親族の皆様へ
この世から自殺という手段で、旅立ってしまうことを、どうかお許しください。何故このような行為に及んだのかというと、自分の将来に全く希望が見えなかったからです。私は、浪人もして留年もしました。加えて、これは言ってなかったのですが、躁鬱病という厄介な精神病を持っていました。どんな病気なのか説明するために例を挙げると、大学のテスト週間に全く勉強しない、実験レポートが締め切りの間際になってもやろうとしないなど、このままでは駄目だと自分でもよく分かっていても、鬱の状態だと体が言うことを聞かないのです。逆に、躁の状態では、将来に役立たないような、どうでも良いことに夢中になるのです。この病気の恐ろしさは、やるべきことを出来ないところにあります。社会に適合できない変人を誕生させる病気なのです。
人生のレールを外れた精神疾患者。このような人間は往々にして、自殺の道をたどるしかないように思われます。どうか、私の愚行に少しでもご理解いただけると嬉しいです。
70万程の奨学金は私が死んだことで、返済義務がなくなるはずです。家の物は売るなり、あげるなり、好きにしてもらって構いません。
本当にごめんなさい。
祐介