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イブさんといっしょ! ~乙女ゲー編~  作者: 岡サレオ
乙女ゲー世界編~『腹ペコ』くいな編
6/26

ドッキドキ☆恋の初イベント『人喰い熊、襲来』

 堀居傑ほりいすぐる


 乙女ゲーム『情熱のサンターナ』において、最も恐れられているキャラクターのひとりだ。


 身長188センチ、体重90キロ。鍛え上げられた鎧のような筋肉に、うっすらと適度に脂肪を残しつつも、徹底した肉体管理で体脂肪率15%をキープ。

 これ以上落せば逆にフィジカルの耐久性が落ちるためだ。


 打撃系格闘技をやるには、理想的な体格である。

 まさに巌のような大男だ。

 そして、浅黒い精悍な面構えに針のような鋭い眼光。人睨みしただけで、そこらのチンピラは裸足で逃げ出すくらいだ。


 彼は日本有数の空手の達人で、サンタナ市の空手道場で空手を教えている、という設定だが、物語の中でさほど重要な役割が与えられているというわけではない。

 しかし、彼は攻略キャラでも、悪役キャラでもないにもかかわらず、多くのプレイヤーを震撼させ、トラウマに陥れることとなる。

 何故ならば、彼はちょっと特別な存在だから。


 男にもかかわらず、男が好き。

 つまり、ゲイだった。


 バッドエンド量産キャラ堀居傑。

 通称ケツホリー。彼がもたらす恐怖のエンディング『痔エンド』。


 何故、乙女ゲームにこのようなキャラがいるのかはわからないが、この男は主人公が頑張って攻略しようとしているイケメンキャラを掘って掘って掘りまくり、乙女ゲーを危うく18禁ゲーに貶めんとした、恐るべき人物なのである。



 ********  


 無事転移は完了し、イブたちはサンタナ市内に辿り着いたのだった。

 周囲に人気はない。

 シンとした静けさが漂う武道場だった。


「おお、すごいな。一瞬で着いたぞ」

「ここがサンタナ市。どこにでもある田舎街って感じだねぇ。本当に乙女ゲームの世界の中なのかい?」

【そうビッチよ。ここからは今までの物理法則よりも、ゲームの中の法則が優先されるビッチ! 気を付けるビッチよ】


 七瀬が周囲をキョロキョロしながらアダムに尋ねた


「ここは一体どこなんだい?」

【ここは三棚市ふれあい会館だビッチ】


 アダムの言葉にイブは顔をほころばした。


「ほう、懐かしいな。ということは、ここはふれあい会館の武道場だな」

「さすがは姐さん! なんでも知ってるね!」

「フン、出身地だからな。当たり前だ」


 ヨイショする七瀬に対し、イブはクールに応える。レディクールとは彼女のことだ。

 七瀬はついでにアダムに尋ねた。


「どうしてここに転移したの?」

【ここにはケツホリーがいるからビッチ。ここはケツホリーのふれあい会館ビッチ!】

「なんという嫌な響き……」

【ここに僕の本体である『魂の玉』を封印していたビッチ。

 ここにいた堀居傑すぐるさんだけは、痴皇帝カイザービッチの魔の手を逃れた、唯一の男だったビッチ。

 だから彼に『魂の玉』を守っていてもらったビッチ】

「堀居……。確か名前は聞いたことがある」

「知っているのか! 姐さん!」


 物凄いテンションで七瀬が食いついたが、イブは特に反応することなく普通に答えた。


「三棚市出身の空手家だ。たしか、世界選手権でいいところまでいったことがあるようだが」

「そりゃすごい! こんな街にもそういう猛者がいるんだね!」

「このゲームの中でも実際に登場するという訳か」


【ここに乗り込む前に、既にサンタナ市の現状を話した通り、サンタナ市の男どもは全て、『乙女五芒星』か『痴皇帝カイザービッチ』のいずれかの支配下に置かれているビッチ。

 しかし、堀居さんはゲーム中の唯一の例外。

 男でありながら異性に興味がない。つまり、ゲイなんだビッチ】

「ゲェーッ!? アイアムゲイ!?」

【七瀬さん、ビビり過ぎだビッチ。それゆえに、難を逃れることができたビッチ】

「まさにゲイは身を助ける、と言ったところか」

「流石姐さん! 姐さんは言葉の魔術師やーッ!」


 絶賛する七瀬に対し、アダムは冷たい目をしている。


【……あんまり褒めると、ロクな事ないビッチよ、七瀬さん。

 とにかく、彼はゲーム中も男にしか興味がなく、バッドエンドである通称『痔エンド』を引き起こす、通称ケツホリーと呼ばれているビッチ! アッー!】

「またひどい呼び名だな」


 イブは顔を顰め、七瀬は心配そうに呟いた。


「あの堀居さんって、現実世界でもいる実在の人物よね? ゲームでそんなだと名誉棄損にならないのかい?」

【ケツホリーさんはそんなこと気にするほど、ケツの穴が小さい男ではないビッチ!】

「掘る側なのにな」

【しかし、堀居さんはどこにいったビッチ?】

「さあな。とにかく情報収集が先決だ。街の様子を見に行かなければなるまい」



 ふれあい会館をでたイブたち。

 外に出て一際目につくのが、天を突くほどの超高層ビルディング、サンタナタワー。

 日本で三番目に高いといわれる塔だ。

 七瀬はそれを見上げて呑気な声を上げた。


「ひゃあ~、でかい塔だねぇ!」


 しかし、その横でイブはあの塔を忌々しげに見つめていた。

 そんなイブを訝しみながら、七瀬は声をかけた。


「さぁ、姐さん、人を探そう!」

「ん、ああ、そうだな」


********


 早速目についた通行人の女に、声をかけた。


「おい、そこの女」


 イブに声をかけられた女が振り返った。

 栗色の髪がカールしている可愛らしい感じの女性だ。

 彼女は元気よく返事をした。 


「ようこそ、サンタナ市へ!」

「貴様に聞きたいのだが、現在の三棚市の状況は……」

「ようこそ、サンタナ市へ!」

「……おい」

「ようこそ、サンタナ市へ!」

「なんだ貴様、ふざけているのか?」


 イブは通行人の女の顎を鷲づかみにすると、片手で持ち上げた。

 女はふがふが言いながら、懸命に口を動かす。


「よ、ようこそ……、サンタナ市へ!」

【イブさん! やめるんだビッチ! その人はゲームでセリフがあるモブキャラビッチ! 彼女は与えられたセリフしか言えないキャラビッチ!】

「何?」


 イブは女を地面に下ろした。

 通行人の女は嬉しそうに、また同じセリフを繰り返した。


「ようこそ、サンタナ市へ!」

「……なんということだ。これではまるで、人形ではないか」

【そうだビッチ。

 この悪魔結界の中ではキャラは、ゲームで与えられた役割を越える行動ができないビッチ!

 この人の名前は真田メルルさんだビッチ。

 彼女は主人公がこの街に引っ越してきた時に、このセリフをいうという重要な役割があるビッチ!】


 七瀬がその様子を見て、切なげに呟いた。


「なんだか可哀想だねえ」

「ようこそ、サンタナ市へ!」

「この結界の中の人間は、みんなこうなのか?」

【女性キャラは、みんなこんな感じビッチよ】


 それを聞いて、イブは表情を引き締めた。


「それは……、早く何とかせねばならないな」


 七瀬がさらにアダムに尋ねる。


「女性キャラはってことは、男性キャラは感じが違うのかい?」

【それは他のキャラに話しかけてみるといいビッチよ】


 そこに男性キャラの通行人が通る。


「おい、そこの男……」

「ぷいっ」


 男はイブの声を無視して、立ち去った。

 イブは震えた。


「あの男、私ほどの美少女に声をかけられながら、無視したぞ。このような屈辱は初めてだ。八つ裂きにしてやる」

【沸点低すぎだビッチ!】


 流石はクレイジーバイオレンスビッチといえるような凶暴性を示すイブを、羽交い絞めにするアダム。

 それを脇目に、七瀬は訝しげな表情をする。


「男性キャラはある程度、自由意思を持っているということみたいね。それにしても、どうしたんだろう、姐さんほどの美少女に話しかけられれば、男ってのは大抵ガキのようにはしゃぐっもんなのに……」


 その疑問にアダムは答えた。


【それは、サンタナ市に来たばかりのお二人が、まだ『女子力』を獲得してないからビッチ!

 このゲームでは女子力がモノをいうビッチ!

 その名もアクティブビッチポイントシステム!

 女子力が高ければ高いほど、色々と有利になるビッチよ! 恋も戦闘も何もかも!】


「あたいの知ってる女子力と、なんか違う……」

「ほう、では私のような美少女も、初期ステータスとしては女子力ゼロというわけか」


【その通りビッチ! 女子力が高まれば、男の反応が変わってくるビッチよ!】

「じゃあ、どうすればその女子力は上がるんだい?」

【方法は二つ。まずは女の子らしさを磨くんだビッチ!】

「女の子らしさ?」

【真田メルルちゃん! ちょっとこっち来てビッチ!】


 先程の通行人のモブキャラ真田メルルが再びイブたちの元に駆け寄ってきた。


「ようこそ、サンタナ市へ!」

「本当にこれしかしゃべれないのね……」

「この真田をどうするというのだ」

【どうもしないビッチ! 強いて言うならこのままお喋りするビッチ!】

「ようこそ、サンタナ市へ!」


 アダムの言い分に困惑する二人。


「ようこそ、サンタナ市へ!」

「このまま喋れと言われても……」

「ようこそ、サンタナ市へ!」

「何を喋ればいいのだ?」

「ようこそ、サンタナ市へ!」


 するとピロリンと電子音がどこからともなく聞こえた。


「何の音だ? 七瀬、貴様の携帯電話か?」

「私のじゃないよ、姐さん」

「ようこそ、サンタナ市へ!」


【今のが女子力が上がった音ビッチ!】

「えっ!?」

「何もしてないではないか!」


 七瀬とイブは驚いた。しかし、アダムは続ける。


【女の子同士のお喋りタイム、『女子会トーク』によって女子力が上がったビッチ!】

「なんだと!?」

「内容がまったくなかったじゃないかい!?」

「ようこそ、サンタナ市へ!」

【ステータス画面を念じるといいビッチ! それによって二人のステータスが分かるビッチ!】


 七瀬たちが呆れながら呟いた。


「そんなところまでゲーム仕様なのね」

「納得いかないが、仕方ないな……」

「ようこそ、サンタナ市へ!」



≪伊吹イブ≫

女子力:1

属性『脱いだらすごい』『暴力系ヒロイン』


≪珍栗七瀬≫

女子力:1

属性『極道』『暴走ヒロイン』



「頭の中に文字と数字が浮かんでくるのは、違和感が凄まじいな」

「女子力はわかったけど、この属性ってのは何なんだい?」

【プレイヤーのヒロインとしての属性だビッチ】


「ヒ、ヒロイン属性?」

【属性によって習得しやすいスキルや、女子力が伸びやすい『自分磨き』が変わるビッチ!

 例えば『スポーツ少女』なら、スポーツすることで上がる女子力の伸び率が良くなるビッチ】

「なるほど、得意、不得意が変わるわけだな」


【でも、一番重要なのはそれじゃないビッチ。ヒロイン同士の相性が決まるビッチ!

 例えば七瀬さんの『極道』は『警察』に弱いが、逆に『庶民』には強いビッチ!】

「そうなのかい?」


【ためしに真田メルルさんに話しかけてみるビッチ!

 確か、メルルさんは『庶民派ヒロイン』だビッチ!】

「へぇ、おい、真田!」


 七瀬はメルルに声をかける。


「よよっよよよ、ようこそ、ささささサンタナ市へ! ビクンビクンッ」

「すごい怯え方だねぇ……」


 メルルは身体から残像が見えるほど、ぶれていた。


【僕も相性の効果は初めて見るビッチ! メルルさんが影分身みたいになってるビッチ!】 

「そうか。なるほどよく分かった。では、もう一つの女子力を上げる方法は何なのだ?」


【それが恋人つまり、ラバーメンを作ることビッチ!】

「ラバーメン? ゴム人間?」

【ラバーメンはラバーメンビッチ! その男の格式でラバーメンにしたときに上がる女子力が変わるビッチ】


 そして、アダムはイブに向き直る。


【この世界では女の子が男を心底惚れさせたとき、男はラバーメンとなるんだビッチ!

 イブさん! 試しに僕を惚れさせて、僕をラバーメンにするんだビッチ!】

「ほう、アダム。貴様、まだ私に惚れていなかったのか?」

【その通りだビッチ! さぁ、僕を惚れさせてくれビッチ!】


 アダムはイブにケツを向ける。


「フン!」


 イブはそれを思いっきり引っ叩く!


【アウッ!】


 アダムは絶叫する。

 あのイブが叩いたのだ。

 アダムの尻は無事では済まない。内出血で紫色になっていた。


【痛ぁああぁいッ! でも、気持ちいいビッチィッ!】


 ピロリロリンと電子音が響き渡る。

 アダムがイブの、ラバーメンとなったのだ。


≪伊吹イブ≫

女子力:1301

属性『脱いだらすごい』『暴力系ヒロイン』

恋人『アダム』


「ほう、女子力が一気に上昇したぞ」

「アダムをラバーメンにしたら、1300も上がるんだねぇ」

【その通りだビッチ。これで、男どもの反応もちょっとはマシになるビッチ!】

「よし、試してみるぞ!」


 先程イブを無視した通行人の男が再び通りかかる。


「おい、そこの男」


 振り返った男はイブの顔を見るとポッと赤くなる。


「えっ! 何々!? 君みたいなカワイコちゃんが、俺に何の用!?」


 男の反応は全然違った。これが女子力1300の力だ。


「凄い食いつきだ! 効果は抜群だぞ!」

「スゲーやっ! やっぱり姐さんは最高だッ!」

「ようこそ! ようこそ!」

【さすがはイブさんビッチ!】

「よし、通行人の男! 貴様にはもう用はない! 早々に立ち去れい!」

「え!?」

「ようこそ! ようこそ!」


 手を叩いて喜ぶ四人。通行人の男は訳が分からないといった顔のまま立ち去った。

 しかし、その喜びも束の間だった。


「グワォオオオオオオオオッ!!!」


 身の毛もよだつ、野獣の咆哮が響き渡った。いきなりでビックリする七瀬、アダム、メルルの三人。


「な、なんの声だい?」

「ようこそ!? ようこそ!?」


 冷静に分析できたのは、イブ一人のみ。しかし、その表情は曇っていた。

 大自然でのサバイバルに精通したイブならば声一つで、それが何であるかわかってしまう。


「この鳴き声は熊だ。

 それもかなりの大型、まるでグリズリーのような野太い声だった。

 しかし、どうしてこんなところに……?」

【何だってビッチ!?】


 イブの分析に目を剥いて驚いたのは、アダム。

 その驚きぶりに、不穏な気配を感じざるを得ない。


「一体どうしたのだ、アダム。何か心当たりでもあるのか」

【そんな、……『情熱のサンターナ』において、熊が絡むイベントはひとつしかないビッチ。……まさか、この時点で起きるなんて最悪としかいえないビッチ】


「グワオオオオオオオオォッ!!!」


「ね、姐さん! こ、声が近いよッ! 熊が近くにいるんだ!」

「七瀬! メルル! 気を抜くなっ! 周囲を警戒しろっ!」

「あいよっ!」

「ようこそ! ようこそ!」


 そこへ、がさりと音を立てて、人影が現れた。

 すかさず声をあげたのはイブだ。


「何者だッ!」

「どけ! 俺は女になんて興味ねぇ!」

「何だと!? 八つ裂きにしてやる!」

「姐さんに喧嘩売るってことはあたいにも喧嘩を売るってことだ! 『落とし前』をつけさせてやる!」


 イブたちの前に現れたのは、屈強な大男。

 鍛え上げられた肉体はまさに筋肉ダルマだ。


 しかし、イブも七瀬もそんなことで怯む様なヤワな乙女ではない。

 一人は暴力団の娘として幼いころから血生臭い抗争を見て育った七瀬であり、もう一人は己の暴力と知略のみで日本の内幕で暗躍していたイブである。


 瞬く間にイブと七瀬は臨戦態勢に入った。

 しかし、男の方は手を上げた。戦う意志はないと。


「待て! 今は争っている場合ではない! そこの全裸の美少年! 今すぐ逃げるんだ!」


 その声にアダムは目を丸くした。


【あ、あなたはケツホリーさん!】

「なんだとっ、この男がケツホリーだと……」


 ケツホリーと呼ばれた男はアダムに気付くと声を上げた。


「おお、アダム! お前、戻って来てたのか! ……では、この人たちが恋して戦える『暴れん坊乙女』なのかっ!?」

【そうだビッチ! ここにいるイブさんならば、痴皇帝カイザービッチを必ずや倒してくれるビッチ!】

「おお! それはまことか!」


 嬉しそうに頷き合っている二人に対し、イブが割って入る。


「ケツホリーよ。感動しているところ悪いが、今の状況を教えろ。何か切迫した事態が、迫っているのではないのか?」

「そうだ! 熊だ! 人喰い熊が出たんだ! 俺が時間を稼ぐ! 今すぐみんな逃げるんだーッ!」


 乙女ゲーム『情熱のサンターナ』には、数々のバッドエンドが存在する。

 多くのプレイヤーを震撼させたバッドエンド、『痔エンド』を引き起こす空手家ケツホリーにして、恐れさせる恐怖のバッドエンドが存在する。

 それは、完全なランダムで発生し、対処する術を用意していなければ凄惨なバッドエンドに直行する、『情熱のサンターナ』最大の難所と称されているイベントだ。


 その名は『人喰い熊、襲来』イベント。


 サンタナ市を囲むサンタナ山から人里に下りてきた、体長三メートル、体重五百キロの巨大人喰い熊『熊五郎』の襲撃イベントだ。

 もしも、対処できなければ主人公はライバルキャラ、攻略キャラたちとともに食い殺されるのだ。

 このイベントを攻略するのに必要とされる女子力は、最低でも女子力一万ポイント!


「人喰い熊……だと?」

「グオァアオオオオオオオオッ!!!!!」


 圧倒的脅威を持って迫りくる、人喰い熊に果たして、イブは抗えるのか。

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