彼女はヒロインその2、又は、臆病なピアニスト、でした。12終
魔女の弟子となって今日で十日目、ファイナルは明日だと言うのに未だ課題曲は弾き熟せてはいないの。……なのに、
「……なんで私は遊園地にいるの?」
「部屋に閉じこもってレッスンしてても、もうどうにもならないからよ」
白いブラウスにスキニージーンズという見慣れない服装の師匠が、婉然たる笑みを浮かべ楽しみましょう? と、腕を引くわ。
……何なの、この状況。
「百合姉さんはハーフアップが似合いますね」
「そうねぇ……うん、肌の綺麗さを生かしたいからメイクは……白粉とチークにグロスと……忘れちゃならないマスカラだけね」
腕を引かれやって来たのは遊園地内にある貸衣裳のお店のフィッティングルーム、そこであれよあれよと言う間に刺繍入りのパフスリーブブラウスに苺色のジャンパースカート、同色のケープ、チョコレート色のブーツってガーリーな格好に着替えさせられ、今、楪に髪を、師匠に顔を、飾られています。
「……ええと?」
何故お着替え? そんなにみっともない格好じゃ、なかったと思うけど……、
「ふふ、百合恵に足り無いのは殻を破るきっかけなのよ。あなたは自分と恋愛を切り放している。それを繋ぎ直せればきっと、あなたの演奏は華やかで甘やかになるわ。……だから」
私の唇に苺色のグロスを塗り、師匠はフィッティングルームの扉を開くわ。……そこには、
「…………おちびちゃん! 本当に可愛い!」
白いTシャツ、ブルージーンズ、黒のジャケットっていうシンプル過ぎる服装なのに、いえだからこそ、容姿の端正さとスタイルの良さが際立っている青年──岸元一宏さんがいたわ。
「……ええと?」
「ま、デートしてきなさい」
そして私は『日本一男前な男』と、遊園地デートをすることになったわ。
……何なの、この状況!?
「百合恵は絶叫マシーン平気? ああ、いやまずは激しくない乗り物がいいかな? うーんメリーゴーランドとか似合いそうだけど」
「乗りません」
……あー、うん、状況を整理しましょう。まず師匠は私が一皮むける為に恋愛と向き合えと指導。そして時間がないから荒療治ってことで私にええと、求婚? している一宏さんとデートしろと、……うん、
「……手、離しません?」
「離しません」
で、機を逃さない主義らしい一宏さんは恋人繋ぎで手繋ぎデートを楽しんでいる。と、……うん、
「……貸し切りで情報統制がされてなきゃ泣いてたわ」
今日この遊園地は貸し切られているの。圓城寺グループに。理由は、
「姉様? ……楽しくない、ですか?」
見つけた瞬間すがりついちゃった、婚約者と腕を組みデート中のお姫様の為。
「ええと、ほら明日のことを考えちゃって」
うん、本当にここにいていいのかしら? って、
「平気でしょ、母さんが許可してるんだし……っていうか、ね」
問題ないと告げた友人は、自らの恋人から私を引きはがし、
「デートの邪魔だからついて来ないで……そして兄さん。百ちゃんは乗り物苦手だからアクアリウムに行けばいいよ。じゃあね」
彼女を抱き抱えるように去って行ったわ。
「………………じゃあアクアリウムに」
「……はい」
……頑張ろう私。
鮮やかな熱帯魚を眺めながら私は仰ぎ見なければならない同行者の顔を見るわ。普段穏やかな笑みをたたえているその人は、眉根を寄せ、口をへの字に結んだいかにもな不機嫌顔、ええと、
「あの、魚嫌いでしたか?」
そして絶叫マシーンに乗りたかったのかしら?
「え? いや、好きだよ……ああ、ゴメン、今日は君と楽しむつもりだったのに困らせて……ただ」
そこで一宏さんは言葉を切り、
「ただ、栄ちゃんの方が君を知っていることに……妬いちゃったんだ」
どこか情けない笑みを浮かべ、
「仕方ないのにね。十日と一年の違いがある訳だから」
それでも抑えられない、と、切なげな吐息をついたわ。
!? び、美形の憂い顔、破壊力とんでもない!
……落ち着くのよ私、ビークールよ私……うん、
「あの、だったら今日はお話しませんか? 私、本当に乗り物駄目なんで」
色々な打算混じりの私の提案に、彼はとてもとてもキラキラしい笑顔で頷いたわ。
……何なの、もう。
まばらにしか人のいないアクアリウムの大水槽の前、銀に輝く魚の群れを見ながら、私と彼は取り留めの無い会話を続けるわ。
「……へぇ、百合恵はイタリア語を専攻しているんだ」
「はい、もともとドイツ語は読み書き出来るくらいは学んでましたので第二外国語はイタリア語を」
フランス語と迷ったんだけどね。そして、
「弟さん達にドイツ語とチェコ語の会話を習ってます」
岸元家は言語習得能力が高いらしく全員が二桁の言語を操れるのよねぇ。
「やっぱり妬ける」
彼は口を尖らせるわ。……なんて言うか、
「……意外、ですね」
「ん?」
「一宏さんは嫉妬とかしないと思ってたんで」
彼は降り懸かる不幸をあるがまま受け止める。そんな気がしてたから、けれど、見上げた彼は、
「嫉妬、するよ。……君を失えないから、失なったら生きて行けないから」
少ない照明のなかでも輝く金の髪に囲まれた、どこか鋭利さのある美貌の、何より印象的なアーモンド型の黒い瞳を、渇望と熱情で染め、私を見つめる。……私は、
「大袈裟ですね……」
水槽に視線を戻し、気付かないふりをする。
臆病者の私は。
それからは特に踏み込んだ話にはならず、穏やかにデートを続け、日暮れ頃には桜花市への帰路に着いたわ。
そして帰宅後直ぐに行った最後のレッスン、それは、
「……駄目、ね」
前日と変わらない、ただ技量が目立つだけの音。
「……まったく、宏さんたらヘタレだったのね。それとも百合恵が子供過ぎるのかしら?」
「………………」
何も言えないわ。すると師匠はピアノに持たれ、歌うように語り始めたわ。
「……私ね、百合恵くらいの時は技術しか無い演奏者、って言われてたのよ」
と、
「……師匠、が?」
「そ、ただ譜面通りの演奏をして、ただコンクールで優勝し、容姿だけを見てるファンしか持たない、そんなピアニスト……くそつまらない演奏しか出来なかったんだもん、当然よね」
師匠は自嘲の言葉を吐き捨て、今は色鮮やかな音を紡ぎ出す、その白い両手で私の顔を包み込む。
「で、海外に逃げて……そこでも変われなくて……自棄を起こしそうな時に……イヴァンと出会ったの」
少女のような笑みを浮かべ彼女は続けるわ。
「彼のヴァイオリンを聴いた瞬間、私は魅了されたわ。そしてその紡ぎ手に会いたくて辿った先に居たのは……ヒョロッちくてモサッちい、ボロッちいガキで……裏切られた気になって怒鳴ろうと思ったら盛大にお腹を鳴らしてて……気がついたら家でご飯をあげてて、髪を切ってて、着替えさせてて、コンクール優勝させてて、で、気がついたら私の演奏が変わってた訳なんだけど……」
…………なんか色々とはしょり過ぎでは?
「ま、つまりね。……宏さんにとってはあなたが運命の相手だったけど、あなたにとって宏さんは運命の相手じゃなかったのが……ちょっと残念、ってそれだけの話よ」
「……えっと、あの……それは、」
「ま、それでもあなたが私の愛弟子であることは変わらないし変えるつもりも無いからね。……さ、もうこれからはコンクールまでピアノ封印、お家に帰ってご飯を食べてお風呂に入ってぐっすり眠って、そして明日……あなたの全力を出し切りなさい」
「……はい、師匠」
既に定位置となった彼の車の助手席、いつの間にか女の子が好みそうなカバーやクッションがついてて色々と心配になるそこに座り、私は先程の会話の『それは、』の次について考えるわ。
私はあの時どんな言葉を続けようとしていたのか、を。
ごめんなさいなのか、それとも……、
「百合恵? 着いたよ?」
それとも……、
「……デートの続きってことで一つ聞いていいですか?」
「ん? うん、なんでも聞いて?」
「一宏さんは私のどこが好きなんですか?」
彼は固まり、左腕を摩る、これは彼の動揺した時の癖、
「……えっとその……あ、え」
緊張すると、日本語が上手く出て来なくなる、これも彼の癖、
他にも運転中と料理中と勉強中は眼鏡をかけることや、和食が好きなのに作るのが苦手なこと、下の弟に身長を抜かされたことに密かにへこんでることに、モデルなのに服に頓着しないことも……知ってしまったわ。だから、
「私の音が好き、ですか? 私の容姿が好き、ですか? じゃあ私の中身は……どうですか?」
耐えられないの、
「……運命ってだけじゃ、ないんですか?」
前の生からの縁ってだけで愛していると、言われるのが、
「……ありがとうございました」
「待って!? おちびちゃん!」
……ああ、もう、
「……私は子供でも、ものすごく小さい訳でもありません」
私はマンションに駆け込みエレベーターに乗り込む。一人っきりになったら思わず言葉がこぼれてく、
「今の私を愛してほしいとか何なの……」
側に居続ける勇気も無いくせに。
翌日、私は母の作ってくれた朝食を食べ、弟と遊び、父の運転で一家揃ってコンクール会場に向かったわ。そして、
「来たわね百合恵」
「百合姉さん、ではお着替えしましょうね」
前日同様、二人に飾りたてられたの。
「……ああ、百合姉さん、プリンセスラインのドレスが良くお似合いで」
「適度な起伏のスタイルにピッタリよねぇ」
「……師匠、褒めてます?」
「褒めてるわよ」
主君から、応援に代えてだそうです。と、楪に差し出されたのは落ち着いた印象の翡翠色のオフショルダードレス、四月の身体測定のデータを使って作られたのかビックリするほど体にそって着心地が良く、合わせて用意されたパンプス、そして楪が纏めてくれた髪、全てが一切、演奏を妨げ無いとわかる。
「メイクは、ま、高校生らしさとドレスとのバランスで……こんなものかしら?」
そしてほら、と向き合わされた姿見には、
「……なんか気が強そうで色っぽい女の子がいますが」
うわー、私の小動物系の顔がこうなるとかメイクって凄いわぁ。
「ふふ、百合恵の本質を引き出しただけよ。……じゃあ私達は席で見てるから、全力で」
「はい、全力で」
今日はコンクールファイナルの二日目、高校生以下の部。私の出番は休憩後の一番手。で、このコンクールはかなりの難関らしく、ファイナリストになるだけで充分凄いと言われているほどで、部門によってはファイナリストがいないことすらあるのだとか、だから、
「栗原さん」
ヴァイオリン部門の出場者である後輩ちゃんも今日演奏するのよね。
「桃園、先輩」
マリンブルーの華やかなドレスの彼女は緊張しているのか顔色が悪いわ。
「……大丈夫? 気持ち悪く無い?」
「……はい、大丈夫です。ご心配ありがとうございます。……あの私そろそろ……」
ああ、彼女は休憩前の出番だったわ。
「あ、ごめんなさい。邪魔しちゃって」
「いえ……あの、……その、先輩、負けないで下さい」
「え……ありがとう。栗原さんも全力で、ね」
私の応援に笑顔で答えた彼女はどこか儚げで、心配になったけれど、彼女の演奏には、
「……凄い」
高校生離れした技術と哀愁があったわ。
休憩時間がもうすぐ終わる。栗原さんの演奏後は控え室でずっと、理想のメロディーを思い描いていたわ。
「桃園さん、出番です」
「はい」
係員の呼びかけに返事をし立ち上がりながらも私は理想の音を鳴らし続ける。
──眩しいわね。
舞台に上がりピアノにむかい椅子に座り、椅子を調整し、構え、始めの一音を鳴らす、
──え? 何、なの?
客席がざわめき出す、
私は曲を弾き続ける、けれどその音色は、
──狂っている。
混乱し、どうしていいかわからないくて、私は曲を弾き続けていたけれど、
「止め!」
師の言葉で手を止めた。
「……ねぇ、このコンクールは国内トップランクなのよね? それにしては随分とお粗末な調律師を使ったのね」
「いえ、その……」
有名ピアニストの登場と異常な事態に会場中がざわめき出す。けれど、
「とりあえずもう一度休憩にする」
穏やかで凛とした声が響き、直ぐに収まったわ。
「それが良いのじゃないかな?」
「は、はい、桜花院理事!」
それは普段はとても優しい学園長先生の、本気の怒りの声だった。
私は係員に促され控え室に戻ったわ。舞台袖では主催者さん達が協議中。休憩時間に調律をした方と連絡がつかないらしく、他の調律師も見つからないらしいの。で、このままコンクールを続けるか、それとも後日に振り替えるか、的なことを話し合っているんだけど、
「……その残りのピアノ部門の出場者は桃園さんだけで……他の出場者の伴奏には練習室のサブピアノを……大変申し訳ないのですが……」
どうやら私一人を生け贄にコンクール続行って結論になったようね。
……ああ、もう、
「わかりまし」
「つまり調律師がいれば良いんでしょう?」
諦め、頷こうとした私の声を遮ったのは、
「この私、岸元静留のお抱え調律師がちょうどいるのよ」
魔女と呼ばれるピアニスト、
「それで問題は無いわよね?」
私の敬愛する師匠は、
「私の愛弟子は潰させないわ」
世界をひざまずかせる笑みを浮かべ言い切ったわ。
そして、
「では始めましょうか」
彼女のお抱え調律師にして息子は、
「ピアノの元へ案内を」
世界を魅了する笑みを浮かべ命じたわ。
何時も優しいその甘い声を怒りで凍てつかせながら。
一宏さんが調律を始めて一時間が経つわ。客席のみなさんにはとりあえず出ていってもらい約二時間後に再開ってことになったの。そんなに待たせて平気かしら? とも思ったんだけど、
「ピアノの入れ替えもそれぐらいかかるし、移したことで音が変わっちゃうこともありえるからね。桃園さんは気にしないでもう一度集中、だよ?」
と、普段通りの優しい学園長先生がおっしゃってくれたので再び集中、しようとしたのだけど……、
「無理ー……」
一度切れた集中を取り戻すのは難しいわ。これは私以外の後半の出場者全員だろうけど、でも、
「……さっきの嫌な音が耳から離れ無い」
思い描いていた理想の音が掻き消されてしまった。
「でも集中……全力で……」
気合いを入れ直し、楽譜を見ながら再び理想を構築しようとしていた私に、しばらくすると影が差したわ。顔を上げると、
「百合恵、調律終わったよ。もうすぐ係の人が呼びに来るだろうから」
穏やかな表情の彼がいたわ。
「……わかりました。準備します」
返事をし立ち上がった私、けれど彼はそのままそこに佇んだままで、
「あの?」
「折れそうなくらい真っ直ぐで潔癖なところ」
不思議な発言をしたの。
「え?」
聞き返すと、楽しそうに、
「昨日の質問の答え」
と、笑いながら言って、でね、と続けるわ。
「百合恵は俺にして見ればやっぱりちっちゃいかな?」
私を40cm頭上から見下ろしながら、ね。
「あなたが大き過ぎるだけです!」
そう言い返したところで、係員さんのお呼びがかかり、プリプリとしながら舞台袖に向かい、そこで私は気付いたわ。
──あ、あの音が消えた。って。
──ああ、私の心は凪いでいる。
目の前には照らされた舞台と、未だざわめきが残る客席。けれど私は顔を上げてピアノに向かい、鍵盤に向き合う。普通なら恐怖を覚えそうなものなのに、心が凪いでいるのはきっと彼が……、
──私の為のピアノにしてくれていると、わかっていたから、
鍵盤に指を、鳴り響く音色、その時これまでどうしても信じきれなかった彼の思いが全身に染み渡り……閉ざしていた場所が開かれたわ。
──ああ! そうよ! 私は恋をしている! 不幸に堕ち、命を散らし、それでも私を求め続けてくれた王子様に!
また不幸に? 何よそれ! 釣り合わない? だから何! そんなのどうでもいいじゃない! だって!
──彼は今ここにいる私を愛していて、私もここで彼を愛しているんだもの!
あがる息も流れる汗もそのままに私は最後の一音を鳴らしたわ。
数瞬後、鳴り響いた拍手はなかなか止まなくて、二曲目の前に息を整える時間は充分にあったのは──助かっちゃったわ。
慌ただしい四月が終わって今は五月、私は未だに、
「そこ! 臆病風に吹かれ過ぎ! もっと流れるように! ああ! 流すんじゃない!」
と、師匠にポンポンとダメ出しされながら岸元家の練習室でピアノのレッスンをしている。ちょっと変わったのは、
「もっと伴奏を聴きなさい!」
師匠もピアノを弾いているところかしら?
今の私はピアノコンチェルトの練習中なの。優勝者ガラコンサート用、のね。
そう、私優勝したの。ちなみに学園生の優勝者は全年代で──大学や分校の生徒もふくめ──七人。そのことを知った時、
審査は厳し目じゃないの!? って思ったけど、高校生離れした技術を披露した栗原さんが入賞止まり──ちなみに優勝者該当無し──だったので贔屓は無い、はず。
なので現在、ゴールデンウイークの真ん中にあるコンサートに向けレパートリーにはあったコンチェルトの猛特訓中な訳ね。
……正直優勝とか夢の又夢、だったからガラコンすっかり忘れてたのよねぇ、うん、約一週間の猶予があって本当に良かったわ。
ちなみに優勝したからと言っても、そのことでは何も変わらず。けれど、そのこと以外では変わり。私は、
「ふう、しばらく休憩ね。お茶にしましょう」
「はい、ママ」
レッスン以外の時間は師匠を母と呼び、
「あ、お疲れ百合恵、と、母さん」
「お帰りなさい、宏君、今日のおやつは何?」
彼を宏君と呼ぶようになったわ。
あの日、出番を終え舞台を下りた瞬間。緊張の糸が切れて崩れ落ちそうになった私を抱き留めてくれた彼に私は、
「私、あなたと共に生きたいわ」
抑え切れない高揚感に支配され言ってしまったの。……うん、周り見ろ! って感じよね。次の出場者が演奏を始めようとしてるのに何言ってんだ! って感じよね。でもまあ後悔はしていないわ。臆病な私のことだからアドレナリンが大量分泌されたこの時を逃したらズルズルずっと言えなかっただろうし、それに、
「……はい、俺も一緒に生きたいです」
──彼が泣きながら笑い頷いてくれたのだから。
今日も私は奏でるわ。
私の為のピアノで、
あなたの為のメロディーを。
明日も明後日も、
来年も再来年も、
十年後も二十年後も、ね。
──臆病なピアニストルート消滅しました。
──他のルートに進みますか?
YES NO
▲
お読みいただきありがとうございました。
これで百合恵さん視点のお話は終わりになります。
次は彼女の王子様のお話ですね。
明日投稿予定です。
ではまた明日、お会い出来たら幸いです。




