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この学園には攻略対象者はいません。  作者:
幕間~異なる世界のとある会話~

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とある高次的存在達と九百九十八回目の彼女


お久しぶりです。


今回も前回と同じく会話オンリー、

カミサマの暗躍を語るお話です。

 

 





「……ううう、本当にありがとうございます『課長』おかげで世界崩壊を免れました」


「ん、気にしない、困った時はお互い様」


「はい! ありがとうございます! ……では『課長』の管理する世界に問題が起きたら……」


「めったにないけど。我、世界管理得意だし」


「…………ううう何時かそんなことを言ってみたい」


「まあ、初管理世界にしては……さすがに九百九十九回リセットは多いけど」


「ううう、どうしてもなあなあにはできなくて……」


「まあ、新人らしくて良いんじゃ」


「ううう、すみません」


「で、またしても例の子が君の世界とチューニングを合わせたらしく……新たなゲームが」


「あ、例のお嬢さんですね! ……うふ、どうやら僕と波長が合うらしく……お会い出来るよう彼の世界の管理者殿にお願いしてあります」


「ん、そうだね……きっと彼女は君の『巫女』だろう」


「『課長』には『巫女』は……」


「残念ながら……我も欲しいよ『巫女』そしたら『図書館ライブラリー』の負担も減るし」


「ああ! 救いの御使い殿ですね!」


「肯定……あの子も結婚したしこれからはもうちょっと気を使わないと」


「ああ! お幸せそうですよね! ……それにしてもさすが『課長』たった二回で世界の流れを修正するとは」


「ん、でも前回大失敗した……ごめんね?」


「ううう、はい……あの時はなんかヒュンとしました」


「ん、ごめん、で、反省して今回は開始する前を重視した……特に入れる魂を」


「すごいアイデアですよね! 前世悲劇的結末を迎えた恋人達の魂の引力を利用するとか!」


「ん、一組記憶の消去が不完全でこじれかけたけど」


「……う、すみません……記憶消去苦手で」


「ん、精進せよ。……まあ、我も予想外の二人がくっついたとかあったしおっきい顔は出来ないけど」


「あ、婚約していた二人ではなく敵対していた二人がくっついたんでしたっけ?」


「肯定……一度も『幸福な結末』を迎えていない組み合わせだから変えようとしたのに……」


「ふふふ、仕方がないですよカミサマ。圓城寺紗々蘭(えんじょうじささら)岸元栄次きしもとえいじ以外を見れないのですもの」


「おや、経験者は語る?」


「ええ、失敗者のですが……私は死の直前にようやく気付いた訳ですし」


「……そんな君の悲劇を利用した我を、君は詰って良い」


「ふふふ、いえ、いえ、感謝していますわ……だって愛するあの人の子供を産めたのですから」


「………………ううう、ごめんなさいぃ……僕がもっと早く助けを求めていればぁ」


「お気になさらず……ですがそうですね……申し訳なくお思いならば来世はもっとラブラブ出来る器に入れて下されば……今回は少し蜜月不足でしたので」


「ん、了承。君と彼には感謝してるし……うん、彼が来たら条件を詰めよう」


「はい! 僕も協力は惜しみません!」


「ふふ、ではそれまでは……のんびり世界を見ながら待っていましょうかね……ふふ、あの子の結婚式で大泣きするあの人とか」


「ん、お茶とかソファーやクッションを出しとく」


「あ! モニターもいっぱい出します!」


「ふふ、ありがとうございますカミサマ方……ふふ、あの人が来たらいっぱいからかうネタが出来そうです」


「……ほどほどにね?」


「ふふふ」





 

お読みいただきありがとうございます。


次話から最終章です。


話ごとに語り手が変わり──続けて同じ人物が目線があったりしますが──ます。


ですので一話を除きサブタイトル前に語り手の名前を入れる予定です。


では、またお会いできたら幸いです。

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