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依然として湿っとる

作者: 山田太郎

なし

ここは路地裏どっかの街の


下品で騒がす男と女


雨上がりの様子 ここらで見受けられる黒ずみ


こっぴどく汚れた換気扇 まわり続ける 意味もなく


ネオンは死んだか?眠ることを知らん街


あいつも同じ 雑踏に紛れてうろうろ


露出度の高さが物語る残酷さ 奇抜な天使


偽った身の上 消えた景色 追いかける


思い出は美化された 今まさに価値を失ったところ


がらんとした青空 教室の様子もこれに同じ


窓際に寄りかかる ネオンは死んでいる 眠ったまま


俺は寄りかかる たしか香水は匂わん


肩は低く 細い腕はいうまでもなく


元気かと聞くのも辛い 路地裏の中見つめとる


見るのも辛い しかし見る しかと男は見る


成れの果てだ 奇抜な天使 変わらぬ低い肩






圧倒的フレンドリー

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