“知ってた？ ずっと前から私が貴方の事を好きだった事” と突然！ 見知らぬ女に言われた俺は？
“知ってた？ ずっと前から私が貴方の事を好きだった事” と
突然！ 見知らぬ女に言われた俺は、、、？
ある日、俺が一人で街をブラブラ歩いていると、、、？
俺は見知らぬ女に急にこんな事を言われたんだ！
正直！ 初めて見る見知らぬ女。
そんな事言われても、“俺はアンタの事を初めて今日、見たんだぞ！”
いきなりそんな事言われても、俺も困るだろうが、、、！
完全に不意打ちに俺はこの女に告られたのか？
しかも？ その後、こんな事も俺はこの女に言われたんだ。
『“勿論！ 責任取ってくれるんでしょ？”』
『はぁ！？』
『責任取って、私と付き合いなさい！』
『・・・ご、強引過ぎないか？』
『なにがよ！ 私をこんな気持ちにさせた、そっちが悪いんじゃない！』
『“そ、そんな言いがかりな、”』
『別に私は、本命じゃないくてもいいわ！ それでも付き合ってあげる！』
『“何が目的なんだよ！”』
『ただ貴方の事が好きなだけよ。』
『・・・何か、裏があるのか？』
『ないわよ！ どうする？ 私と付き合ってみる？』
『まあ、俺は付き合ってもいいよ、ただ本命じゃないけど。』
『えぇ、それでも私はかまわないわ！』
『“俺が浮気しても許してくれるのだろう！”』
『“私は本命じゃないしね、そんな事で怒れないでしょ！”』
『なんで遊びの女がいいの？』
『面倒くさいじゃない、貴方の事は好きだけど、本気で付き合う気は
なしね！ そのかわり、私が他に好きな男がデキたら、直ぐに別れるから！』
『“一方的な考えだよな、でも俺もそれなら助かるよ。”』
『お互い、割り切った関係でいましょう！』
『そうだな、お互い都合のいい関係が理想だよな。』
『えぇ、そうよ！』
『俺もそれなら、付き合ってやってもいいぜ！』
『仕方ないから、付き合ってあげる！』
・・・まあ、こんな感じで俺と彼女は付き合い出した。
軽い気持ちで付き合った彼女を俺は次第に本気で好きになっていく。
でも？ 彼女は俺の事を相変わらず、都合のいい男だと思ってるようだ！
まあ俺はそれでもいい！
最初から“嘘みたいな”関係から始まったのだから。
俺も彼女と会ってない時は、他の女と体の関係をもっているし、
彼女も俺と会ってない時は、他の男に抱かれているらしい！
ただお互い、好きでもない相手だ！
“ただの身体だけの関係。”
だんだん俺も彼女の事を好きになっていくうちに、自分の気持ちを彼女に
バレたくないと思うようになる！
【軽い気持ちで付き合い出したふたり。】
今更、遊びの女を本気で好きになったなんて言えないよ。
・・・でも？ なんなんだろうな？
俺達、この先！ どうなるんだろう？
本気で今更、彼女と付き合う気もないし！ 彼女も俺と同じ考えだと思う。
だからって、“他に好きになる女なんて、もうないと思ってる。”
俺が好きな女は、“アイツだけなんだ！”
ただアイツが俺以外に、本気で好きになる男だけは作ってほしくない！
頼むから、アイツには俺だけを見ててくれないかな？
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
