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200文字小説集

合格発表(200文字小説)

作者: 日下部良介

やれることはすべてやった。


いよいよ、今日は高校の入試。


あいつも来ていた。

私の方を見て笑っている。

ちょっとムカついたけど気持ちが楽になった。

おかげで試験も上々。


「どうだった?」

「まあまあかな」

「良かった! ここに入るのが夢だったもんな」

「あんたはどうなの?」

「ああ! 俺もバッチリだ」


合格発表の日。

あいつの番号が無い。

メールの着信。 あいつから。

『おめでとう! 俺、引っ越したから』

うそ…。

急に涙が溢れてきた。


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― 新着の感想 ―
[一言] 男女の話らしいけど、どっちのセリフかわかりにくかったです。セリフに固有名詞を入れるとわかりやすいと思いますが。
[一言]  うーん。こういうのって、私としては複雑ですね。  結局、「あいつ」は「わたし」のことをどう思ってるんだろう? 一緒の入試を受けに来たのは、どういう意味だったの? そうやって、勝手に自分だけ…
[一言]  相変わらず感無量です。『200文字』この限られたスペース。しかも、199でも無く、201でも無い200文字ジャストの物語の中で、二人の特に女性側の心境がしっかり描かれている。  言葉「 …
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