勉強始めました
神様色々、神子も色々。
十五日目
神様が帰ってくるまで@五日。
それまでにやっておくこと
・モンスターさんたちの隠れ家増設
・能力確認
・精霊たちとの能力合体
いそがしい、やばい、ねむい。
十六日目
神様が帰ってくるまで@四日。
もりをはしりまわったらひざがわらった。
十七日目
神様が帰ってくるまで@三日。
今日は駆け回るのは休憩で精霊たちとこの世界のお勉強。半分寝てたら超苦い草を無理やり食べさせられた・・・。
・勉強メモ
この森があるのは世界の果て。元々は神様しか住んでいない未開の不毛の地だったけど、なんということでしょう!森ダンジョンによって開拓が進んで今は生物に溢れる場所に。
他の場所は凄く混沌としている、らしい。詳しいことは教えてもらえなかった。大戦争でも起こってるとか?
言語や単位は世界中共通している。
神子はそんなに珍しい存在でもない。
神様は結構な数いて、基本的には温厚。ただし眷属に害をなすと祟る(翻訳では祟るってなったけど、内容を聞いたら祟るとはちょっと違った)。
こんなもんかな。まあ最初のほう寝てたし、いくつか抜けてるかも。
十八日目
神様が帰ってくるまで@二日。
今日は色々ありすぎて疲れた。
・創作種メモ
精神安定系の効果がある匂いの植物
少しの眠りで疲労が回復できる花
久々に自分のために創った。
十九日目
神様が帰ってくるまで@一日。
忙しいのがひと段落したからちょっと現状整理。
1.モンスター配置がそれなんてムリゲー?な状態になってた。
2.植物が生い茂りすぎて完全に生態が変わってた。
3.あきらかに来た時より強くなってたり進化してる人がいる。
4.森の中の意見を全部聞いてたら寝る時間がない。
5.種族間対立はないけど人間の襲撃がうっとうしいらしい。
6.森の中の問題を一人で解決すると明らかに過労死する。
7.マジで森の中が魔窟。
1は精霊たちいわくわざわざ手加減してやることなくね?うちの眷属浚おうとしてる連中が殆どだしこの森に来るレベルならかなりの強者ばっかりだし、とのこと。納得できたのでこのままで。
2はもう最初から覚悟してたけど甘かった。なんだあのキノコ隊列組んで歩いて竜倒してるんですけど。なんか敬礼されるんですけど。神子が創った植物だから魔力が強く宿って自我をもったのでしょうとは水精霊の台詞。魔素とは違うらしいよ、魔力。細かいことはわかんないけどそういうことらしいのでソレで納得することにした。だって異世界だし。
3はこの森が魔窟寸前レベルで魔素が溢れてるから問題ないらしい。現地の人がそう言うならいいよね!深く考えるの怖い!
4と6については神様が帰ってきたら相談しよう。精霊や眷属やモンスターだと現地の人だから客観視できないみたいだしー。
5は配置を更にムリゲーにして人食い花で森を囲うことで合意した。てかせざるを得ない。
7は・・・うん、本人たちいわく正確には魔窟寸前らしく、一番心地いいから手を加えないでほしいとのこと。違う、そういうことじゃない。明らかに全員強くなりすぎとか精霊の武力高すぎとか植物たちが生い茂りすぎとか、つまり誰の手にも負えなくなってるということを言いたかったんだ。理解してもらえなかったけどね!
二十日目
神様、帰還。すごかった。何がって、パニックが。
治めるだけで丸一日とか、どんだけ。
二十一日目
パニックが落ち着いたので神様とお話した。それはもう沢山。
とりあえず真っ先に言われたことは「でかした!」森ダンジョンがお気に召したらしい。なんか凄いテンションで森中見て回ってた。びくびくしてるモンスターとかまったく気にせずフレンドリーに話しかけてた。この神様ほんとに偉いのか・・・?とか思ったけど、精霊たちが「神殿作って!」っておねだりしたら一瞬で豪華な神殿ができた。な、なにを言ってるのか(ry。
それから、豪華な神殿の中で改めて色々話した。神様が何の神様とか、外で何が起こっているかとか、いつまでここにいるのか、とか。
そうやってほのぼのと話してたら、きらっきらの光がいきなり出てきた。ちゃんと顔とか輪郭とかあった。すんごい美形。同席してた風精霊が「あれが若い神様だよ」って教えてくれた。輪郭がぼやけるほどの神威を持つには同じ種族から長い期間信仰を貰ったり、世界にとって大事な役目をこれまた長い期間果たさないと駄目らしい。
でもってその若い神様は、出現直後に吹き飛ばされてた。人様の神殿にいきなり押し入ったんだからこれくらいの覚悟はできてただろ、という目を神様はしていた。その後「ちょっとアレとOHANASIしてくるから今日はもう寝なさい」と言われたので、寝る前にこの日記を書いている。後のことはまた明日、おやすみー。
神様帰還カウントダウンは朝書いてるのでちゃんと漢字。ひらがなのみは帰ってきてから書いてる。