤いリボンで結んだ金髪のツインテール。

 赤と青のオッドアイ。


 そして。

 俺の仕事仲間である幼女がそこにいた。







 流石に兄妹と偽るには風貌が違い過ぎた為、腕章を付けた俺は生徒会として保護する旨を伝え、野次馬を散らせた。道脇に移動して聞き取りを行う振りをし、ある程度周囲の人間が入れ替わったところでルーナの手を引いて歩き出す。


「どこいくの?」


「俺の部屋だ。これからする話は外でするものじゃない」


「ん」


 ルーナのもう片方の小さな手には、彼女と同じくらいのサイズのスーツケースが握られていた。ルーナはカラカラと音を立てながらそれを転がしている。


「その中身は?」


「ポーションと、そのざいりょう」


魔法薬(ポーション)? この国の魔力濃度じゃあすぐ駄目になるだろ?」


「ん」


 ルーナが頷く。


「だから、ざいりょうももってきた。せーやを、まもるため」


 ……。

 抱いていた嫌な予感は、どうやら的中らしい。


 寮棟のエントランスへは向かわず、周囲に人影が無いことを確認してから茂みに入る。ルーナのスーツケースは茂みでは転がせない為、俺が預かった。

 俺の部屋は4階の405号室。その真下まで移動してからルーナに目をやる。


「噛むなよ?」


「しんぱいしてくれるなら、アレ(、、)やって」


 ……身体強化魔法での大ジャンプはお気に召さないときた。

 仕方が無い。


 ルーナを小脇に抱え、スーツケースの取っ手を強く握る。

 俺とルーナ、スーツケースの座標を、405号室のベランダへと書き換えた。


「ほい、到着」


「さすが」


「褒めても何もでないぞ」


 続けてもう一度、座標を書き換える。今度は、ベランダから部屋の中へと。窓を挟んで中へと侵入する。

 ……侵入と言っても、俺の部屋だけどな。


「あざやか」


「はいはい、ありがとさん。靴、脱いでくれ」


「ん」


 渡された靴を玄関口まで運び、適当に並べる。戻るついでに冷蔵庫に寄って中身を物色した。コーラのペットボトルを取り出し、やっぱりしまう。

 ……コーラは良くないか。他には何にも無いけどな。

 蛇口を捻り水道水をコップに注いでルーナのいる場所へ戻る。

 ルーナは来た時と同じ場所で突っ立っていた。


「座れよ」


「ん」


 ベッドを譲り、俺は椅子を引き摺ってルーナの前を陣取る。口を開くより先に懐で携帯電話が喚き出した。

 先ほどの会長といい、こいつも間が悪い奴だな。いったい誰だ。

 そう思い、画面に表示されている名前を見て考えを改めた。


「もしもし?」


 ルーナに手で断りを入れてから通話に応じる。


『私っ、貴方のシスターっ』


「……用件をどうぞ」


 頭痛がした。


『ちぇー、少しくらいノッてくれてもいいじゃんよー』


「こっちも少し立て込んでるんです。用件を」


『はいはい、分かりましたよっと。合縁奇縁の件なんだけどさ、もう使える駒はいないってさ』


「というと?」


『もう解放? 解除? ともかく、能力は消したって。目的が果たせないことが分かった以上、第三者を巻き込むつもりもないってさ』


「なるほど」


『なるほど、ってねぇ。チミチミ、私に何か言うことないわけ? チミがあんなに苦戦していた情報を引き出したこの私にさぁ』


「お疲れ様でした。引き続き見張り役をお願いします。では」


『いやいや、ちょ』


 通話を切った。


「だれ?」


「ただの友達だよ」


 そう誤魔化しておく。

 シスター・メリッサは情報を引き出したと言っていたが、どうせ合縁奇縁が自分から話したのだろう。屋上でのやり取りから見ても、進んで関係の無い人間を巻き込もうとする性格には見えなかったし、むしろ否定的な感情さえ窺えた。

 信憑性は高いとみていい。

 まあ、危害が第三者に加わらないと分かった以上、そこは後回しでいいか。


「で、だ」


 改めてルーナへと向き直る。

 年相応の笑顔はなく、無表情で見つめてくるこの幼女に聞いておかねばなるまい。


「何しにここへ?」


「しょうしゅうをうけた。せーやのトコへ、あつまるように、って」


 召集の意味が分かっていそうにない舌足らずな言葉で答えてくる。

 ……俺の所へ来るようにって話が通っているなら、意味は分かっているのか。

 ただ、問題はそこではない。


解除(キャンセル)されただろ?」


 俺の問いかけに、ルーナはこてんと首を傾げる。


「はつみみ」


 そんな言葉も知ってんのな。


「まりもの奴がお前らに指示しているはずだが」


「んー?」


 フリルたっぷりのスカートのポケットから携帯電話を取り出したルーナは、しかめっ面をしながらぽちぽちとボタンを操作する。

 そして。


「あ」


 短く、一言。

 つまりはそういうことだろう。

 追い返そうにも足が無い。青藍にある師匠の屋敷は、本人がいない間は殺人トラップだらけで近付けたものじゃないし、1人で飛行機に乗って帰れというのも酷い話だ。

 ……待て。飛行機?


「ルーナ、お前、ここまでどうやって来た」


「ひこうき、でんしゃ、バス」


「手続きは全部1人で済ませたのか?」


「ううん」


 ルーナはふるふると首を振る。


「ひこうきは、まりもがやってくれた」


 ……あの野郎。

 ルーナの搭乗手続きを終わらせた後に招集命令が解除されたのか。そして、招集命令が解除されているのを知っていながらルーナをほったらかしにしやがったな。

 次会ったら絞める。


「……師匠には連絡しておく。後で引き取ってもらうが、それまではここで待機だ。いいな?」


「ん」


 間違ってもルーナを他の奴に見られるわけにはいかない。

 俺との関係が明かせない以上、他に言い訳も思い浮かばない。幼女誘拐でしょっ引かれるのが目に浮かぶようだ。

 師匠かもしくは他の誰かが引き取りにくるまでは大人しくしてもらおう。あとでお菓子でも大量に買って来てやれば、少しは満足してくれるだろう。


「部屋の中は自由に動いて構わない。ベッドも、風呂も好きに使え」


 椅子から立ち上がりながら告げる。


「但し、誰か来ても反応するな。カーテンも開けるな」


「ん」


 ルーナは短く答えると、もぞもぞと布団に潜り込んだ。

 長旅をさせてしまったみたいだし、疲れたのだろう。寝てもらうのがこちらとしても一番安心だ。


「せーや」


「あん?」


 布団からひょっこりと顔を出したルーナが、俺を見上げて言う。


「また、たたかってるの?」


 おそらく、師匠から命令で青藍魔法学園に編入した事実を知らないのだろう。


「戦ってるうちにも入らねーよ」


 そう答える。

 所詮は、“神の書き換え作業術(リライト)”で沈黙させられるレベルの敵ばかりだ。


「しってる」


 俺の無系統魔法の存在を知っているからか、ルーナは俺の答えを予想してましたと言わんばかりの表情をした。


「せーやは、さいきょうだから」


 自分のことのように自慢げに言ってくれる。


「はいはい、ありがとさん」


 それに答え、少しずつ乗り出してきているその小さな身体をベッドに押し戻す。


「疲れただろ。少し寝ろ。起きる頃には戻ってくる」


「わかった」


 とりあえず、寮棟内にある自販機でジュースだけでも買ってきてやるか。

 大人しく目を閉じたルーナを確認してから玄関へ向かう。

 先ほど放り出した靴を履き直し、扉を開いたところで――――、


「何だこりゃ」


 拾い上げる。

 折りたたまれた紙切れだ。ドアに挟んであったのだろう。


 広げてみる。

 そこには。


『今日の0時、約束の泉で待ってます。

 鑑華美月』


 何してんだ、あいつ。







 寮棟の正面口から出入りする為には、学生証が必要だ。

 そしてその利用履歴は寮長によって管理されているらしい。つまり、入った記録が無いのに出た記録があると、こいつはいったい何をやってたんだ、という話になるわけだ。


 既に熟睡モードに移行していたルーナの枕元にオレンジジュースを添えた俺は、そんな理由から再び転移魔法を使ってベランダから外へと飛び出した。

 人の目が無いことを確認してから茂みを抜ける。制服についた葉や枝を払っていると、遠目から寮棟の扉が開くのが見えた。


 俺のクラスメイトではないメイドたち。つまりは鑑華のクラスメイトか。

 向こうも俺に気付いたのか、駆け足でやってくる。

 ……なぜ?


「あ、あの。中条さんも美月ちゃんのお見舞いですか?」


 はぁ? お見舞い?


「何の話だ?」


「え? あ、いえ」


 俺に声を掛けてきた女の子が、一緒に来た女の子たちと顔を見合わせる。


「え、えっと。美月ちゃん、急に具合が悪くなっちゃったみたいで、寝込んでるんです」


 初耳なんだが。

 じゃあさっきのメモ書きは何だったんだ? 訳が分からない。


「今は自分の部屋に……。今日はもう大事を取って休むそうです。担任にも報告済みみたいで」


「……そうか」


 仮病なのか? まあ、だからどうって話なんだが。どちらにせよ、女子棟の自室に籠っているんじゃあ男の俺は立ち入ることなどできはしない。


「報告ありがとう。生徒会の方にもそう伝えておくよ」


 報告が必要なものかどうかは分からんが。


「あ、ありがとうございます。それではっ」


 メイドたちは俺に一礼してから駆け足で立ち去っていく。おそらく自分たちの出し物に戻るのだろう。

 そういや、売上げ勝負はどうなるんだろうな。本当に病気なら無かったことになるのか? いや、メモ書き通りに『約束の泉』で落ち合うのなら、そこで勝敗の確認でもするのだろうか。


 ……。

 本当に訳が分からん。

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