表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/31

私の愚痴

人はめんどくさい。

自分の言いたいことをがまんして言わず、周りの顔色ばかり伺い、騙し、騙され、偽りの友情を深めていく。

人は残酷だ。

自分さえよければいい、友達のふりして、最後は手のひら返して笑い者にする。

だから私は一人を選んだ。

嘘はつきたくない。

傷つけたくない。

傷つきたくない。

友達なんていらない。

友情なんて幻だ。


騒がしい教室で、私は一人、机に参考書をひろげる。

皆自分らの置かれた状況を理解してない。

明後日は中間テスト。

中三のくせして、勉強している気配が全く感じられない。

将来のことは、考えてないみたい。

(馬鹿じゃないの?)

でも注意なんかしない。

だってこいつらの未来心配してられる余裕なんかない。

私の予想では、ここにいるやつらの80%は就職難民になる。

(ふん、ざまぁみろ!)

私は中一の頃から席次はずっと1番。

体育は満点。

通信簿は毎回オール5。

誰もが認める満点女子だ。

そのせいか、周りは私を遠巻きにしている。

こんなやつらと一緒なったら、馬鹿がうつる。

嫌いだ。

ガラッ。

派手な音を立ててドアが開いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ