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新しく聖獣のフェンリルのフェンちゃんが家族になりました(3話)

☆腐女子が乙女ゲームのモブに転生した

件☆


☆第3話☆


私は、同人誌作りの為に徹夜した事とBL同人誌を読んだ為に鼻血を出し過ぎで死にました。

気が付くと乙女ゲームのフォーチュンラブストーリーのモブの令嬢のアンズに転生していました。

だからこの乙女ゲームの世界を楽しむ事にしました。


「さてと、まずは、何からしようかな……

せっかく乙女ゲームの世界に転生したのだから魔法を練習しよう!」


私は、これからの事を考えました。

せっかく乙女ゲームの世界に転生したから魔法の練習をする事にしました。


私は、屋敷の書庫に魔法の本を探しに行きました。


「魔法は、イメージが大切です……

それによって魔法の効果が変わります……


なるほど魔法は、イメージが大切なんだね。

それならば回復魔法を練習してみよう!


回復魔法は、愛が大切なのですね……


愛って言ったらBL愛もGL愛も誰にも負けないよ!

これならば私にも回復魔法が使えるよ!

誰に試そうかな……」


私は、魔法の書物を読んで魔法の知識を確かめました。

魔法を試す為に外に出ました。


「ワンちゃんが怪我をしています!?

ど、どうしよう……

このままでは、ワンちゃんが危ないよ…


よ、よし、回復魔法を試してみましょう!」


私は、屋敷の庭を歩いていると怪我をしている仔犬に気がつきました。

このままでは、仔犬が死ぬかもって思いました。

だから仔犬に回復魔法を試してみる事にしました。


「魔法は、想像力……

回復魔法は、愛……」


(そう言えば仔犬って男の子みたいですね……

攻めの男の子も良いですよね……

受けの男の子も良いですよね……

男の子が男の子を看病してやがて惹かれ合う2人……

そして愛が育てて行き……

やがて愛し合う2人……

そこには、真実の愛が見栄える事になります……)


私は、仔犬を抱き締めて究極の愛の形を妄想しました。

すると私の体だと仔犬を黄金色に輝く光が包み込んで行きました。

気が付くと仔犬の怪我が治っていました。


「良かった……

ワン7怪我が良くなったのね……


うん、やっぱりBL愛は、世界を救いますね!」


私は、BL愛で回復魔法を使えたのを見て改めてBL愛が世界を救うって思いました。


「我を救ってくれたのは、あなた様ですか……?

我は、聖獣フェンリル。

我の力を狙う冒険者達に討伐されそうになった。

命ギリギリでこの屋敷の庭に逃げてきた。

命を救ってくれて感謝する。


どうか、我と契約して主になってくれぬだろうか?」


仔犬の聖獣フェンリルは、ゆっくりと起き上がり1回私を顔を舐めました。

そして仔犬の聖獣フェンリルと契約してほしい事をお願いしました。


「わーー!?

ワンちゃんが喋ります!? 

さすがは、乙女ゲームの世界だよ!?


でも契約……?

飼い主になってほしい事だよね?

良いよ。

契約してあげる。

仔犬を飼いたいって思っていたのだよね」


私は、仔犬が人間の言葉を話すのが嬉しくて満面な笑みを浮かべました。

仔犬の聖獣フェンリルが私の飼い犬になってくれるのが嬉しくてニコニコ笑顔になりました。

 

「うむ、それで構わぬ。

それでは、我のおでこにお主のおでこを付けてくれ」


仔犬の聖獣フェンリルは、目を瞑り私の方に頭を向けました。


「うんと……

これで良いかな……?」


私は、仔犬の聖獣フェンリルのおでこに自分の?をくっつけました。


「我は、あなた様を主と認めて一生使える事を誓います……」


仔犬の聖獣フェンリルは、誓いの言葉を呟いた。

すると仔犬の聖獣フェンリルの体が光輝いた。

そしてフェンリルの魔力が私の中に流れて来るのを感じた。

私の手に光る犬の紋章が現れた。

そしてフェンリルのおでこにも光る犬の紋章が現れた。


「これで契約完了だ。


主よ、我に名前を付けてくれ」


フェンリルは、じっと私を見つめました。


「名前……?


うーん、フェンリルだから……フェンちゃん!

どうかな、フェンちゃん?」


私と尻尾がある人間の幼女の姿に変わりました。


「フェンちゃん……

良い名前じゃ。

主よ、感謝する」


フェンちゃんは、軽く頭を下げて私に敬意を表した。 


「わーー、フェンちゃん、可愛らしいよ!?


でも固いよ。

私の事は、呼び捨てでアンズって呼んでよ。

これは、主としてのお願いだよ」


私は、フェンちゃんに抱き着いてニコニコ笑顔になりました。

そして私の事を呼び捨てにしてほしい事をお願いした。

 

「主には、敵わぬな……


解った。

これからは、主の事をアンズと呼び捨てにしよう」


フェンちゃんは、困った様に苦笑いを浮かべた。


「ありがとう、フェンちゃん!


これからよろしくね、フェンちゃん」


私は、フェンちゃんに抱き着いてニコニコ笑顔でこれからの事をお願いした。


「ああ、これからよろしく頼む、アンズ」

 

フェンちゃんは、私を抱き締め返してニッコリと笑った。


こうして私の新しい家族のフェンちゃんが出来た。

これからの乙女ゲームの世界での生活がさらに楽しみになった。


〜つづく〜

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