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文化祭準備!

5時間目


私は学級委員長が前に出てうちのクラスがやる文化祭の内容を決めるのかと思っていたのだが、なぜか先生が前に立って話を進めていた。


「じゃあ、文化祭でやりたいのがある人手を挙げて」


…そしてちゃっかり先生が手を挙げている。

生徒達は誰も手を挙げておらず、ポカーンとしていたり笑っている子がいた。


「じゃあ先生からな、先生はコスプレスタンプラリーがいいと思います!」


「まずみんなコスプレしていろんな所に散らばります。そしてお客さんたちは、カードに書かれているコスプレの服を着た人にハンコをもらわないといけないというやつです‼︎全部ハンコが揃った人にはちょっとした景品をプレゼント!」


「おっいいんじゃね」

「面白そう」

「散らばってる間にいろんな所に行けるもんな」


先生の意見にみんな賛成した。


一瞬で内容が決まったため、役割分担をし始めた。


このクラスの人数はぴったり30人だ。

教室でルール説明と紙を配る人、宣伝する人の人数は6人。

他、コスプレとなる。

コスプレは12種類あるらしい。

だから2人一緒のコスプレみたい。

ただ、教室で活動する6人は午前と午後でメンバーが変わるみたい。


「よしっ、じゃあ分担分けはくじ引きでいいか?その方が速く決められるから」


そして誰も反対の意見を言わずまた、みんな賛成した。


「私が廊下側から回ってくから一枚ずつ引いてけ」


先生くじの準備もうしてあったんだ…


「俺らが最後だな」

「あっほんとだぁ、残り物には福がある!ね!」

「ふふっそうだな」


そして矢神は優しく笑った。


その笑顔眩しすぎて見れない…


「じゃあ最後の2枚葉月、矢神くじを引け」


「葉月いいよ先に引いて」

「じゃあ遠慮なく」


「よしっみんな引いたな」


私は引いた紙を開いて見てみた。

そしたらそこには『コスプレ・オオカミ』と書いてあった。


「葉月何て書いてあった?」

「私はオオカミって書いてあるよ。矢神は?」

「俺はウサギって書いてある」

「おぉ矢神のウサギ見てみたい‼︎」

「絶対に見せない」

「なんでぇ」

「じゃあ葉月もちゃんと俺に葉月のオオカミ見せてな」

「いいよ!」


矢神との会話を終えた後に周りの人達が矢神の紙に書いてあったやつを聞いていた。


そして、ちょうど5時間目が終わった。

一旦10分休憩があるため、みんな出歩き始めた。


そして私達は3人で話した。


「結っ結はなんだった?」

「私はオオカミだよ、莉菜は?」

「私は、ウサギだった」

「あっそれ俺と一緒だ」

「えっ矢神くんもウサギなんだぁ、女の子達がいっぱい寄ってきそうだね」

「やめろぉ」


そして、少し遅れて奏太が来た。


「まあ遥奇元気出せって」

「奏太はなんだったんだ?」

「俺はオオカミだぜ」

「あっ私と一緒だ」

「えっそれってすごくない?だって私と矢神が同じで結と奏太が一緒っでって4人の中で2種類って」

「そうだね!すごい」


そんな話をしていたらあっという間に6時間目が始まった。

次は、いろんな事をした。

くじ引きで決まったのを先生に報告したり看板作りの意見出したりした。


そんなこんなでやっていたらあっという間に6時間目も終わってしまった。


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