教室2
お昼の時間、私は莉菜と一緒に中庭のベンチでお弁当を食べる。
「ねぇねぇ!どおだった、矢神くんは」
「かっこいいと思うよ」
「でしょでしょ!」
「結は2年生になってやっと矢神くんの存在を知ったのか…逆にすごいな」
「すごいでしょー」
「ほめてないっ」
「むぅー」
そんな会話をしていたらあっという間に時間が過ぎた。
そして授業が終わり、放課後になった。
帰る時、奏太が話しかけてきた
「矢神ってすごいよな」
「そうだね、あんなにかっこいいもんね」
「結も矢神のファンか?」
「違うよ」
「そうか、珍しいな」
「そお?」
「あぁ、女子の大体は矢神ファンだからな」
「へぇ、でも奏太もモテてるんじゃない?」
「そうか?結はもしかして俺のファンか?」
「違うから、からかわないでよ」
そして、同時に笑い出した。
そして奏太は『じゃあ、またな』って言って帰っていった。
今日は莉菜は部活が無いため莉菜と一緒に帰った。
家に帰り、すぐにお風呂に入って今パジャマ姿でベットの上でゴロゴロしている。
「今日も疲れたー」
今日は特に疲れた。
初めて話す人とか無駄にテンションが高い先生とか…
今日はもう寝よう。
そして私はぐっすりと眠りについた。
私はその後学校に行くにつれて、奏太とも仲良くなっていった。
それに、クラスで喋れる子がどんどん増えていった。
そして1ヶ月がすぎた。