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お金の価値とは  作者: 瀬田川 廡輪
6/11

第五章〜新事実

投稿させて頂きます。宜しく御読みになって頂けましたら幸いです!

「よろしい」

健三が細かくこくこくと、うなずいた。

しかし、そこまではわかって当然、という意味が読み取れる。

本題は多分、この先だ。

案のじょう、健三が待ってましたとばかりの顔で続けた。

「だが、ここまではただの茶番だ」

「ええ」

それは美桜としても予想通りの言葉であった。

「さて。ところで、先程、所轄の本部から連絡があったのだ」

「はい」

「この交番の管轄(かんかつ)内で、ある案件が起きたのだ」

「はい」

美桜は、従順に 上官の言葉に耳を傾ける。

「強盗事件と認定された案件だ。先程、捜査本部の設置も決められたばかりだ」

「はい」

「事件発生日時は、本日の午前10時十五分。現場は先ほども言ったろう・・・」

「は」

「例の書店だよ。佐伯さえきさんがご自身の財布を紛失する直前に買い物をした、あの書店、な」

そこで健三が意味ありげに言葉を切ったのだ。


有り難う御座いました。

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