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格の違い

【傲慢】


色欲と同じで7つの大罪のうちの一つでカナがもついや、ディオス・オンラインの中で、最強のスキルと言われている。


スキルの効果は単純だ。相手を下に見るだけで自身のステータスを大幅強化する。更に自分が自信がある分だけステータスは更に強化されていく。


このスキルがあるおかげでカナは、戦闘職でないサキュバスで近接戦闘を可能にしている。


更にカナは自身の可愛さにも絶対的な自信を持ち、自分が1番可愛いと疑わないので魅力もあげている。自信がある女の子は可愛いのだ。


そしてシャドウは剣を取り、妾に向かってきた。


そして妾に向かって振り下ろされる剣を妾は槍で弾いた。


【スカーレット】妾が装備している槍の名前だ。全身が真っ赤な事からこの名前を付けたのだがこの槍は、十二神槍の一神、ヘフィストスに造らせた最高の装備だ。


ディオス・オンラインでの武器は、鍛治師に装備を依頼して手に入れるか、ボスからのレアドロップを使う事が支流だ。勿論店売りの武器もあるがそれは、初心者しか使わないだろう。


そして、上位の武器は鍛治の職業レベルを上げたプレイヤーが作っているのだが、妾が仲間にした、ヘフィストスは、神の為かプレイヤーでは手に入れれない、神鍛治師(ゴッドスミス)という、職業を持っていて、鍛治に特化したプレイヤーよりいい装備が作れたのだ。


その為、妾はいや、妾の仲間たちは全員最上位の武器を装備している。


そして、妾は素材を集めたら、最上の装備を作ってやるという商売もしていた。しかし、シャドウはうちで装備を作っていない。


つまりどういう事か。シャドウの武器と妾の武器では性能にだいぶ差があるのだ。


妾の槍で弾かれたシャドウは再び踏み込み距離を詰めてきた。素早く鋭い恐ろしい剣技だ。だが、その攻撃がカナに当たる事はない。


全てがスカーレットに弾かれる。スカーレットで弾くたびシャドウの剣はダメージを受けていく。武器の性能が違うとこうなるのだ。


「シャドウよ。貴様の剣中々の業物ではないか。妾のスカーレットと打ち合って壊れないとは、素晴らしい装備だ。」


「煽ってんのかテメェ!」


シャドウが再びカナに斬りかかる。カナは再びスカーレットで弾くだけ。


だがそうは行かなかった。シャドウはカナではなくカナの足元を斬ったのだ。


次の瞬間足場は崩れカナは下の階層に落ちる。


いきなりの事でカナは困惑したが、すぐにカナはシャドウの追撃に備えた。だがシャドウは追撃に来ない。


どういう事だ?ただ妾を下の階に落とすだけ?その程度ではダメージにはならない。


いや違うな。コレは溜めてるな。シャドウは今自身のオリジナルスキルを使用する為、妾を下に落としたのだ。


シャドウの必殺技は2本の剣からなる超蓮撃。一瞬にして、億を超える斬撃を繰り出し周囲一帯全てを切り裂くのだ。とはいえ強力な必殺なので発動には時間が掛かる。


……受けてやるか。


そしてしっかりと教えてやろう。格の違いというやつを。


妾は翼を広げシャドウの元まで戻った。


準備はまだ出来てない様だ。


「まだ準備は出来んのかシャドウよ?」


「随分と余裕そうじゃねぇか?この技を喰らって無事だった奴は3人しかいねぇ!」


と自信満々に言ってるが3人もいる時点で大した事ない。そしてその3人も多分想像が付く。妾と同じ最上位プレイヤーだ。つまり妾でも対処は可能。


そして、「やっとお前を殺せるぜ。地獄に堕ちろ!

常闇の檻(ダーク・スラッシュ)


次の瞬間妾はシャドウが繰り出した億を超える斬撃に捕えられた。


斬撃は妾の身体をどんどん斬り裂いていく。どんどんと減っていく体力。このまま何もしないと死んでしまう。


地獄の扉(ヘルズゲート)


「ふむ。まさかこの程度の攻撃に気づかないとは流石の妾も驚きを隠せないな。」


地獄の扉を使用しシャドウの背後に赤い扉を出した妾だったが、シャドウは妾に勝ったと思い込み大笑いしていたので後ろから、スカーレットで貫いてみた。


すると簡単に貫けてしまった。いくらなんでも油断しすぎだ。そもそもあの技は弱点が多すぎる。確かに斬撃の数は多いがその分一発一発のダメージは小さいし、使用までタメが長い。


正直こんなクソ技を必殺技としてる時点で格付けは完了してる様なものだ。


「な、何故?」とシャドウは定番のセリフを吐く。


……説明するのも面倒だな。なので妾はシャドウを思いっきり蹴り上げた。


そしてそのまま上空まで蹴り上げたシャドウの頭を掴みそのまま勢いをつけて下に叩きつける。


因みにシャドウの技で城を完全に崩壊したので下は瓦礫だらけ。瓦礫に向かって叩きつけたのに顔が変形しないのはステータスの高さゆえか?それとも創ららたアバターだから?とどうでもいい事を考えた後、


「シャドウよ。貴様では妾の相手にはならん。今すぐこの場を去るというなら見逃してやるがどうする?」


というと、シャドウは捨て台詞さえ吐かず一目散に逃げていった。


負け犬なら何か言って逃げろよ。と思いながら、


シャドウが弱すぎると思うのだった。







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