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比較的最近更新した短編のまとめ場所

だから善意を受け取って

作者: リィズ・ブランディシュカ
掲載日:2024/05/25



 本当にこのトロフィーを受け取っていいのかな?


 私達はチーム、頑張ったのは皆なのに。


 そしたら舞台に上がって来た監督が肩を叩いた。


「遠慮なんかするな。遠慮もすぎれば周りを不快にするんだぞ」


「だから善意は素直に受け取っておけ」






 うーん。


 怪我で動けない。


 これは困ったな。


 家の中で頭を抱えていると、玄関からチャイムの音が。


 四苦八苦しながらたどり着くと、隣の家のおばちゃんが顔をのぞかせた。


「これおすそ分け、ご近所同士でしょう?」


「困った時は、お互い様よ」







 うわっ、急に雨が降り出した。


 どうしよう。


 今日は大事な書類を抱えてるのに。


 この雨じゃ会社に戻るまでずぶぬれになっちゃう。


「大丈夫? 良かったらこの傘を貸してあげるよ」


「遠慮なんかしないで、このままじゃ風邪をひいちゃうよ?」







 一つしかない人生なんだから、私は自分の夢を追いかけたい。


 でも、人生の成功者には、私の道がいばらの道だと分かってるみたいだから。


 色々あれこれ言ってくるのよね。


 デメリット? 失敗の可能性が多い?


 そんな事、他でもない私が一番わかってるのに。


「おまえの事を思いやって、忠告してやってるのに」


「人の善意は素直に受け取っておくべきだぞ」









 悪質なセールスマンに捕まってしまった。


 ここ、一体どこの建物なの?


 どうしよう。


 私、意思が弱いからここから解放してくれるなら、ちょっとくらいお金を払ってもいいって思っちゃう。


「本当にいいの? 損をしても知らないよ。今ならとってもお得なセットがついてくるのに」


「これは善意で教えてあげてるんだけどな~」









 いじめられて別の場所へ引っ越したんだけど、色々な事が上手くいかなくて気がめいっちゃう。


 ああ、何も考えたくない。


 目も耳もふさいでじっとしていたい。


 今何かすると、誰かを傷つけてしまいそう。


「新参者だと思って気にかけてやったのに、その態度は何だ。ちゃんとなじむ努力をしろよ」


「恩知らずめ。散々善意で世話してやったっていうのに」



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