エピローグという名の忠告。
第一章本編エピローグです。
互いに空いた放課後は共に過ごす、それが二人の『約束』です。
──今日は屋敷の奥深く、カトレアが咲く温室で。
遅刻の彼は制服姿、息を切らしやって来ます。
彼女に謝罪を告げかけて、けれど口をつぐみます。
長椅子の上で眠るのは、彼の愛しい唯一人。
彼は隣に腰掛けて、彼女の髪に口づけます。
そうして目覚めた可愛い人に、彼はそっと囁きます。
「おはよう、俺の『眠り姫』」
彼女も愛する無二たる彼に、真っ赤な頬で応じます。
「おはよう、私の『救い主』」
──時には中央塔の最上階、
彼は甘い言葉を捧げ、
彼女は甘いお菓子を用意する。
──ある時は初等部の音楽室、
彼女が歌わすヴァイオリンに、
彼がピアノで寄り添いながら。
──二人は日々を重ねます。
──ですから皆さん、
彼らを攻略しないで下さい……。
──バッドエンドはお嫌でしょう?
──冷酷副会長ルート消滅しました。
──鳥籠の幸福の姫君ルート消滅しました。
──他のルートに進みますか?
YES NO
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とりあえず第一章完結です。
これまでお読みいただきありがとうございます。
第一章はじめに登場人物と各話紹介をもうけました。
小話を活動報告に載せています。
またお読み頂けたら幸いです。




