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お金の価値とは  作者: 瀬田川 廡輪
8/11

第七章〜種

こんにちは。書かせて頂きました。宜しく御願い申し上げます!

「うむ。犯人にとっては、他の何十万もの現金より、その¥2000札一杯の方が価値があると思えるものだったから、だよ」

「は?そんなことがあり得るので?」

美桜が()き返すと、健三が笑った。

「おそらくはマニアによる突発的な犯行だったということだろう」

「そうなんですか?」

「犯人はおそらく、例の財布を紛失した佐伯さんと同じ書店に入っていたのだろうな」

「はあ」

「そしてこれもたまたま、だ。たまたま冴木さんがレジに並ぶそのすぐ後ろか、二、三人後ろかは(わか)らんが、()に角同じレジの列に並んでいたんだよ。」

「はあ」

「そして、佐伯さんが例のお札を使って会計するのを見てしまったのだな、きっと。」

はっと何かに気づいた美桜が先回りして訊いた。

「それであの書店のレジに¥2000札がストックされたのを知った、と?」

「そうだ。察しがいいね、ミオ君」

有り難う御座いました!

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