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私のムカツキ

「何?」

いきなり話掛けられた。

しかもスカート曲げてるヤツに。

化粧もヤバイし、髪も染めてる。

でも、素の顔は可愛いかも。

案外いい人だったりして?

「アンタ、ナニ様のつもり?」

前言撤回。

「・・・・はあ?」

「ちょっと可愛くて男子共にモテルからって、威張んないでよ」

意味わかんない。

「なんのこと?」

「惚けんじゃないわよ。

 葛城海斗といい、斎藤といい、なんでアンタみたいなヤツが人気なのよ」

「知らないわよ、そんなこと」

「ふん、まぁアンタみたいなヤツはどうせ男に興味無い振りしてんでしょ」

カチンときた。

「思いたきゃ、勝手に思えばいいじゃない」

「はぁ?」

今度は安西がイラつく番だった。

「思い込みが激しいこと。

 大体、なんなのその身なり。

 髪を染め直して、化粧落として、第一ボタンしめて、

 リボンキツくして、シャツ入れて、スカート直して、

 靴下変えてから私に指摘しなさい!」

「なっ・・・」

私の説教マシンガンにうろたえない者はいない。

踵を返して私は教室を退出した。

ふん、ざまぁみろ。


教室に戻ると、男子が馬鹿馬鹿しいことをしていた。

黒板には、「彼女にしたい女子ランキング」という文字がでかでかとあった。

暇なヤツらだ。

ふと1位のほうに目をやると、そこには・・・。


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