『点と線の、訳あり事情』・・・『詩の群れ』から
『点と線の、訳あり事情』・・・『詩の群れ』から
㈠
我々の混濁した点と線は、実に巧妙だな、え?
だろうだ、巧妙すぎて、吐き気がするよ、だろうだ。
だろ、しかし、その点と線は、生命体じゃないか。
そうだな、我々の人知の及ばない場所で、生成されるようだよ。
㈡
動態する、自我のテクノイドは、標榜されて、意味を持つからね。
だろう、意味が不明でも、自我を持っていれば、怖がる必要もないな。
成程な、点と線には、それなりに、意味があるってことか。
そうだろうだ、奇跡の星には、何か訳があるんだよ。
㈢
つまりは、点と線の、訳あり事情ってことで、有機体発動だろ。
だろうだろうだ、事情も超越して、訳あり万歳ってとこだろう、だろうだ。