決意の言葉
私が16歳の時に書いたものです。
同性愛に悩んで俯いて歩いている人の心に届けば幸せです。
普通の女のコに産まれたかった。
男のコを好きになったことはあるけど、何か違うの。
きっと本気で好きではない。
いつも恋に落ちるのは女のコ。
可愛いくてキュンとなって惚れて夢中になってしまうのは女のコ。
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昔からそうだ。
ずっと悩んできた。
誰にも言えないこと。
言ってしまえば全てを失いそうで怖い。
言えないって辛い。
理解のない世の中に生きるのは辛い。
誰も味方がいないのは辛い。
今が辛いの。
*
どうして恋愛は異性同士なのか。
どうして同性愛は偏見があるのか。どうして否定されるのか。
認められないのか。
同性愛には先が、夢がないからなのか。
同じ性別では幸せが手に入れられないのか。異性との恋愛で幸せが手に入るのだろうか。
幸せとは何だろうか。
幸せは一人ひとり違う。
私の幸せは同性愛なのだろうか。
*
今までずっと受けいられずにいたが、今、私は同性愛者だと受け入れることができる。
これが私だから。もっと自分に自信を持ちたいのだ。
どんなに世の中や、親や、友達に否定されようとも、固く立って胸を張れるような人になりたいのだ。
私は強く生きたい。
強く生きて行くのです。
私の決意がいつか世界中の私と同じ立場の人に届きますように。