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スキル

本当に文章力ないんで暖かい目で見ていただけると幸いです

「まず、自己分析って言ってみてくれ。」


「自己分析。」


すると、自分のステータスがゲームのように目の前に現れた。


立花 奏


剣術(1)自己分析(1)体術(2)料理(1)???(?)


「おぉ、これが俺のステータスか。」


「簡易的だと思うけど、何のスキルがあるかわかるだろう?」


「うん、鑑定じゃダメなんだな。」


「鑑定はアイテムとか無機物にするスキルなんだ。相手のステータスを知りたいなら解析になるね。」


「なるほど、スキル1つでなんでも出来る訳では無いんだな。」


「そうだね。」


「そう言えばステータスに???っていうよくわからんスキルがあるんだが。」


「それは条件を満たすと手に入るスキルだよ。もっとも条件っても例えば「身体強化」「筋力強化」を取得すると手に入るみたいな。この2つを手に入れた場合は「オーラ」が手に入るけど。」


なるほど、称号達成で称号報酬を貰える感じか?よくネトゲでもそういうのあるしな。


「さて、???のスキルは置いといて脚力強化っていうスキルを取ろう。」


「ふむ、どうやって?」


「本気で走ってみてくれ。」


言われた通りに全力で走る。

数十メートルくらい走り終え、戻ってくる。


「自己分析してごらん。」


言われるままに確認する


立花 奏


剣術(1)自己分析(1)体術(2)料理(1)???(?)

脚力強化(1)


「おおう。増えてる。」


「本当に?走っただけで手に入るなんて便利だね。」


「え?手に入ると思ったからやらせたのでは?」


「いや、本来は10km分の全力疾走しないと手に入らないんだ。それでも楽だけど、立花の場合は本当にサクッと手に入るんだね。」


「ほーなるほど。」


異世界人のメリット部分か。ほかのスキルも楽に手に入る気がするな。


「ただ、低いままではこの先大変だからスキル使ってレベルを上げることをオススメするよ。」


「わかった。他には?」


「あとは自己再生だね。ちょっと指貸して。」


「はい。」


俺は指を差し出した。


ズキリと指に痛みが走る。

理由はすぐにわかった。指にナイフの先端で刺されたからだ。


「いてぇ!!」


「ごめんね、でも自己分析してみて?」


「じ、自己分析。」


確認してみると


立花 奏


剣術(1)自己分析(1)体術(2)料理(1)???(?)

脚力強化(1)自己再生(1)


「おー、増えてる。どういうスキルなんだ?」


「元々、傷ってのは自然回復すると思うんだけどこのスキルは怪我を負ってても怪我が勝手に治る。例えば、指を切り落としてもこのスキルがあれば半月あればレベル1程度でも無くなった指が完全に再生する。」


「やべーなおい。」


「あとは水生成かな。」


「それはどうやってやればいいんだ?」


「多分、念じてみれば出来るよ。」


水生成と念じてみると、コップくらいの水が現れ、地面に落ちた。


「おー、これはいいな。あれ?なんか減ったような。」


「それはSPが減っただと思うよ。」


「スキルポイントの略か?」


「そうだね、スキルにはSPが必要なものも結構あるんだ。

使える限度もなんとなくわかるはずだよ。」


「ほう、ちなみに水生成って相手に飛ばしたりすることは?」


「出来るよ。むしろ、飲み物にもなるし攻撃にも防御にも使えるよ。しっかりとイメージして使えばね。」


「確かに優秀だわ。」


他にも色々なスキルを教えて貰い、使える幅が増えた。

ヴェルって良い奴だな。


「なんでこんなに教えてくれるんだ?」


「一応、感謝とこれからブラックゴブリンの討伐を手伝ってもらうためだ。」


「え!?ブラックゴブリンって負けた相手だろ?俺がいた所で勝てるのか?」


ゴブリン相手に手こずっていたオレが果たして勝てるのだろうか?

というか、スキルでどうにかなるのか?


「なるさ、君は確かに強くはないよ。君たちの世界で言うチートじみた何かを持ってる訳では無いしね。ただ、君ならでは戦い方はある。」


あるの?


「例えば?」


「ブラックゴブリンってのは能力は高いけど、自分より格下には舐めてかかる傾向があるんだ。」


「でも、お前がいたら警戒しちゃうだろ?」


そう言うとヴェルはしたり顔で言葉を返す。


「そうだね、僕は警戒されるよ。僕はね。」


「まさか、あいつ弱そうだから勝てる的な感じ狙ってくるのか?」


「その通り。その隙をついて殺す。」


「囮かぁ…嫌だなぁ…」


「大丈夫だよ、そのためにさっきあのスキルを教えたんだよ。」


「まぁ、いいけどさ取り敢えずそのブラックゴブリンはどこにいるんだ?」


「今からサーチを使うから少し待ってくれ。」


ヴェルがサーチを使ってから数分がたった頃、何かしらの反応を見つけたらしく、歩き出した。

それに釣られる形で着いていく。

すると、見つけたのは意外なものであった。

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