死神くんとの契約 〜ネタ帳シリーズ〜
にっこめーd(ゝω・´○)
「......お前との付き合いはそろそろ半年か?」
(そうだなぁ...6ヶ月と13日だな)
正確に覚えてんなぁ。
「お前...いやお前らってどんくらいいんの?」
(お前ら生命達の...半分ぐらいかな)
「意外と少な...いや生命全部ならかなり多いのか」
(まぁな。)
(急にどうしたんだ)
「いや...この生活にも慣れてきてな。」
(6ヶ月と13日経ったしな。お前らの感覚ならかなり経つのか。)
日にちが細けぇ...。
「半年でいいだろ?...俺らみたいな契約者ってどんくらい居るんだ?」
(そこまで多くは無い...というか多かったら俺たちが 無能みたいじゃないか)
「つまりお前は無能の内と。」
(今から契約切ってやろうかテメェ)
「それは勘弁してください。」
切ったら俺死ぬじゃん。洒落にならねぇ。
「でもなんで俺なんだ?」
(俺が覌えて適合できる。んで故意ではなく偶然での死の危機...。契約迫るにはちょうどいいと思ってな。
下僕欲しかったし。)
「...結構ちゃんと聞いたの初めてだけど思ったよりゲスいな。」
助けて貰ったのは有難いけども。
(きちんと生かしてやってるんだ。契約の際の義務を果たせば他にもいろいろ特典がある。かなり有情な方だと思うがなぁ?)
「まぁそうだけども...その義務が問題なんだよ。」
(アイツらへの対処か?)
「それが1番だけど...それ以上に魂を狩るってのがな。」
ちょっと辛い。
(まぁ同族の魂だから分かるが...狩っても問題ない奴らだからいいだろ?)
「無差別よりゃマシってぐらい?...辛いことには変わらんよ。」
(契約したら同族の魂を狩る...。そして死神に献上する。与えるばかりじゃこちらに利がないからな)
「犬猫みたいな動物にも居るんだろ?」
(そりゃな。アイツらはお前らが思ってるより賢いぞ?...知性のベクトルが違うだけでな。)
それ聞いた時はびっくりしたなぁ。
(まぁなんにせよお前が生きたいと願った80年と4ヶ月と13日分の魂を稼がないとな?)
「そんな細かく指定したっけ俺。」
(お前らの言う寿命で1番長いやつだよ。契約ん時に言っただろ?寿命までは生きたいって。)
「寿命ってやっぱり決まってんの?」
(決まってたら契約なんてせずお前はあん時死んでたな。)
(寿命なんてその時々で変わる。その中で1番長いやつだよ。)
「なるほど?...まぁアイツらへの対処も魂稼ぐのも頑張るから契約は切らんでくれよ?死神くん」
(くん付けはやめろって言ってるだろ?...まぁせいぜい生きろ。人間)
...だってお前ちっちゃいんだもん。
誰か書いてくれ...連載で。